されどロックな日々 - ANNEX

「されどロックな日々」、別館 (ANNEX) でございます (^^)

やっぱり万年筆が好き

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【万年筆で縦書きするの所作】


実は万年筆が好きで家では良く使っている。
舶来品よりも日本製、わけてもセーラーが気に入っている。
日常的には横書き全盛なるも、万年筆で書くときだけは圧倒的に縦書きである。
何かこう筆の進む感じが心地良い。
紙はインクを良く吸う便箋がベスト。
なんてことを言うと、古い。
ダサい。
やめとけとか言われてしまう。
んで、結構人には言わなかったりする。
秘密のヲタ趣味の域?w

しかるに。
先ほど、東京FMで山下達郎の番組「サンデー・ソングブック」を聞いた後そのままにしておいたら小山薫堂氏の番組「日本郵便 SUNDAY'S POST」が始まり、ゲストが銀座・伊東屋("itoya" 欧米式発音?だとアイトーヤw)の筆記具バイヤーさん。
聞けば万年筆が静かなるブームとのこと、独り密かに快哉を叫んだのでした。
何せ日常生活においては万年筆の話などちょっとしづらく、少なからず肩身が狭かったりするので。

小山氏は10本ぐらい所有しているとのこと、ワタシもそのぐらいはあるのだけれども、メインで使っているのは写真の6本。
左から、
プラチナ18K
セーラー21K
セーラー21K
セーラー TIGP(ゴールドプレート)
パイロット ノック式 キャップレス
モンブラン マイスターシュテック プラチナクラシック

ペン先はパイロットが細字、モンブランが極太、他はすべて中字。
インクはパイロットがブラック、セーラーTIGPがレッド、他はすべてブルーブラック。

もともと万年筆にハマったのは太古の昔、ヨーロッパ某国人が打ち合わせの時とか万年筆でサラサラとメモを取ったり、契約書にサインするときサッとキャップを取ってさり気なく名前を入れるところがカッコ良く見えたからw 
要するに形から入ったミーハーなんですが。

なんちゃってシンガーソングライターとして音楽絡みで言うと、作詞のネタ出しは万年筆で縦書きしたときが断然豊作だったりする。
横書きなら2Bの鉛筆でしょうか(やっぱり古い)。
スマホのメモ帳とか音声メモも重宝はしてますが、やっぱり万年筆がイイ。

ちなみに年賀状はもちろん万年筆で書きますw

そういえば、銀座・伊東屋2階には手紙をしたためられるコーナーがあるとかで、購入した便箋や封筒をその場で使えるそう。
ペンのレンタルもあり、銀座通郵便局の協力のもと伊東屋オリジナル切手を貼って投函することすらできる、まさに至れり尽くせりの伊東屋さんなのでした。
げに素晴らしき。
今度ぜひ行ってみたい。

昨今の若人に「発見され」始めているという万年筆。
少しく安堵、密かに歓喜している台風19号明けの三連休中日(なかび)なのでした。