水野由結の魅力を検証する。その4 〜 水野さん女優待望論
【水野由結の魅力を検証する。その4 〜 水野さん女優待望論】
※これはあくまでも僕個人の私見であり、偏見は一切ないものの、圧倒的な独断であり主観である。よって客観性などは微塵も存在しない。
2015年5月。
BABYMETAL。
メキシコ、カナダ、アメリカにて合計4公演。
怒涛の1週間が過ぎ、未だにライヴレポや写真、エピソードなどが続々とネットにアップされているベビメタさん。
情報量の多さを改めて考えるまでもなく、たった4公演とはいえ、ベビメタの3人、そして神バンドの成し遂げたことがいかに大きかったかが良〜く分かろうというもの。
それにしても。
そのメンバーの中に困った人がいる。
困りすぎて、本当に困るのである。
他ならぬ水野由結である。
本来、水野さんキメのカードは“可愛い”であり、英語でいう所の“cuteness”“kawaiiness”であった。
にもかかわらずだ。
最近は美しすぎるのである。
「可愛い」がルールだったのに、それを超えてさらに美しすぎるなど、これはもう可愛いオンリールールからの逸脱であり、つまりは明らかなるルール違反であり、公正取引委員会か文部科学省か、さもなければ国際司法裁判所にでも駆け込もうかと真剣に考えざるを得ない。
水野さんが美しすぎる件については、すでに4月24日のエントリーでも触れた。
去る3月、さくら学院卒業式で水野さんが見せた美しさは、NHKホールはもちろん、各映画館で僕のようにLVを見ていた者、全てのため息を誘った(確信)。
そう。
ちょうど卒業式の前後あたりからであったと思う。
水野さんの美貌に加速度が付いたのは。
嗚呼、それなのに。
ここ1週間、メキシコ、カナダ、アメリカで撮られた写真やビデオを見ると、kawaiiness を維持しつつも、その一方でさらにさらに美しさを獲得しているではないか。
もとより水野さんはティーンエージャーなのであるから、放っておいても美しいことは間違いない。
しかし。
直近で撮影された写真やビデオを見るに、可愛いオンリールールからの逸脱はあまりに甚だしく、さらにその美しさには3月来の美しさとは少し趣を異にする部分すら見受けられるのである。
それは単にメークが変わったとか、そういう単純なこと、表面的なことではない。
衣装が派手になったとかいうことでもない。
もちろん“お直し”をしたとか、プラスティックサージャリーに手を出したとか、そんなおぞましい話では毛頭ない。
(てか、とんでもね〜よ、ふざけてんぢゃね〜よ、冗談でもお直しとか言ってんなよ、カス、はい、すんませんです、もう言いません。)
磨きがかかった。
というのもちょっと違うというか、足りないような気がする。
要するに、恐らく外面の問題ではないのである。
自信。
実りある毎日。
精神的充実。
そんな類の何か。
内面的な部分にある何かが、外面的な部分に反映されている。
内面的な何かが、外面的な美しさを加速度的に磨き上げたというか。
これまでのステージで、のべ何万人、何十万人に見られてきたことも大きいかもしれない。
女は見られて美しくなる。
その成果が、ここ最近、目に見えるものとして現出して来たのかもしれないし。
んでもって。
可愛いをこれまでどおりキープしながら、さらには今や美しすぎるというファクターすらもモノにしつつある以上、水野さんはゼッタイに業務拡大を図るべきだと思うのである。
具体的には。
ずばり、女優業への本格参入である。
ちょっと待て。
ワールドツアーが始まったばっかりで、これからベビメタとして今年の快進撃を始めようってときに、何でわざわざ女優なんや。
あ?
ベビメタへの集中力が削がれたらどないすねや?
ファンダメンタリストな向きからは、そう叱咤激励されるやもしれぬ。
もちろん、ベビメタとしての活動は圧倒的、かつ決定的に続けてほしいのだけれども、やはり女優業にもカヴァー範囲を広げるべきであると、僕はつとに思うのである。
実を言うと、その理由、ないし背景は、美しすぎるからという点のみに限らない。
他にもまだある。
海外で快進撃を続けるベビメタを、この1週間ほどPCの小さな画面で追って来た僕ではあるが、1回だけ、大きな画面で見る機会があった。
そう、例の世界最速上映会である。
昨年11月、イギリス、O2 Brixton Academy で撮影されたライヴショウである。
デロリアン発売直前のプレミアムな上映会を、新宿ピカデリー内でも一番大きな劇場“スクリーン1”にて、しかも1番前でかぶりつき鑑賞したのであった。
どうだったのかといえば、もう今さら僕がどうのと解説する必要もあるまい。
キーとなるネタは、すでにネット上へ十二分にアップされているはずだ。
僕が言えることは、ただただ「素晴らしい」の一言に尽きる。
しかし。
一点、僕の注意を引いたことがあった。
それは、IDZにおける水野さんの表情であった。
あの曲自体、非常にデリケートで難しい主題を扱っているがゆえ、ステージで演者として表現する場合、単に可愛い女子でありさえすれば良いというわけでは当然なく、だからこそゆいもあがステージで格闘シーンを繰り広げることには大いなる意味があったりするわけで。
新宿ピカデリーの大スクリーンで鑑賞したIDZ@ O2 Brixton Academy において、僕の注意を引いたのは、水野さんの表情であった。
ほんの一瞬ではあったが、何というか。
切ないというか。
やるせないというか。
哀愁を帯びたというか。
曲中で歌われている主人公の難しい心理をすくい取ったかのような、実に味のある表情を見せたのである。
あれは僕がこれまでに見たことのない表情であった。
もちろん、かような表情を見せながらも、同時にダンス(コレオグラフィ)によっても、歌われている主人公の気持ちを的確に表現していた。
表情とアクションで主人公の気持ちを表現する。
まさに女優の所作である。
僕が水野さんに女優をやってもらいたいと考える理由、その2である。
その3もある。
比較的最近出た雑誌“グラビア・ザ・テレビジョン”に水野さんのソロ写真が出ていた。
あの中の数枚なのだけれども、ベビメタメンバーとして、あるいはさくら学院生徒としてはまったく見たことのない表情の水野由結。
より具体的には、それまで見せたことのない目をし、それまで見せたことのない、誠にまろやかな空気感を漂わせている水野由結。
つまりは、僕にとってはまるで別人のような、丸っきり第三の水野由結が、G・ザ・テレビジョンの中に存在していたのである。
表情、あるいは目、あるいは空気感が違うということは、とどのつまり心理状態が異なるということになろうが、まだまだ僕が知らない水野由結が存在するということを思い知らされたような気がしたわけで。
そして、もちろんであるが。
あの目や表情や空気感が、何ともいえず誠に素晴らしかったのである。
これは、卒業式のときの立ち姿が美しかったこととも相通ずるが、要するに女優の持つ雰囲気を醸し出していたと断言しても良い。
そういえば、2015年3月卒業組の卒業写真集の中にも、あまり見慣れていない表情をしている水野由結がいた。
しかし、インパクトの強さという点からすると、G・ザ・テレビジョンのほうがより強かったように思う。
表情だの空気感だのといえば。
今回のラテンアメリカ〜北米ツアーで撮影された写真の中に、水野由結の後ろ姿を撮ったスナップがあった。
その後ろ姿、背中にちょっとした表情があり、これまた何とも良かったのである。
「後ろ姿に表情」などと書くと、何だかどこかのオッサン俳優か熟年女優の話と間違えられそうではあるが、背中で何かを語れるということも、水野由結に女優としての非凡な才能が潜んでいることを示唆しているといえよう。
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昨今、美しすぎる水野さん。
IDZで、切なくやるせなく哀愁を帯びた表情で、主人公の気持ちを的確に表現していた水野さん。
グラビアで味のある雰囲気を醸し出していた水野さん。
そしてもちろん、元々持っている殺人的な可愛さ。
さらには、まだまだ密かに別の引き出しを持っているかもしれないということ。
これらを総合的かつ包括的に鑑みるに、水野由結が女優としての活動を本格的に開始すべきであるという結論は、極めて容易に導かれよう。
ただし、である。
ベビメタの仕事、YUIMETAL として役割を減らしてくれなどというヤボを言うつもりは毛頭ない。それはあまりに当然だ。
ファンダメンタリストさんたち怖いし、怒られるのやだしw
とはいえ、何らかのダウンサイドというか、リスクがあることは事実であろう。
「女優のが面白いから、ベビメタもうやだ」なんて言われたらゼッタイやだし。
グループ解散につながったなんてことになったら、シャレにもならぬ。
今はまだベビメタに注力して、キツネ様のお告げに沿って世界制覇をコンプリートすべき。
これまた、まったくもって正論中の正論。
この辺り、YUIMETAL と水野由結との役割に係るリソース配分については、アミューズのプロダクションチームというよりは、マネジメントチームの手腕に期待したい。
基本的な考え方としては“演者としての事業多角化”とでも言おうか。
もしくは、ひとりの演者としての、ポートフォリオの充実。
そんな感じで前向きに捉えることができればと思う。
常に努力を惜しまず、勉強熱心な水野さんゆえ、それは十分に可能であると思う。
何せ、ベビメタとさくら学院と、二足の草鞋を履いていたことも過去あるわけだし。
とまれ。
できるだけ若いうちに、何とか女優・水野由結としての本格的なチャレンジを始めてもらいたいと思うのである。
YUIMETAL としてのポジションは維持しつつも、絶対イイ女優さんになると思うね (^^)