されどロックな日々 - ANNEX

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ベビメタ光臨記念〜おっさんのためのフジロックお役立ち情報

「ベビメタ光臨記念〜おっさんのためのフジロックお役立ち情報」

祝、フジロック20周年。
祝、ベビメタ出演!

おとといのエントリーに書いた通り、ベビメタのフジロック出演には若干の懸案事項がありそうなイキフンなのだが、それはそれ、とりあえずめでたいことであることは間違いない。

都市型の夏フェス、例えばサマソニなどに比べると、フジロックフェスティバル(FRF)には空調の効いたエリアはほとんど無きに等しく、「過酷」であると表してもまったく過言ではない。

このところ、FRFには毎年3日間通しで参加している僕ではあるが、未だにあの暑さには閉口している次第。

とまれ、ここはひとつ僕的な視点から、主としておっさん、というか40歳以上の男女の皆さまのために、FRFお役立ち情報のようなものをシェアしてみたい。
特に体調管理とかトイレのこととか……。

※本ブログはオッサンの味方ですw

1)体調管理

日中の暑さ対策は何よりも必須事項。
ガチ過酷です。
常に汗が流れ続けている状態に陥り易いので、スポーツ飲料での水分補給は超必須。
ちなみに会場内のあちこちで、ポカリ、売ってます。

特に14〜16時の日差し、40代以上の方々にとっては超強烈すぎるほどでありましょう。
日本人にはあまり縁のない皮膚ガンではありますが、あの日差しに照りつけられていると、何だか皮膚が何物かに浸食されているような気分になります。
この時間帯、特に見たいアーティストがいない場合には、木陰で小休止することをおすすめします。
夜のグリーンにおけるヘッドライナーに向けての充電、体力温存みたいなw

ホワイトからアバロン、フィールド・オブ・ヘブン方向に向かう小道に木陰多数、昼寝、気持ちイイです。
個人的にはここが気に入ってます。
もちろん他にも、例えばレッドマーキーの近くにも程良い木陰があります。
ちなみに、グリーンの後方にも木陰多数ですが、斜面になっているのがタマに傷、みたいな。
椅子が立てづらいので、レジャーシートで寝っ転がるのがよろしいかと。
遠目にはなりますが一応ステージがながめられるし、音ももちろん聞けます。

暑さ対策の一方、雨が降った時や夕方以降の寒さ対策も必要。
雨用のウェアが、結構そのまま寒さ対策兼用になったりもします。
雨が降った後の夜は気温が急降下するので要注意です。
昼間の活動で体力をかなり消耗しているので、風邪などには気を付けるべきかと思います。
湿気のせいもありますが、気温のせいで吐息が白くなる苗場の夜です。


2)服装、靴のこと

Gパンはキツいと思います。
やめた方が better です。
ジャージが動きやすくて good です。
おっさんジャージも渋くてイキかとは思いますが、今日び、オサレなジャージもありますので、より取り見取りかと。

靴は長靴が best です。
「雨靴」ではなくて、「長靴」です。
ときととしてダサくてカッコ悪い、あれです。
なぜなら、雨が降ろうものなら、地面が田んぼと化すからです。
特にグリーンはすごくて、5センチどころか下手をすると10センチぐらいは靴が泥の中に埋まり込むこともありました。サンダルなんかだと、引っこ抜けなくなりますね。

ちなみに僕の場合、長靴を基本としつつ、バックパックにサンダルを入れておき、晴れている間はサンダル移動してます。土ホコリがすごいので足が汚れますけどw

FRF期間中、東京駅の上越新幹線ホームに行くと、例えば日本野鳥の会の「B」マークが入った長靴を履いたロック軍団みたいな人たちがたくさんいます。
んで、周囲の人たちの目には、彼らが奇異に映るらしく、
「ロックな出で立ちしといて長靴なんか履いて、バカなの? 死ぬの?」
みたいな視線を送ったりしてますが、気にせず堂々と長靴をアピールしましょ〜w
昨今、女子用の長靴には可愛くデザインされたものもかなりあるようで。

いや、それにしても、FRFの会場エリアに行けば、長靴のありがたさが良〜っくわかります、ホントに。

帽子はいわずもがなの必須アイテム。
40代以上の方々の頭皮はデリケート、よってゴアテックスとか、防水仕様のものがお薦めでございます。

また、当該年代の皆様の目も、これまたデリケートかと思われ、サングラスでしっかり保護してあげるのが得策でしょう。


3)風雨対策

山の中なので、天候は不安定なことが少なくなく、いきなり豪雨、暴風雨になったり、いきなりピーカンの大快晴になったりします。
天気予報は、良かれ悪しかれ大いにディスカウントして見ておいたほうが良いような。

雨対策としては、下はレインパンツ、上はポンチョを用意しておくのが最適かと。
雨が降り始めたら、速攻で着用です。
雨の侵入は極力避ける。
というのも、肌が直接触れている衣類、例えばTシャツとかが濡れてしまうと、勢い体温が奪われて行くので、体力を消耗してしまうからです。

レインパンツ、ポンチョ共にネット通販や街中のアウトドアショップなどでかなり安く買えます。
しかもカラフルで可愛いのがw
時々、会場エリア内で同じレインファッションの人に出くわしたりしますw
ア○ゾンさんや楽○さんあたりで買ったものだと、こういうケース、ままあります。
さりげなくお互いに気付いていないフリをして、通り過ぎるのが一般的な対応のようですw

ちなみに、雨傘は使用禁止ですね。
てか、あの雨では、持ち込んだとしても、そもそも役には立たないケースがほとんどかと……。

※ところで、音楽的、ライヴ的、フェス的観点からすると、雨は案外「味方」だったりします。
なぜかステージが盛り上がることが多いからです。
3年前だったか、奥田民生のときは、豪雨になればなるほど観客が勢いハイになって行って、それはそれは、もう……w


4)持ち物系 〜 椅子、日焼け止め、虫よけ等

携行可能な椅子。
必須です。
ネット通販や街中のアウトドアショップで、カップホルダーとかが付いた、結構程度の良い、つまりは座り心地の良い、折り畳み式パイプ椅子が1万円未満で買えます。
できればそのタイプ一つと、安くて小さなもの一つがあれば万全です。
グリーンなんかだと大きい椅子でも良いのだけれども、小さなステージ前では小さな椅子の方がベターだったりするので。

※グリーンにベースキャンプよろしく大きな椅子や貴重品以外の荷物を置いておき、夜のヘッドライナーに向けての場所を確保。
一方、そこから小さな椅子を持ち歩いて、ほうぼうのステージを見て回るというアプローチがあります。
結構やってる人たち多いし、正直な話、僕たちもやったことあるんだけど、実はこれ、FRFではれっきとした禁止事項であります。
やめましょね〜(多分に自戒の意を込めて)。

日焼け止めはお約束のマストアイテム。
特に肌が弱い人でなくても、あの直射日光を浴びると、肌が真っ赤になりヤケド状態のようになってしまうこともあり、要注意ですね。

蚊とか、僕個人はあまり遭遇したことないのだけれども(B型の血は不味い?w)、念のため虫よけもあったほうが良さそう。草むら、木陰にはいる可能性も否めないってことで。


5)まともな風呂と寝床

2つとも、40代以上のオトナの皆様には結構キモとなる部分かと思います。

寝るときは身体を清潔に保つため、また疲れを取るためにも、シャワー、風呂はしっかりとした設備を確保したいもの。
簡易シャワーも悪くないんですが、何となく不潔感が残るし、またそれに伴って疲労も残るような感じがします。

そしてもちろん、快適な寝床を確保することはオトナに必須中の必須ですね。
もはや死活問題といっても大げさではないでしょう。

FRFの期間中は皆さん深夜に宿に戻り、翌日は結構朝早くから出ることになると思うので、短時間でもしっかりがっつり貪欲に眠れる環境が絶対的に必要かと。
前日の疲れが残っていたり、寝不足だったりすると、肝心なFRF自体も楽しめなくなってしまいます……。
万が一、そういう状態になってしまったら、前述のとおり、木陰で昼寝をして体力の回復を図るのが良いと思います。


6)フェスめし@FRF

ちょっと高めの価格設定ではありますが、ガチでかな〜り美味しいです。
どの店で食べても、一定のクオリティは維持してます。
舌の肥えた40代以上の方々にも十分、十二分に応えてくれます。
毎年出店希望が多いとのこと、シヴィアにセレクションしているがゆえかと思われます。


7)トイレ

会場内にたくさんあります。
でもすごく混みます。
いつも並んでます。
トイレに行きたくなってから行くという行動スタイルだと、我慢する時間が長くなり、40代以上の方々におかれましては、ボーコータンクによろしくないと思います。
なので、たとえ行きたくなくても、ステージ間移動のときなど、トイレを見かけたらとりあえず行っておくみたいな行動スタイルが、少なくともFRFにおいてはよろしいかと存じます。

なお。
一応水洗にはなってますが。
あの簡易トイレで「う」をするのはキツいです。
やめたほうがいいです。
トイレ内はとてつもなく暑いし、あとは、その、何というか、お鼻への刺激が……(ry
朝のうちに、落ち着ける場所でゆったりと済ませておくのがよろしいかと存じます。


8)苗場食堂ステージ

苗場食堂という食べ物屋さんがあります。
で、毎晩、その裏がステージになります。
実に小さなステージではありますが、威勢の良い新人バンドが出たり、時には超ベテランが登場したり、何気に穴場なステージです。盛り上がること、すごく多いです。


9)クルマで行く場合

東京からクルマで行く場合……。

関越自動車道を、練馬ICから湯沢ICまで。
僕の場合、いつも以下のような行程を取っています。
金曜の朝、友人をピックアップした後、東京を出発。
練馬ICから関越道に乗り、ひたすら走って湯沢ICまで。
で、ここがポイントなのですが、金曜の朝〜午前中の関越は、毎年ガラっガラです。

んで、日曜の深夜まで苗場に滞在。
日曜の夜中になっても、あちこちでブリ盛り上がってます。
FRFを貪欲に徹底的にしゃぶり尽くした後、早朝の関越を練馬ICまで。
これまたガラガラであります。

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というわけで。

Seeee Youuu in Naeba !