されどロックな日々 - ANNEX

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L.R. Baggs の Gigpro すげえの話

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L.R. Baggs の Gigpro すげえの話

 

エレキギター歴はそれなりに長いものの、アコースティックギターを集中的に弾くようになったのは2013年2月から。
2015年1月からは、ウクレレにも手を出しw

 

んでもって、まあ、弾き語りでライヴとかにも出るようになったのだけれども、エレアコやエレウクをラインで鳴らすと、どうしても気になってしまうことがある。

 

あれである。
そう。
あれ。
つまり、典型的というか。
いかにもピックアップで拾ったふうの、ペナペナでやせ細った音。
あれが気になって気になって。

 

エレキに比べると、アコギの音作りは非常に微妙というか、かな~り難しい。
まあ、エレキ用のエフェクターは長年使っているせいもあり、単に使い慣れているだけかもしれないが。

 

ペナペナサウンドのソリューションとして、プリアンプを付ければ良いとは思っていた。
しかし。
昨今の世の中においては、なかなか複雑なのである。
色々と種類が多く、しかもコントロールツマミとかジャックとかがたくさん付いているモデルが多くて、勢い操作が難しそう。

アコースティック初心者にとっては、なかなかに難しくなってしまう。

この際。

マンドクセーから単純なものにしときましょ。

 

ってことで、L.R. Baggs の Gigpro を購入してみたら、これが大当たり。
ガタイは小さい。
ベルトにクリップで付けられるし、シャツのポケットにもスッポリ収まる。
もちろん軽いし。
軽いといえば、何といっても僕のサイフであるが、この Gigpro さん、ネットでの市場価格が税込み1万円少々っていうのも非常に大変ありがたい。
そのくせ、とんでもなく「使える」のである。

 

何しろとにかく。
低音から高音に至るまで、音に『芯』が出来た感じ。
PAから出て来る音に厚みが出たというか。
アコギのハコ鳴りに近づいた音になった。
いかにもな、例のペナペナ音ではなくなったのである。

 

嬉!

 

色々と難しいファンクションが付いておらず。
当然ツマミ類の数もミニマムで、ひたすらユーザーフレンドリーなのである。

 

気を良くして、PCにインターフェイスをつなぎ、ソニーの ACID Music でレコーディングするときにも使ってみた。
そしたら、これまたイイ感じの仕上がりになった。

まずは、アコーステックとして演奏し胴鳴りさせて、その音をコンデンサーマイクで録る。
ここはひたすらオーソドックスに。

次に、別トラックで Gigpro をかませてPUからの音をライン録りする。
そしてそれをマイクで録った音に少しくブレンドする。
すると、あ~らびっくり。
かな~り僕の好みの音になった。
マイク録りした音と何が違うのかというと、高音の輪郭がよりハッキリする感じ。

 

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ライブハウスなどで、アコギやウクレレの音をライン取りするときには非常に重宝しそうな Gigpro さん。

ライヴのみならず、レコーディングでもしっかり働いてくれそうなイキフンの一品。

 

これから色々な場面で、登場回数が一気に増えることは確実なのでありました。