されどロックな日々 - ANNEX

「されどロックな日々」、別館 (ANNEX) でございます (^^)

オリジナル曲か? カバー曲か? 古典的かつ哲学的、あるいは神学論的な。 その1

 

アマチュアミュージシャン”の端くれとして活動を始めてから、ン十年が経つ。

その間、ときとして大いに盛り上がったりする話題があった。

「オリジナル曲をやるべきか? カバー曲にすべきか?」
という、あれである。
古典的かつ哲学的。
あるいは神学論的な議論と言っても良い(笑)。
かような“命題”(?)の性格上、正解は存在しない。

僕が回答するなら。
自分がやりたいものをやれば良い。
これに尽きる。
オリジナルか、カバーかなど、考える必要もなく、ただひたすら自分の本能に導かれるまま、やりたい楽曲をやればよろしいと思うのである。

音楽の本質はコミュニケーションであり自己表現ってことらしいが、オリジナルをやろうがカバーをやろうが、どのみち両方とも完遂することは不可能ではないはず。
洋の東西を問わず、伝説的ミュージシャン、スーパースターとカテゴライズされるような方々でも、カバーはいくらでもやっているわけだし。

要するに。
考えるだけ、議論するだけ時間の無駄という気もするのだが、バンドのリハの後などにこの話題を持ち出したりすると、勢い盛り上がったりするので、場を熱くする効能があるという点からは、実に役割のあるトピックなのやもしれぬ。
酒席の場持ちが悪くなったらど~ぞみたいな(笑)。

ところで。
昨今のアマチュアミュージシャン界隈の傾向として、オリジナル曲を回避、いや忌避すらするような風潮があるような気がする。
某“短文型SNS”なんかで、例えば『オリジナル曲禁止』とか検索してみる。
あるわあるわ、出て来るわ。
ざくざくと。

要するに、アマチュアによる音楽の現場では、オリジナル曲が嫌われている。
とまでは言わないにしても(苦笑)、まあ、あまり歓迎されていない状況となっていることは否めないようだ。
僕が参加する企画などでも、オリジナル曲をやる人はごくごく限られているケースがほとんど。
やはり、根本的にやりたがる人が少なくなって来ているような、あるいはあまり好かれていないような気がするのである。

なぜか。
「歌詞は使い古された言葉の羅列、メロディはいかにもありがちで陳腐なシロモノ。レベルの低い『オリジナル曲』を聴かされるのはツラい」

「自分の歌詞の世界に入り込み、自己陶酔して歌ってる姿がキモイ」

「皆が知っていて、皆で盛り上がれるカバー曲の方がイイ!」

 

このあたりが、オリジナル曲否定派の主たるポイントかと思われる。
んでもって。
断言してしまおう。
これらはすべて正しい(笑)。
オリジナル曲をやる頻度の高い自らを省みてつとに思う。
あ~、オレ、人様に迷惑かけてるな~。

ええ、ええ、かような自覚はあります。
ありますとも。
十分に。
十二分に。
いや、二十分に、あるいはそれ以上に。
それでもなお。
やはりオリジナル曲に拘泥してしまう自分がいるわけで、聴いてくださっている方々にはいつも御礼を申し上げつつ、密かに詫びをも入れていたりするわけで。

そういえば。
ここ数年、YouTube などヴァーチュアルではもちろん、リアルでも超人気のグループがある。
他でもない、Goosehouse である。
あそこが一気にブレイクしたのも、カバー曲によるところが極めて大きいと思う。
とにかく、世にある名曲の数々を実に上手く、巧みにアレンジし、圧倒的な歌唱力と演奏力で聴かせる、見せる。
使われている楽器はアコギやエレピなど、実にシンプルな編成なのに、とんでもなく魅力的なコンテンツとして魅せている。

この Goosehouse さん、単に動画を見ているだけでも楽しい。

しかし、自分で歌ったり演奏したりするアマチュアミュージシャンにとっては、様々な面から参考となるヒントがてんこ盛りだったりして、「あ~、この曲はこういう風にやればいいのか~」と学ぶところ、得るところ極めて大だったりもする。
マチュア界隈において、オリジナル曲よりもカバー曲が好まれる風潮には、Goosehouse のようなトレンドも少しく影響を与えているような気がする。

とはいえ。
なお。
僕個人的には。
やはりオリジナル曲で行きたいと思うのである。
そしてまた、人のオリジナル曲を聴いてみたいという嗜好があるのである。

何といっても、歌っている人、演奏している人の個性というか、その人にしか出せない世界というか、とにかくその人ならではのものが見えるのは、やはりオリジナル曲であると思われ。

「カバー曲でだって、いくらでも個性は出せるっしょ」
はい、その通りです。
でも、オリジナル曲の方がその人の人となりというか、人間くささのようなものがより鮮明に見えるような気がして圧倒的に面白いのである。
少なくとも、僕にとっては。

 

『オリジナル曲禁止』なんて言葉を検索しても、「検索結果と一致するものはありません」というメッセージが出るような時代が来ることを夢見つつ(無理か。笑)、細々とでも良いから、とにかくオリジナル曲をやって行きたい、聴いて行きたいと改めて思う土曜の夕刻なのであった。

(※その2に続く)

浅香唯『C-Girl』 ~ Bメロが聴かせる曲は間違いなく名曲なのだ

どんな楽曲でも、共通だと思うのであるが。

曲の展開において、最も重きを置かれるのはサビ(chorus)なわけで。


その次に重要なのが、出だしからのAメロ(verse)か。
ツカミはOKって感じで。

 

んでもって、Bメロ(bridge)というのは、サビでの盛り上がりを効果的にキメるための前哨、前フリみたいな……?
どちらかというと、Bメロというのは裏方さんというか、縁の下の力持ち的な立ち位置にいるような気がする。
A-B-C のラインにおいて、何とな~く地味なポジションにあるというか。

 

しかしである。
やはり名曲といわれる作品には、Bメロが素晴らしいものが少なくない。
てか、多い。
Bメロがイイ曲は名曲である!と言い切ってしまっても良いw

 

で。
浅香唯の『C-Girl』である。
実に見事な展開なのである。
Bメロがさりげなく転調していて、歌詞も何気なく視点をずらしてあったりする。
で、サビに入ると元のキーに戻り、一気にテーマになだれ込み、ブリ盛り上がるという趣向。

 

上手いな~。

 

とはいえ。

楽曲が良いだけではヒットしない。

この曲がヒットしたのは、最終的にはやはり浅香唯という類稀なる才能を持ったアイドルによって歌われたところも大きいと思う。

コワモテ風間三姉妹スケバン刑事の末妹はダテじゃないっす。

 

しかし。

それでもなお。

この曲がヒットした要因の一つとして、楽曲の凄さも大きく寄与していたと考える。

まさに匠による名作なのである。

 

ところで、そうだ。

転調が絶妙と言えば、やはりTK氏などもしかりで、かつてのヒット曲にはかなり取り入れられていたような記憶。
あくまでもさりげなく。
何気なく。
淀みなく。

 

僕自身も作詞とか作曲の真似事をしている関係上、時には転調なんかも取り入れたりするのだけれども、ブリッジで使うのがせいぜいで、曲中にさりげな~く埋め込む匠の技にまではまだまだ至っていないという状況。
近々挑んでみようかと……。
思ったりもしている。
ような気がする。
時期未詳w
2B decided ...

www.youtube.com

楽器取り付け型シェーカー「BeatJack」(ビートジャック)レヴュー

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楽器取り付け型シェーカー「BeatJack」(ビートジャック)レヴュー


シェーカーといえば、特に音楽をやる人でなくても、誰でもが楽しめるパーカッションとして重宝されている楽器のひとつであろう。
手拍子の延長という感じで、手軽にパーカション的なテイストを味わえるところが二重マルだったりする。

そういえば、その昔。
まだフィルムカメラが全盛だった、2000年代前半ごろの話。
某ストリートフェスに出演者として参加したとき、主催者のボランティアさんたちが、写真用のフィルムケースにビーズを詰めたシンプルなシェーカーを作り、道行く人々に配っていた。
で、受け取った人々は、ストリートのミュージシャンたちによる演奏に合わせてシェーカーを振って一緒に音楽を楽しめるという趣向である。
なかなかにイキなアレンジなのであった。

で、今回。
楽器に取り付けるシェーカー『ビートジャック』(BeatJack)を入手してみた。
メーカーは、その名を 123MUSIC.JP という。

メーカーサイトによれば:
ウクレレジャンベカホンなど、お手持ちの楽器に取り付けて新しいサウンドを生み出す、特許出願中・意匠登録申請済の新しいタイプのシェーカー」
とのこと。

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僕は早速手持ちのウクレレに装着し、色々と試してみた。
楽器に「取り付ける」ということは、何か特にスペシャルな加工が必要なのか?というと……。
まったく、必要ない。
強力な磁石によって、楽器の内側から固定する形となっており、一切の加工や改造は不要なのである。これは実にありがたい。

キットにはカプセルの中に入れるサウンドボール(ビーズ状の玉)が3種類入っており、音や見た目の好みに合わせてチョイスすれば良い。

ウクレレに装着する場合、どこに取り付けるかでちょっと迷うところではあるが、これまた自分がどのようにビートジャックを使いたいのかを考えれば、おのずと答えは得られるというもの。
ビートジャック本体を手で叩くことによって音を出したいのであれば、ウクレレの下側、例えばウクレレの表板の下方、あるいは下方側板に付けるのが順当かと思われる。
僕も色々と試してみたのだが、最終的にはウクレレ本体をシェイクして音を出すのがベストという結論に達したため、ウクレレの上側、ちょうどネックわきに当たる側板に付けることにした。

ウクレレをシェイクする」と言われても、なかなかイメージがわきづらいかもしれないが(笑)、左手でネックを上下に揺らすことによってシェーカーをシェイクしようという試みである。

詳しくは動画を見ていただければと思うが、実際にプレイしてみると、これが実に楽しい。ウクレレの軽快な音にぴったりフィット、しかも何気に、しかししっかりとグルーヴが得られたりする。
実際のライブにおいては、通常、お客さんが手拍子をしてくれるタイミングに合わせてビートジャックを鳴らしてみた。
ちなみに、実戦使用はこれまでに2回、いわゆるオープンマイク企画でデビューさせてみた。

僕がビートジャックを付けたウクレレを持ち出すと、お客さんたちは興味津々となり。
いざ演奏が始まると、「あ~、なるほど、そういうふうに使うのか!」という感じで納得(?)、ビートジャックに合わせて手拍子を入れてくれたりして、非常に好感触なのであった。

視覚的にもがっつり訴求力があるし、もちろん出て来る音は楽しいし、このビートジャック、今後色々な使い方をされて、結構な強者に化ける可能性大と思った次第。

自分だけでシェーカーとウクレレ一人二役をやれるのは楽しいし、まあ歌うことも考えれば一人三役なわけで、強力な助っ人になってくれるのであった。

かように頼もしい相棒になったビートジャックではあるが、ひとつリクエストするとすれば、ぜひ小さめのカプセルをオプションか何かで出してもらえれば非常にありがたいと思う。
現行のカプセルでもとりあえずは十分なのだが、カプセルがやや大ぶりなため、ビーズの『飛距離』が長くなり、曲によっては時として鳴りが冗長に感じられてしまうことが無きにしも非ずということで。
つまり、カプセルの中のビーズが落ち着くまでの時間が長くなる、つまりは鳴っている時間が長くなるということなのであるが。
ドラムのスネアを短く「バシッ」という音でキメるときのように、ビートジャックの音もバシッと短く切ることができれば、演奏により幅が持たせられ、より小気味良いグルーヴが出せるのではないかと思った。
この辺り、オプションのような形でぜひともメーカーさんに期待したいところ。

とまれ。
このビートジャック、かなり楽しい楽器である。
ウクレレ以外にも取り付けられる楽器は多々あり、楽しむ方法はまだまだいくらでもありそうな気配。

見た目はキャッチーだし、ナリは小さくても結構なノリを出せるため、お客さんたちに喜んでもらえるし、結果として手拍子が自然発生的にもらえたりして、ライブの現場が盛り上がってくれたのは本当にありがたいことであった。

新たなるこの相棒とは、今後付き合いが長くなりそうな予感なのである。

【使用例】
ウクレレ
Famous FS-1G

www.youtube.com

 

【メーカーサイト】

www.123music.jp

 

MSPピックアップ・レヴュー

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2016年の11月中旬。
アコースティック楽器用のコンタクト型ピックアップを購入してみた。
その名を「MSP ピックアップ」という。

メーカーは、愛知県犬山市にある「123MUSIC.JP」だ。
MSPとは、“Magnet Sandwitched Pickup”の略であり、ピックアップを内蔵していないタイプのアコースティック楽器でも、特に改造の必要もなく、磁石でピックアップを固定できるという、なかなかにユニークな製品である。

2016年から17年にかけての年末年始には色々なライヴやイベントに参加したのだが、このMSP、非常に良い仕事をしてくれた。ちなみに、購入以来、これまでに9カ所、9回のライヴで使用している(17年1月時点)。
会場の内訳は、キャパ20人程度のアットホームなライブハウスから、80人の中規模ライブハウス、またキャパ200人の小規模ホールまでである。

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色々と特筆すべき点はあるが、以下、いくつかポイントを列挙してみる。

1)音質が良い。
貼り付け型のピックアップには、えてして音がこもりがちになるという宿命がある。
しかるに、MSPにはこれが当てはまらない。ブリッジ下に埋め込むタイプのピックアップや、グースネックの先に付いたコンデンサーマイクでボディ内の音を拾うタイプのピックアップにまったく引けを取らない、クリアでエッジの効いたサウンドが得られる。単音、和音ともに、音の輪郭がしっかり出るのである。

2)楽器を傷つけない
強力なマグネットで楽器に装着する仕様になっているため、楽器に加工がまったく不要である。ヴィンテージ楽器にも何ら躊躇うこともなく装着することができる。

3)サウンドバリュエーションがきわめて豊富である。
取り付ける、つまりは貼り付ける場所によって、色々なサウンドバリュエーションが楽しめる。これは面白い。
基本的にはブリッジ近辺の表板に配置するのがオーソドックスなアプローチだろうが、敢えてネック寄りの表板に付けてみたり、サウンドホールの真下に付けて見たり、はたまたボディサイドに付けてみたりと色々試してみるのも面白い。驚くことに、かなり音質が変化するのである。
また、ピックアップ本体をそのままウクレレやギターに張り付けても良いが、付属のフェルトでできた緩衝材をはさんでみると、音が実にまろやかになる。オシロスコープなどで波形を見たなら、恐らく角がずいぶんと丸くなっているものと思われる。

4)プリアンプを使うと、より効果的
キャパが30人程度ぐらいまでのハコなら、特にプリアンプを使わずとも何とかなった。つまり、あまり神経質にならない限り、PAやアンプでそれなりに自分の好みの音が出せるし、そのコントロールも手軽にできるケースがほとんど。
しかし、50人以上が入るライブハウスやホールの場合には、PAのオペレーターさんも遠いところに座っていたりするし、細かいニュアンスなどが出しにくくなることもあり、そうなるとやはり手元でしっかりと音をコントロールできるような環境が欲しい。
最も手っ取り早いのは、プリアンプを使うことであろう。
僕の場合、ウクレレには L.R. Baggs の GigPro を愛用している。これはベルトクリップで腰の後ろ側にセットすることができるので、色々と動き回ることもあるライヴでは非常にありがたい。
コントロール類としては、27Hz-200Hz の可変トリム、トレブル、ベース、ゲイントリム、位相スイッチなどを、その小さな本体に擁する。
このプリアンプ、実に小さく手軽なのであるが、その機能はなかなか優秀、またMSPとの相性も抜群で、大きめのハコには非常に有用である。
ちなみに、アコギを弾くときには、定番のアイテム Para Acoustic D.I. を使用している。

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5)エフェクターとの相性が良い。
音作り、サウンドコントロールという点からすると、アコースティック専用なら、例えば Zoom の A3 あたりが妥当か。
僕の場合、LINE6 の POD や BOSS の ME-25 をかましてみたのだが、歪み系から空間系、はたまたモジュレーション系、ダイナミクス系からフィルター系に至るまで、しっかりと音が変化し、様々なサウンドヴァリエーションを楽しめた。MSPは各種エフェクターとの相性もなかなか良いという印象。

6)ハウリングに強い。
これまで9回のライブにおいて、ハウリングに悩まされたことは1回もなかった。
ライヴの現場において、これは実にありがたいことである。
今まで、様々なアコースティック系のピックアップを使ってみて、何気に大いに悩まされたのがハウリングであった。事前にボリュームやEQでしっかり調整してあっても、ちょっとしたことで「ブゥ~ン」やら「キィ~ン」やらというあの音が聞こえてくることがままある。
ライヴの現場というのは忙しい。ごった返していると言っても良い。
演奏中、ちょっとモニターなどに近づいただけでいきなりハウったりされると、その調整でなかなかに面倒だったりするし、場合によってはオーディエンスに不快感を与えてしまうことだってある。
最近ではプリアンプやエフェクターハウリングを解消、相殺する機能が付いているものもあるが、そのようなファンクションを使わずしてハウリングが起きず、すんなりとライヴに集中できるイクイップメントはそれだけでかなりありがたかったりするものだ。

7)抜群のコストパフォーマンス
僕はこれまでにフィッシュマンや L.R. Baggs などのアコースティック楽器用ピックアップを色々と試して来た。用途としては、必ずしもウクレレばかりではなく、むしろアコギのほうが多かったのであるが、費用対効果を考えた場合、MSPは圧倒的に強い。文句なくナンバー1である。
次点、ナンバー2に付けるのは L.R. Baggs の M-80 あたりであろうか。
MSPを製造する 123music.jp は、決して巨大なるメーカーではないが、MSP以外にも様々にユニークな製品をマーケットに送り出している。

特に何らかの難がある製品ではないが、一点、あえてリクエストするとすれば、MSP専用に設計されたプリアンプが欲しいところ。僕にとっては、GigPro や Para Acoustic D.I. が優秀な分、特に要らないような気もするが、一方において、専用設計のプリならば、MSPの持つポテンシャルがさらに引き出せ、良い仕事をしてくれるのではないかと考える次第。

とまれ、このMSP、音質や使い勝手の良さ、外部機器との相性、ハウリングの心配無用、抜群のコスパなどの点からして、当面は僕のライヴにおける欠かせない相棒として非常に重要な役割を果たしてくれそうな予感がするのであった。

【使用例、その1】

ウクレレ
Koaloha KCM-02

www.youtube.com

【使用例、その2】
アコースティックギター
Martin D-18S (1973)

www.youtube.com

 

【使用例、その3】

※ホールでのライヴに使用

ウクレレ

Koaloha KCM-02

www.youtube.com

 

【メーカーサイト】

www.123music.jp

 

 

 

エレクトリックでロックなど

2013年1月からはアコギで。

2015年1月からはウクレレでも。

弾き語りをおっ始めたワタシ。

 

爾来、オリジナル曲を書いたりもするしw

アコースティックでロックしたりもするし。

優しくてふわふわしたフォークソングをまったりと弾いたりもするし。

 

要するに、アコースティックをメインにやって行くような形になっているのだけれども、やはりたまに、というか年に4~5回はエレクトリックもやっております。

 

1月21~22日はカフェじみへんの5周年企画でした。

 

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Special thanks to Lenzo-san of El Jugador in Kokubunji :-)

ベビメタの私服姿はキツネ様のご託宣によるシークレット・アイデンティティなのである

※(注)これは僕の想像、空想、妄想、連想、夢想などが全開になっている作文である。したがって、自分にとってすこぶる都合の良い解釈、曲解、仮説、思い込み、ロジックの飛躍、あるいは破綻などに満ちており、正確性や客観性、フェアなものの見方や考え方などはもとより望むべくもなく、微塵も存在しない。

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「ベビメタの私服姿はキツネ様のご託宣によるシークレット・アイデンティティなのである」


今年も残りあと40日少々らしい。

振り返ってみるに、夏から秋にかけては:
7月フジロック
8月白ミサ
9月ドーム
10月LV
11月楽器フェア(神バン麺さんたち登場)
と、僕にとっては実に恵まれた日々なのであった。
去年はチケット運から完全に見放され、実に悲惨な日々を送っていた。
今年の連荘レベルから鑑みるに、とりあえず一昨年並みに恵まれた年であったといえようか。

んでもって。

さくら学院のイベント2日目にゆいもあが来ていたとの報。
しかもそのバックステージ写真がアップされ。

……。

感涙。

やっぱりイイ。

何がって、ゆいもあのいるさ学がである。
ついつい。
つくづく。
ながめることしばし……。

それにしても。
今回公開されたおさしん。

水野さんと菊地さんの私服が良い。
圧倒的に良い。
良すぎて鼻血が出そうになった。

BABYMETAL といえば、今や押しも押されもせぬ。
てか、つまりもはや押そうと思っても誰も押せないほどの実力を持ったモンスターグループに育ち上がっているわけで、そのメンバーであるならば、セレブよろしくド派手でド目立つ恰好をしていてもまったく不思議ではない。
一般論として。

また、ベビメタほどの人気グループになってくれば、オトコ関係が派手になっていても一向に不思議ではない。
一般論として。

んで、そういうのが目に見える形として出て来る傾向のひとつが服装ともいえるわけで、ちょっと見まわしてみれば、人気が出たとたん、妖しげでビッチーなカッコになっちゃったりするお嬢さんたちは枚挙にいとまが無い。

その意味において、ゆいもあはベビメタスピリットを忘れず、しっかりとそれを具現しているといえよう。

昨今、アイドルの形態には色々ある。
中でも数多く見られるのが、セクシーさ、あるいはもっとストレートな“エロさ”を前面に打ち出したスタイルである。

ベビメタやさ学がかようなグループとは一線を画していることは今さら僕が言う必要もあるまい(言ってるかw)。

※まあ、そもそも論として、もはやベビメタはアイドルではないという見方もあるが。

で、だ。
もとい。
水野さん&菊地さんなのである。

あらま〜。
何とも垢抜けないお姿。
僕の実家付近に多く見られる女子たちみたいなイキフン。
およふくも髪型も。

(* ´Д゜*)

がっ。
しかし。

そう。

それで良いのだ。
ていうか、そうあるべきなのだ。

スーパースターになりつつあるといっても、あくまでもベビメタはベビメタであり、他のアイドルさんたち、あるいはアーティストさんたちとは別の存在であり続けてもらいたいわけで。

もしも二人がビッチーな私服に身を包んでいたりしたら……。
いや。
それはなかろう。
考える必要もあるまい。

ちなみに。
同様なことはすうさんにも言える。

今回の写真を持ち出すまでもなく、中元さんもオフステージにおいてはがっつりベビメタスピリットを具現していると思う。
私服姿がネタになることは多いし、伝説のようになることすらあり、それは例えば(以下ry)w

オンステージではスーパースター、スーパーエンタテイナーとしてド派手に。
オフステージではダサく、ぢゃなくて、しっぽり抑えてw


つらつら思うに。
もしかしたら。
3人の私服姿は、個人の好みというよりも。
ツネ様のご託宣による世をしのぶ仮の姿。
シークレット・アイデンティティなのかと思ったりするわけだが。
それまた otfgk ということで良いのであろう。

ん。
良いのである。

BABYMETAL は BABYMETAL であり続けるのである。

ベビメタメイトであることに対して、ロリコンだのドルヲタだのとウダウダ言って来る連中を一発で黙らせる方法w

今日は7月4日。
ってことは、もちろんあの日なわけで。
場末の末端ブログながら、ここは一言。

BABYMETAL は MOAMETAL こと菊地最愛さん、お誕生日、おめでとうございます。
今後ますますのご活躍とご発展とを心より祈念しております。

かしこ。
旅瀬 健 拝

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本日のお題:「ベビメタメイトであることに対して、ロリだのドルヲタだのとウダウダ言って来る連中を一発で黙らせる方法w」

※(注)これは僕の想像、空想、妄想、連想、夢想などが全開になっている作文である。したがって、自分にとってすこぶる都合の良い解釈、曲解、仮説、思い込み、ロジックの飛躍、あるいは破綻などに満ちており、正確性や客観性、フェアなものの見方や考え方などはもとより望むべくもなく、微塵も存在しない。

いよいよ夏本番。
フェスや白ミサ、ドームなど、日本におけるベビメタカレンダーが、いよいよ忙しくなって来る季節。
僕の場合、今のところフジロックと東京ドームだけが確定となっているが、何はともあれわくわくなのであるw

さて。
ベビメタメイトをやってると、たまに出くわすことがある。

え゙〜っ、アイドルが好きなのお?
→思いっきり好奇の目(うっせ〜よ)。

もしかしてロリコン
→疑いと軽蔑のブレンド(芯でくれ)。

イイ年ぶっ転がしてさ〜、ヤバくね?w
→おちょくり二百パーセント(アタマワル杉)。

そうそう。
つまりはその手の一般の方々である。
色メガネをかけているのが特徴だったりする。
メイトさんなら、多かれ少なかれ、かような御方に遭遇したことがあるのではないか。
情弱丸出しwベビメタを単なるアイドルと認識し、ベビメタ好きイコールロリ&ドルヲタとか考えてる御仁である。

正直、結構ウザかったりするわけだが、そのような、げにやかましき有象無象を一発で黙らせる、画期的な方法w について作文してみる。

僕が本格的にベビメタに入れ込み始めたのは、2年前、2014年の3月初旬のことだった。
ストーンズの来日。
そして、確定申告。
年度末の月ということもあり、その他諸々でもとっ散らかっているときであった。
ベビメタの武道館公演があり、ツイッターのタイムラインがベビメタ関連のツイートで大賑わいとなっており、そこからメギツネやギミチョコの動画にたどり着き。
あとは、もう言う必要もないだろうw
ほとんどのメイトさんと同じ道を辿ったわけで。

もともとハードロックやヘヴィメタルが好きだった僕にとって、ティーンネイジャーの女子3人がほぼ完ぺきにシンクロしたダンスを踊り、パワフルなヴォーカルを聞かせるというグループは圧倒的に新鮮だった。

あの頃はとにかく情報に飢えていたので、PCやスマホを駆使し、映像、画像、文章など、ありとあらゆる情報をチェックしまくっていた。

とはいえ。
まだまだ、ファーストアルバムが出て間もない頃であり。
海外での連続的な大成功を収める前の段階であり。
世間一般的にはまだまだ知られていないような状況というか、言うなればマニアが好むアイドルグループ……的な見方をされていたというか、そんな感じのポジショニングであったような気がする。

それゆえ、一般のメディアにおいてはまだまだ扱いが無きに等しく、主として音楽サイトやアイドルサイトなどで、僕は情報収集にいそしんでいた。

で。
そんなことを続けていれば、当然、先述のようなナイスな言葉を僕に向かって言い放つ連中が出現するのも、ごくごく自然の流れであった。

まあ、正直なところ、硬派のHR/HM好きを自称していた僕にとっては、女の子オンナのコした衣装を着た女子たちが歌い踊るグループに熱を上げることにまったく抵抗がなかったかといえば、そうでもない(正直)。
ちょっとした葛藤のようなものは心中あったような気がするし、人には気づかれたくないというような気持ちも、少なくともファンになりたての頃にはあったような気がする。

だが、ベビメタの3人は、僕が密かに抱いていた、葛藤というかコンフリクトというか、とにかくそのようなモヤモヤをあっけなく吹き飛ばしてしまった。
つまり、ベビメタの魅力は、僕の内面において、圧倒的な制圧力を持っていたということであり。
隠すのメンドクセ〜し、開けっ広げの丸出しでいいんじゃね?
という状態に変わって行ったわけで。
単なる一(いち)ファンから濃厚なるメイトへの変貌……みたいなw

その流れの中、アポカリプスの会員になったり、O-EAST で続けざまにライヴ観戦して行くことによって、ますます重症的真性ヲタになって行った僕だが、ロリだのビョーキだのと言ってよこす連中は基本的にベビメタのことを知らなすぎる。
何にも知らずに、ただ形だけを見て、ごく普通のありふれたアイドルと同列に扱っている。
音楽的な凄さやパフォーマーとしてのずば抜けた才能を知らなすぎる。
要するにこいつらは皆ベビメタについて無知であるからこそ、つまらないことをオレに言ってよこしている。
と認識するに至った。

で、あるならば。
ロリだのヲタだの何だのと言ってよこす方々を相手にしないとか、放っておくとか、無視するとかいうのはもったいない。

喜んでお相手して差し上げましょう。
教えてあげましょう。
講釈してあげましょう。
微に入り細を穿って語ってあげましょう。
喜んで(はあと)。

というわけで。
周囲の方々に何か言われるたび、僕はもれなく、例外なく。
・ベビメタの活躍ぶり。
・人気。
パフォーマーとしての凄さ。
・ステージの素晴らしさ。
・問答無用の強烈な魅力。
・神バンドの迫力。
その他諸々について、熱心に語るようにした。
まさに口角泡を飛ばす勢いで。

一般的に言って。
ロリだのドルヲタだのと言う連中が、相手に期待していることがある。
すなわち、言ってやった相手が:

・恥ずかしがったり。
・慌てふためいたり。
・隠したがったり。
・オロオロしたり。
・しどろもどろになったり。
・キレまくったり、怒り狂ったり。
・必死の形相で反論したり。

こういう状況になると、連中は
・喜び。
・面白がり
・勝ち誇り。
・勢い横柄な態度を取るようになる。
・周囲に誰か他の人がいたりしようものなら、ますますヒートアップしたり(弊社調査による)。

しかし。
その当てが外れると。
つまり、言った相手が、

・カエルのツラにしょんべん。
・暖簾に腕押し。
・糠に釘。
・豆腐に鎹(かすがい)。

みたいな状態であると、奴らは、

・一気に退屈する。
・つまらないという気分になる。
・しおれる。
・萎える。
・意気消沈する。
・たそがれる。
そして、黙り込んでしまうのだ。

当時の僕は、単純に彼らのベビメタに関する無知を補正し、あわよくばファンダムに引き込もうという魂胆を持っていた。
それゆえの説得、説諭であった。
しかし、結果的にそれが彼らの“期待”を大いに裏切ることとなり、一方ではこちらに思わぬ副産物をもたらすことになったわけでw

そういえば。
ときおり僕はバンドやら弾き語りやらをやっているのだけれども。
自分のステージ上から、客席に向かってベビメタの魅力を滔々と語ったこともある。
誰にも訊かれてないのに。
何も訊かれてないのに。
スマホでPVを見せたこともあったし(ねちっこいw)。

2年前に比べた場合、ベビメタの一般的な認知度が格段に上がっていることは、改めて指摘するまでもない。
海外での大人気が逆輸入されて日本市場が刺激されている状態もそろそろ過ぎつつある、つまり日本国内だけでもベビメタに対する認識や評価が徐々に、しかし確実に上がって来ているような気がするし、何よりもベビメタに関する情報が一般的なメディアからもふんだんに獲得することが出来るようになっている状況は、誠に喜ばしいことなのである。
その点からすると、ベビメタ好きイコールロリと捉えるような情弱な向きは断然少なくなっているのやもしれぬが、まだまだ未開な人も少なくないような気もする。

とまれ。
僕の個人的経験からするとだ。
ベビメタ好きをして、ロリ、ヲタ云々と言い放ちおちょくる(死語?w)ようなこざかしい御仁が目の前に御登場の暁には。
宣教師にでもなった心持ちで、笑顔を絶やさずw、しかしひたすら熱心にベビメタの魅力や活躍ぶりを語って差し上げると、あら不思議、相手はあっという間に静かになってしまうのであった。
こちらとしては、何というか、煙幕でも張ったかのような気分になる。

もしかしたら、『学び』や『気づき』が発生して、メイトの仲間入りをしてくれるかもという淡い期待も大切にしておきたいw