されどロックな日々 - ANNEX

「されどロックな日々」、別館 (ANNEX) でございます (^^)

ベビメタが今後10年間以上は活躍し続ける10の理由、その2(前編


BABYMETAL が今後10年間以上は活躍し続けるであろう10の理由、その2(前編)

制作チーム: 天才的職人集団〜スーパーエキスパートな面々のこと

※(注)これは僕の想像、空想、妄想、連想、夢想などが全開になっている作文である。したがって、自分にとってすこぶる都合の良い解釈、曲解、仮説、思い込み、ロジックの飛躍、あるいは破綻などに満ちており、正確性や客観性、フェアなものの見方や考え方などはもとより望むべくもなく、微塵も存在しない。


前回、4月14日のエントリーにおいて。
僕は2020年の東京オリンピックを持ち出し、ベビメタの将来との関連性についてああだこうだと作文してみた。

何つっても「長期的かつマクロファンダメンタルズな見地から」とか何とか、いかにも景気論か株式市場論の教科書から借りて来たような、超ド恥ずかし〜ことを引っ張り出して、大上段に振りかぶりつつ特大の大ぶろしきを広げてみたわけでw


しかし、個人ブログの楽しいところは、こういう所作が許されてしまうところであろう。
商業メディアだと、こうは行かないらしい。
妄想による暴走が、後々の暴騒の発端になったりすることもあるからだ。
連日の会社泊まり込みで、周囲にオイニイまき散らすヘンシュ〜長サンから、深夜に電話がかかって来る。
「あぬさ〜、やべ〜んだよ、今、○○の部長さんから電話かかって来ちゃってさ〜、エライ怒ってんのよ〜、ど〜しよ〜」などと“人生相談”されたりするとのこと。

「いざとなったらハラくくって、ケツまくって、編集部で対応すっからさ、何書いてもイイんだよ、まかしときな!」
ついこの間まで、威勢の良かったヘンシュ〜長さんが、勢いしおれてたりするわけで。
編集担当者は上司であるヘンシュ〜長と執筆者との板挟みで、オロオロ泣きそうな顔してたり。

閑話休題
いきなりのw

んで。
あの作文をアップしてから約2週間後。
4月27日の“日刊スポーツ”。
ええ、ええ。
近くの朝日新聞の販売店まで走りましたよ、わざわざ買いにね。

そして、当然のように「キタ〜!」ってなったわけです。

センターページに、ばぁ〜んっ!とデカデカ Mikiko 先生がご登場。
何となんと、ベビメタや Perfume の写真まで載ってるし。

リオデジャネイロ五輪における、“フラッグ・ハンドオーバー”セレモニー検討の、チームメンバーであらせられるそうで。

何それ?

ブラジルの国旗から日本の国旗・日の丸への“ハンドオーバー”をセレモニーにする場面が、リオ五輪の閉会式に存在するらしい。
で、Mikiko 先生は、その内容をどう創って行くかを考える、検討メンバーの一人とのこと。

エライのである。
偉大なのである。
記事では東京オリンピックPerfume やベビメタとの関連性、及びマル秘の行動計画(?)にまで言及されているではないか。

そのセレモニー。
たった8分間。
されど8分間。
期待の8分間。
なのである。

きゃ〜。
すてき〜。
やっぱりな〜。

ベビメタと東京五輪
何かありそだな〜。
いや、あってほしいな〜。
わくわく。

そういえば、直近のヘドバン誌ロングインタヴューにおいて、某ベテランロックヴォーカリストがベビメタを語り、3人が20代、30代になっても続けていたらという話をしていた。

昨今のベビメタシンドロームに浸りつつ、この先長い期間にわたってベビメタが活躍してくれたらと期待値を高めている人々が、何気に増えて来ているヨカソ。
もちろん、僕もその一人であるわけで。

雑誌の記事といえば“週刊東洋経済”に「BABYMETAL という戦略」なる特集が組まれ、そこに「世界的なファンの心をつかみ続けるのではないか」という記述があった。
ぜひとも
「つかみ続け」
てほしいところではある。

東洋経済の記事の内容は、ベビメタメイトさんたちにとっては既知のことも多く、あまり突出した内容には見えなかったはず。
だが、世の中にまだまだたくさんいるであろうベビメタ知らずのビジネスマンたちに、重要ポイントを絞り込んでベビメタを知らしめるという点からすると、なかなかに良質な記事であったと思う。

ところで、最近はベビメタさんもメディアへの露出が目白押し。
中には非常に面白い記事もあり、いずれはメディアのクロスレヴューみたいなものをこのブログで作文しても面白そうだな〜とか思っている次第。

んでもって。
Mikiko 先生など、スタッフの方々の話である。

ベビメタのスタジオアルバム第2作目、『Metal Resistance』。

僕は一切の事前予約もしなかったし、発売されてからもすぐには買わなかった。
理由は過去のエントリーでも書いたが、要するに。
「2作目が、もしダサかったらどうしよう」
「ダサいベビメタは聴きたくない」
という危惧であった。

1作目で大ヒットを飛ばしたアーティストが、2作目でコケるということは、ままあること。
過去にその類例は掃いて捨てるほどある。

『Metal Resistance』に対する、発売以降これまでの世界レベルでの評価、レビューを見るまでもなく、結果として、僕の“危惧”なるシロモノは杞憂に他ならなかったわけで、大変にめでたいことなのであった。

ファーストとセカンドとを比較した場合、内容的にはかなり異なっており、そのココロはまさに“evolution”、『進化』と『発展』といえようか。

2枚の違い、その詳細については、色々なところで様々な切り口から分析、議論されているので、今さら僕がどうのと指摘する必要はなかろう。

進化と発展なるものを、別の言葉に置き換えるとすれば、洗練されたっていうか、つまりはソフィスティケートされた……みたいな感じ?w

メタルミュージック、あるいはロックミュージック。
あるいは一般論として『音楽』としてと言っても良いが、セカンドの完成度はありとあらゆる面からして高いものに仕上がっていた。
シリアスな曲からコミカルな曲まで、程良いブレンドは心憎いほどでもあり。


ベビメタの進化を可能ならしめたのは、もちろん何よりも3人の才能に依拠するところが大であろう。
が、しかし。
忘れてはならない人たちがいる。
他ならぬ制作チームの面々、スタッフの皆さまである。

類まれなき天才的な職人集団。
各方面において、ずば抜けた才能を持った、スーパーエキスパートの面々である。

(以下、後編に続く)

          • -

ここでちょっと閑話追伸的な。

ヘドバン誌において、通算10号を記念し、業界の重鎮氏が寄稿した見開き2ページが渋い。渋すぎる。
決して長い文章ではない。
しかし、実に良い文章なのである。
んでもって。
2ページ目上段、後ろから5行目あたり。
あれを読んで、ついムフフというか、ニヤリとしてしまった。

仮に、執筆者ご本人に何を指しているのかを訊いたとしても、たぶん「単なる一般論だよ」とおっしゃって済ませるかもしれない。

でもね〜、僕はもちろん……。
以下省略、閑話了w