されどロックな日々 - ANNEX

「されどロックな日々」、別館 (ANNEX) でございます (^^)

ベビメタの殺人的な魅力は、3人が自らの可愛さに、まだ気づいていないがゆえなのである

ベビメタの殺人的な魅力は、3人が自らの可愛さに、まだ気づいていないがゆえなのである

※(注)これは僕の想像、空想、妄想、夢想などが全開になっている作文である。したがって自分にとってすこぶる都合の良い解釈、曲解、仮説、思い込み、ロジックの飛躍(あるいは破綻)などに満ちており、つまりは正確性や客観性、フェアなものの見方や考え方などはもとより望むべくもなく、微塵も存在しない。

こんな話を聞いたことがある。

人間には4種類の『自分』が存在する。

すなわち:
A)自分も他人も知っている自分 (open self)。
B)自分だけが知っており、他人が知らない自分 (hidden " )。
C)自分は知らないが、他人が知っている自分 (blind " )。
D)自分も他人も知らない自分 (unknown " )。

んで、ベビメタである。

かの3人が実に可愛く、大変魅力に富んでいることは誰もが知っている。
もはや公理と称してもまったく問題がないレヴェルといえよう。

その事実、つまり3人が可愛く魅力に溢れているということ。
それを、果たしてベビメタの3人、本人たちは知っているのか?

いや。
「知っているのか?」というよりも。
「しっかり認識しているのか?」と形容した方が良いかもしれない。

思うに。
3人ともまだ認識していない。

つまり、ベビメタの3人は、自分たちが誠に可愛く、非常に魅力ある存在であるということを、まだしっかりとは認識していないということで。

先に挙げた類型でいえば、C)の『自分は知らないが、他人が知っている自分』というか。

この場合の“自分”とは、もちろんベビメタ3人のそれぞれを指す。
“他人”とは、例えばスタッフであったり、ファンであったり、要するにベビメタを取り巻く人々の総体を指す。

もちろん、ライヴでのファンの反応だとか、各種SNSやブログ、またCDやDVDやグッズのセールス等々から、自分たちの存在が皆に喜ばれていることは、3人とも十二分に知っていよう。
しかしながら、自分たちの可愛さについては、未だ十分に認識していないように思える。

逆から考えてみる。

自分が可愛いことを知っている女子、あるいは自分が他人から可愛いと思われていることを知っている女子の場合。

どういう角度から写真やビデオを撮られれば、どういう可愛さ、どのレベルの可愛さが描出できるかを知っている。
例えば、左側からならキラーアングル、自分の最高に美しく可愛い画が撮れる。
右側から撮ってもらい、少しくふくれた顔をすると、小悪魔的な自分を演出することができる、等々。
時と場合によって、自らを巧みにディレクションできるというか。

“可愛さ”は、もちろん見た目ばかりではなく、内面をも含む。
内面の可愛さを演出するベストな方法は、“リアクション”でそれを見せることであろう。
こう言われたら、こう返す。
そうすると、すごく可愛いと思ってもらえる。
ああ言われたら、そう返す。
すると、まあそこそこ可愛いと受け取られる。

自分が可愛いことを知っている女子は、常に百パーセントの可愛さばかりを出すのではなく、そのときどきの状況や相手によっては可愛さにあえてオブラートをかけ、相手が自分に対して好意を抱きすぎないようにしたりすることもある。
嫌いな奴に好かれたくね〜し。
みたいなww

要するに。

自分が可愛いことを知っている女子なら、自分の可愛さの発露を制御し、TPOに応じてその放射レベルをコントロールしようとする。
外面、内面の別を問わず、自分の可愛さの現出レベルをある程度制御したりするのである。
場合によっては、可愛さを作り出すこともできる。表情や仕草も完璧である。
自分の可愛さや魅力を熟知、十分認識した上で、それに則った行動を取る、つまりはプロデュースできるというか。
このあたりの“プロ”は、アイドルばかりではなく、例えばキャバ嬢などにも強者がいるような気がする。

んでもって。
ベビメタに戻る。

僕が思うに、あの3人は、自分たちの可愛さや、その影響力の大きさをまだしっかりとは把握していないような気がする。
よって、自分たちの可愛さを特にコントロールするということもなく、可愛さを作るということもなく、ライヴやインタヴューなどでは、惜しみなく可愛さ全開状態になる。

結果として、全世界的なレベルでキュン死する者多数という状況になる。

まあ、キュン死の良いところは生物学的な死ではないということだろう。
キュン死とは、例えば1日に30時間ぐらいベビメタのことを考えるようになったり、可処分所得全額をライヴやグッズにつぎ込んだりすること等を指す(筆者談)。

近いところで強力なマテリアルをひとつ挙げるとすれば、やはりあの動画であろう。
そう。
他でもない、あれである、巷間有名な。
水野由結アリアナ・グランデのファンだと知った米国人インタヴュアーが「じゃあ、アリアナの歌をちょっと歌ってみてくれない?」と振ったときの、水野君本人によるあのリアクションである。

あの動画1本で、水野ファンがグローバルベース、1千万人は増えたであろうと計算される。
ちなみに、1千万という数字は決して当てずっぽうな数字ではなく、僕が独自に開発した、最先端のIT技術に基づいた、最新式の統計学的手法を適用して算出された数字である。
このマル秘な算出方法とそのシステム、いずれは特許を申請し、JAXAにでも売り込もうかと計画中である。

あの動画に見られる水野由結のリアクションは極めてナチュラルであり、自分が可愛く見えるように振る舞った結果描出された可愛さ、作られた可愛さでは断じてない。

まごうかたなき“地”の水野由結が出た瞬間であり、その可愛さのレヴェルは世の中の男子をして即死させるに十二分な破壊力を持っていた。

あの破壊力の大きさは、あのリアクションが「作られた」可愛さではなく、内面から自然発露した可愛さだったがゆえと言っても良い。

あの動画を初めて見たとき。
まだ閲覧途中だったというのに、僕は反射的にクロームの当該タブを閉じていた。

ヤバい。
今、見たの……、何?

水野。
ヤバ過ぎ。

恐る恐る、もう1回つべを開いてみた。
再生する。
見る。
やっぱりヤバかった。

これはオレにとっての、2015年“Video of the Year”になる。
そう確信した。

まるでトマトをにぎりつぶすかのように、水野君に心臓を鷲づかみにされた向きは多かったのではないか。グチャグチャにココロかき乱されたとゆーか。

実のところ、僕などは人間的に大変に未熟なため、あの動画を見てから2〜3週間、仕事やらプライベートな雑事やら、一切合切が手に付かなくなり、大変に難儀したものである。典型的なキュン死状態である。

可愛さの発露ということでいえば、もちろん水野さんだけではなく、中元さんや菊地さんも十分にしかりである。ステージやインタビューやその他諸々、可愛さの制御やコントロールは見当たらないのである。もとより、んなもん不要、常に全開なのである。

ファン歴(つまりは一応メイト歴)は1年と8か月少々を数える僕だが、未だにベビメタに対するコミットメントの度合いは衰えを見せない。

と、そこに。
「バ〜カ」
という声。

ん?

「ベビメタは、3人とも、自分たちがいかに可愛いかなんて、良〜っく知ってるよ」
そう……?
「あったりまえよ。その上で、しっかり可愛く見せてんの。あたかも自然と振る舞っているようにな」
ふ〜ん。
「すべては芝居よ、シバイ」
芝居ねえ。
「そ〜だよ。わっかんね〜の、そんなことも? 奴らは幼いころからプロフェッショナルな教育を受けた、根っからのタレントなんだし」
あ、そ。
「ユメ見るオサーン、哀れだね〜」(プゲラ)
はいはい。
冒頭で書いたアナロジーで言うなら、実は A)の「自分も他人も知っている自分」ってことね。

もしそうだとしても。
ダイハードでハードコアなおっさんのメンタルは屈強であるw

結局のところ3人の“演技力”はまったくもって天晴れなのであり。
その意味でリスペクト120%。

喜んでだまされましょう。
進んでだまされましょう。
無問題。
僕の BABYMETAL に対するコミットメントには、寸分の違いも揺れもブレも出ないのである。


それにしても。

こうして僕がしょうもない作文を書き散らかしている間にも。
ベビメタの3人は、全世界的なレベルで人類を魅了し、ファンを増殖させている。
そのスピードは未だ衰えることなく、いやむしろ日々加速度的ですらある。
しかも、累乗レベルで。

11月現在17才の1名と、16才の2名は、自らの可愛さを制御することなく、つまりは惜しげもなく披露し続け、結果としてキュン死者の数は全世界的な規模で増え続けるばかりなのである。

自分は知らないが、他人が知っている自分のパワーはときとして絶大だったりする。

そしてまた、若いということは、時として容赦なく、実に残酷なものなのである。

ベビメタに「飽きる」とか、ベビメタが「嫌いになる」とかの周辺部と、人生との関係等に関する考察(みたいなもの)


※(注)これは僕の想像、空想、夢想などが全開になっている作文である。したがって自分にとってすこぶる都合の良い解釈、曲解、仮説、思い込み、ロジックの飛躍(あるいは破綻)などに満ちており、大変に貪欲かつ欲張りな内容となっている。もちろん正確性や客観性などは望むべくもなく、それらは微塵も存在しない。


◇ 11月になった。
あれからそろそろ3カ月半を数えることになる。
他でもない、僕がこのブログのアップデートをさぼり始めてからである。

その間、「いつ再開するの?」とか「早くして」とか、大変もったいないメールやコメントを頂戴したりして、ひたすら恐縮するのみなのであった。
深く御礼申し上げます。
どうもありがとうございました(ぺこり)。

ところで。

いただいたメールの中に、
「ベビメタに飽きちゃったんですか?」とか、
「もう嫌いになったんですか?」
というメッセージがあった。

むふふ。
イイね!

僕は思わず微笑んでしまった。

もしもである。
僕が BABYMETAL に「飽きる」ことができたら。
もし「嫌い」になれたなら。

全然悪くないのである。

というか、もしも僕が本当にそうなれたとしたら、僕の毎日、あるいは“人生”と形容しても良いやもしれぬ。
それらはかな〜りラクになるであろう。


何しろである。

毎日毎日あれやこれやと考えなくて済む。
悩まなくて済む。
画像や映像や記事やSNSや、その他諸々、ベビメタに関する情報を追わなくて済む。
チケットが当たっただの、ハズれただの、一喜一憂する必要がなくなる。
精神的に楽になる。
時間だって、大幅にセーブすることができる。
もちろん、カネしかり。
浮いた分を、何か他のことで有意義に使えばよろしい。


何だ。
良いことづくめではないか。

よし、こうなったらベビメタに「飽きる」とか、ベビメタを「嫌いになる」とか、そっち方面を目指してみよう。

わ〜い。
ワ〜イ。
Wa〜i …..

……。

ここで。

ふと考える。

毎日の生活が。
あるいは人生全般が。
ラクになる。
それは間違いない。

しかし、である。

僕の生活や人生から、喜びや楽しみが失せてしまうリスクは看過できまい。

2014年春以降、ベビメタに対する時間的、金銭的な投資は結構なレベルにまで達している。

しかしながら、そこから得られる対価、反対給付は、投資のレベルをはるかに超越して来た。

それはつまりこういうことだ。
僕の時間的、金銭的投資の総額、トータルなバリューを100とする。

それに対してベビメタの3人や神バンドの面々が僕にくれたもの、それらは目に見えるものもあれば、目にはさやかに見えないものもある。後者は例えば癒しというか、精神的充実感とか、とにかくその類のものである。
それらの総合的な価額、価値は200か300、あるいはゆうに千を超しているのかもしれない。

とするとだ。

Investment < Return

という極めて単純な不等式が成立することになり、当該の投資は誠に妥当なものといえるのである。

むしろ、この投資をやめてしまったら、そこから食らうであろうバックファイアは僕に甚大なる被害を与えかねないのである。


かくして。

や〜めた、なのである。
「飽きる」とか「嫌いになる」という状況から導かれるロス(損失)の大きさは到底無視できないレベルであり、僕の人生を退屈でつまらない、それは例えば笑顔のない、味気ない生活にしてしまう可能性が大変に大きいということなのである。

結局、僕にとって、ベビメタ大好きは正義であり。
また、人生を送って行くプロセスにおいては、決定的に必須の条件なのであった。

(※てかさ〜、そもそも論じゃないけんども、ベビメタに飽きるとか嫌いになるとかって、どだい無理な話っしょ。無駄な抵抗はやめろ、素直に投降せよって感じ(?)w)

(※ところで、本作文に添付した写真、ステージ後ろから3人を撮った写真、素晴らしいっすよね〜、今季、僕の一番のお気に入りです)


◇ ベビメタと来れば、やはりさくら学院であろう。
昨今、僕は5代目生徒会長、磯野莉音を大いに見直している。
今年5月、東京・恵比寿はザ・ガーデンホールにて「さくら学院 2015年度 〜転入式〜」に参加したときには、磯野が生徒会長に正式決定したということで、余計なお世話ながら少々、いや大いに不安になったものである。
「できんのか、おい?」
みたいな。

しかるに。

磯野は僕が抱いていた不安が、単なる杞憂であったことを証明してくれた。
もちろん完璧であると言うつもりは毛頭ないが、新たに入って来た6人をはじめとして、既存の在校生まで含め、しっかりと皆に気配り目配りしながら、それなりに全体をまとめているような気がする。

それは例えば、トークの場面などでいたずらに全面に出てこようとせず、メンバーに機会を与えるとか、集合写真では後列に回るとか、そのあたりに磯野なりの配慮があるような気がするのである。

学校のお勉強はあまり得意ではないのかもしれないけれども、あんがい地頭(ぢあたま)は良いのかも(?)。


◇ ところで、ベビメタブログをサボりまくっていた理由は至極単純である。
仕事が忙しかったため。
これに尽きる。
多忙すぎて、作文する精神的余裕がなかったと言っても良い。

とはいえ、海外ツアーや国内のZepp 関係などは、逐一もれなくチェースしてきたので、情報にはとりあえずついて行けている(はずである)。

それにしても、海外や Zepp で現場にいた人たちの raw な文章の面白いこと面白いこと、現場での息遣いが聞こえて来るような、ド迫力に満ちたブログやSNSが多かったように思う。
どんなケースであれ、現場にいた人の言葉は圧倒的な迫力を持って迫って来るのであった。


◇ ところで、ワールドツアーのZepp関係チケット抽選は全滅であった。
まあ、「全滅」とはいっても、地方は一切狙わず、Zepp TOKYO のみを狙い、しかも THE ONE で落選して以降は、まったく他をチャレンジしなかったので、というか、チャレンジ「できなかった」ということで、それはつまり仕事に追いまくられてチャレンジする余裕すらなかったということなのであり、実に弱い“チャレンジ”なのであった。

横アリはとりあえず THE ONE を通して、12月12日、13日ともシートで申し込んでみた。
昨今のクジ運の悪さを十二分に認識していたので、モッシュピットは一切狙わず、超アンパイということで、両日ともシーティングエリアで申し込み。

2日間当たったらどないしよ〜、超楽しみ〜。

などと浮かれていた僕のアタマをアミューズさんは、しっかりと冷やしてくれた。

結果は両日とも落選。

は〜、なるほど、これもメタルレジスタンスの一環か。

僕は、元来、相手に嫌われれば嫌われるほど萌える(燃える)タイプであり、10月下旬あたりから仕事も少し安定して来たので、HP優先だかで再チャレンジに挑んでみた次第。

結果。
12日、落選。
13日、当選。

当落結果が出たのとタイミングを合わせるかのように、友人から某アーティストのライヴ@12月12日に誘われた。

というわけで、12日のベビメタはギヴアップし、13日、単日の参戦で手打ちにした次第。
ま、こんなもんかな、オイラの人生w

ところで、来年に向けて、何らかのアナウンスメントは出るのであろうか。
わくわく。

チケット当落結果一覧: 定期 UPDATE  BABYMETAL


【チケット当落結果一覧: 定期 UPDATE  BABYMETAL】

(※ここに載せた、とんでもない超傑作の画像。劇画調がパーフェクトマッチの、実に素晴らしい作品だと思いますw 少し前にネットで入手したものですが、作成者様等は失念してしまいました。すいません)

直近のチケット当落状況〜戦歴の定期更新である。
今回新たに加えたのは、以下1物件:

BABYMETAL WORLD TOUR 2015 in JAPAN 
Zepp DiverCity, Tokyo

上記落選。

このところは、ひたすら落選が続いている。
僕は特に運命論者というわけではないが、落選もまた運命ということで、そのまま受け入れるようにしている。
ただ、当該ライヴの当日、ツイッターなどをながめながらじたばたすることがあり、我ながら往生際が悪すぎると思うのである。

ちなみに、今年のサマソニは参戦するかどうか、今のところ不明。
去年はフロント7〜8列目あたりでしっかり見ることができたが、後で聞けば入場規制が張られたとのこと、今年もそうなることは確実であろう。
かなり早い時間帯に場所を確保する必要があるわけで、それに間に合わすことができるようであれば、ぜひとも行きたいところ。


以下、開催日時が将来の物件から順番に、詳細など。


10/15/2015 (Thu)

  • BABYMETAL WORLD TOUR 2015 in JAPAN

Zepp DiverCity, Tokyo
MOSH'SH PIT(1Fスタンディング)
×落選


8/21/2015 (Fri)

  • THE ONE - 限定 APOCRYPHA - THE BLACK MASS - II (黒ミサ2)

STUDIO COAST
TIME OPEN : 18:00/ START : 19:00
×落選


7/29/2015 (Wed)

  • THE ONE - 限定 APOCRYPHA - Only The FOX GOD Knows -

TSUTAYA O-EAST
TIME OPEN : 18:00/ START : 19:00
×落選


7/28/2015 (Tue)

  • THE ONE - 限定 APOCRYPHA - Only The FOX GOD Knows -

TSUTAYA O-EAST
TIME OPEN : 18:00/ START : 19:00
×落選


6/21/2015 (Sun)
BABYMETAL WORLD TOUR 2015 〜巨大天下一メタル武道会〜

  • THE ONE - 限定特別チケット先行

○当選(Aブロック、整理番号は1000番と2000番の中間。MOSH'SH PIT〜オールスタンディング、7,560円 消費税込)

豊洲落選の苦い経験を受け、“超”のチケットにはチャレンジせず。第一希望のみの“一点張り”。第二希望は無し。
※応募したのは2月27日20時すぎ、“注文番号”は 16000 番台の後半だった。決済はクレジットカードにしたが、当落発表当日午前0時過ぎ以降の引き落としなどはなく、事前確認はできず。


6/7/2015 (Sun)
さくら学院☆2015 〜転入生オリエンテーション〜』
【会場】Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
公演2 開場17:30 / 開演18:00
出演:白井沙樹山出愛子、岡田愛、岡崎百々子、日郄麻鈴、藤平華乃
【料金】前売 指定席 ¥3,900-(税込)
×落選

※応援団先行予約
※一般発売には応募せず、テレ朝動画ライヴ配信を視聴


6/7/2015 (Sun)
さくら学院☆2015 〜転入生オリエンテーション〜』
【会場】Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
公演1 開場13:30 / 開演14:00  
出演:磯野莉音大賀咲希倉島颯良黒澤美澪奈麻生真彩、吉田爽葉香
【料金】前売 指定席 ¥3,900-(税込)
×落選

※応援団先行予約
※一般発売には応募せず、テレ朝動画ライヴ配信を視聴


5/15/2015 (Fri)
BABYMETAL 世界最速プレミアム上映会
Blu-ray / DVD発売記念 「BABYMETAL BACK TO THE USA/UK TOUR 2014」から

  • 2014/11/8 at O2 Academy Brixton

○当選
※チケットぴあ先行抽選


5/6/2015 (Wed., Nat'l holiday)
さくら学院 2015年度 〜転入式〜』@恵比寿ザ・ガーデンホール
さくら学院応援団先行チケット 〜 チケットぴあ、先行抽選プレリザーブ
○当選
※3/29 の卒業式LVに続き、2回目のさくら学院イベントとなる。


4/23/2015 (Thu)
APOCRYPHA - THE BLACK MASS -」 - METALHEAD ONLY - (@ O-EAST
×落選

※いわゆる黒ミサ。競争率は10倍以上? ハコ自体が 1,300 人と小さく、最初からあきらめムードではあったが、とりあえず奇跡に賭けるも、あえなく落選。


4/3/2015 (Fri)
ギミチョコTシャツ緊急追加発売 via Asmart
×不戦敗
※メールは 12:00 着信ながら、気づいたのが 15:30 で、時すでに遅し。ギミチョコTシャツは、2014年の幕張で買い損ねた物件。公演から1週間後に数量限定で再販となったものの、アスマの早い者勝ちで競り負け、敗退。今回で三連敗となる。


3/29/2015 (Sun)
The Road to Graduation 2014 Final 〜さくら学院 2014年度 卒業〜
ライブビューイング @ バルト9(映画館)
○当選
※まあ、これはさほど『当選』というほどのものではなかったがw、応募した時点でかなりタイトだったようで、取れた席も前から2列目、B列であり、また当日は満席だったので、一応入れておいた。


1/10/2015 (Sat)
新春キツネ祭り @ 埼玉スーパーアリーナ
○当選(スタンド席)

※ギミチョコTシャツの早い者勝ちゲットに失敗したこと、またApocrypha-S @豊洲 PIT の落選などから運気が下がっていることを認識、スタンド席を第一希望にし、プレミアムチケットはもちろん、アリーナにも挑まずというスタンスを取った。


12/20/2014 (Mon)
Apocrypha S @ Toyosu Pit
×落選


9/20 (Sat)
WORLD TOUR 2014 Tシャツ等、数量限定販売@アスマート
ギミチョコTシャツ、早い者勝ちにトライ
×敗退


9/14 (Sun)
World Tour, Japan @ Makuhari Messe
○当選(スタンド3階席、Hブロック)


9/13 (Sat)
World Tour, Japan @ Makuhari Messe
○当選(アリーナ、Aブロック)


7/21 (Mon, Nat’l Holiday)
Apocrypha M @ O-EAST
○当選


7/21 (Mon, Nat’l Holiday)
Apocrypha Y @ O-EAST
×落選


7/8 (Tue)
Live Viewing (delayed) from London @ Shinjuku Piccaddilly
○当選


7/7 (Mon)
Live Viewing from The Forum in London @ Zepp Tokyo
○当選


6/23/2014 (Mon)
Apocrypha I @ O-EAST
○当選

「箱推し」は優柔不断。決断力欠如。八方美人。浮気性……なのか!?


【「箱推し」は優柔不断。決断力欠如。八方美人。浮気性……なのか!?】

※(注)これは僕の想像、空想、夢想などが全開になっている作文である。したがって自分にとってすこぶる都合の良い解釈、曲解、仮説、思い込み、ロジックの飛躍(あるいは破綻)などに満ち満ちており、大変に貪欲かつ欲張りな内容となっている。もちろん正確性や客観性などは望むべくもなく、微塵も存在しない。


というわけで(どういうわけだ?)。
妄想全開。
フルブーストのフルスロットルで行ってみよう。

                  • -

昨晩。
幸運なことに。
ベビメタの3人と、表参道のタワレコカフェで話をする機会を得た。
夢の中で。


けん(僕)「最近のベビメタ、すごいよね、頑張ってんじゃん」
すう「ありがとうございますっ! 何もかもけんさんのおかげですっ」(3人、ぺこり)
けん「ほ〜、わかってるねえ、ど〜いたしまして、ど〜いたしまして。これからも何かあれば、大船に乗った気持ちで、何でも遠慮なく僕に相談しなさい」
3人「はぁ〜い」
けん「んっ! イイお返事だ」


すう「でもね、けんさん」
けん「ん?」
すう「私たち3人のうち、誰が好きなんですか、本当は?」
けん「あははは、いきなり来たか、剛速球のど真ん中」
もあ「確かに気になる」
けん「まあ、こう言っちゃあなんだけど、愚問だなあ、それは」
すう「愚問ですか?」
けん「うん(笑いながら頷く)」
すう「ど〜してですか? 女の子が3人もいれば、自然に好みとか出て来るでしょ?」
けん「ま、普通はあるだろね」
すう「やっぱり」
けん「でも、ことベビメタに関してはね、ないの」
すう「ホントですか?」
けん「ほんと。3人とも好きなの」
すう「信じらんない」


ゆい「わかる気がする」
けん「おっ、さすが水野君」
ゆい「私たち3人が、み〜んな好きなんですよね?」
けん「そうそう、そのと〜り」
もあ「ウソくさ〜い。3人とも好きって、あり得ないでしょ」
けん「あり得るって。実際僕がそうなんだから」
すう「私たちとしては、はっきりさせてほしいよね、もあちゃん」
もあ「うん」
すう「大丈夫ですよ、けんさん、はっきり言ってもらって」
けん「いや〜……」
もあ「お願いします」
けん「……」
すう「お願いします」
けん「ガチで?」
すう「はい」
けん「だいじょぶなの?」
すう「ええ」
けん「じゃ、はっきり言おか」
すう、もあ「はいっ!」
息を飲む3人。


けん「みんな」
3人「……」
けん「3人全員好きだね」(し〜らけ鳥飛んだ。屋根まで飛んだ)


もあ「は〜っ、私、けんさんのこと嫌いになりそう」
すう「私も」
けん「何で?」
もあ「男らしくないから」
けん「男らしく言ったじゃん」
すう「私たちだって、芸能界長いですからね、いっつもいっつも自分以外の子たちと比べられて、競争しながら生きて来たんです」
けん「だから?」
すう「だから、誰が1番とか、常にはっきりさせてもらったほうが逆にすっきりするんですよ」
ゆい「あ〜、それはあるかも」
けん「何だよ、水野君まで……。ホントにそうなの?」
ゆい「ちょっとは、そう」
けん「何だかなあ」


ゆい「でも、けんさん、3人が好きって、具体的にどういうことなの?」
けん「どういうことって、だから3人が3人、みんな均等に好きってことよ」
ゆい「わかんない」
けん「だからぁ、一人ずつ、33%ずつ、等しく好きってこと。単純な算数だね」
もあ「33かける3は99%でしょ? 残りの1%はどこ行くの?」
けん「あははは、まった〜、菊地君、細かいこと、気にしないの」
すう「すうも気になる。1%は誰のとこ行くんですか?」
けん「中元君まで気になるの?」
すう「はい」
けん「……3人に均等に0.33%ずつ行きます」
もあ「残りの0.01%は?」
けん「(笑)詰めるね。それも均等に3人で分けてもらいます」
もあ「納得できない。気持ちだって割り切れない」
けん「じゃ、そうだ、3人、ひとりひとりに100%、いや120%ずつの愛をっ!」
もあ「けんさん、百分率、もっかいお勉強してください」
けん「はは、小数で言うからダメなんかな。僕のベビメタ愛は、1人に3分の1ずつ、3人に均等に振り分けられます」
ゆい「あ〜、分数のほうがわかる」
もあ「もあはわかんない。てか、ウソくさい」
けん「ホントなんだってば」


もあ「さっきすうちゃんも言ってたけど、女の子が3人いたら、絶対あるでしょ」
けん「え?」
もあ「誰が好きとか、いろいろ。男の人なら……普通」
けん「それがさ、ベビメタちゃんの場合にはね、ないのよ」
ゆい「ゆい知ってる。それって『箱推し』って言うんだよ」
けん「あ〜、そうそう、さすがは水野君、そのとおり。箱推し、ハコおし」
ゆい「私たちのこと、3人みんなのことが大好きなんですよね?」
けん「はい、その通りです」
もあ「な〜んか、やだ、もあ。そ〜ゆ〜の許せない」
けん「どして?」
すう「すうも好きじゃない。優柔不断で決められない人みたい」
もあ「そうそう、決断力がないってか」
すう「八方美人!」
もあ「そう、それ! やだよね〜っ!」
すう「ね〜っ!」(すう&もあ、抱き合って喜ぶ)
もあ「すうちゃん、大好きだからっ!」
すう「ほら!」(けんのほうを見る)
けん「……」
すう「ほらっ!」(もっかい見る)
けん「あぬな〜、キミタチ」


ゆい「本当に好みとかないんですか、私たちに?」
けん「ないんだなあ〜、それが。みんな、3人とも可愛いし、キレイだし」
すう「みんなが好きってことは、逆に言えば、誰も好きな子がいないってことになりません?」
もあ「なる! なるっ!」
すう「浮気ばっかりしてるっていうか」
もあ「そうっ! 女の子たちの前でカッコ付けてんの」
ゆい「うふっ」
もあ「白黒はっきり言っちゃって、女の子たちに嫌われるのがコワイ〜みたいな」
すう「あははは」
もあ「大丈夫ですよ、けんさん、あたしたち、態度変えたりしませんから」
けん「おいおい、勘弁してくれよ、寄ってたかって、いたいけな男子をいじめないでくれる?」
すう「別に私たちの前でイイ顔しなくてもいいんですよ、けんさん。大丈夫だから」
もあ「私たちだってプロだし、好きとか嫌いとか言われるの、ぜんぜん慣れてるもん。さっきすうちゃんも言ったでしょ?」
ゆい「でも……私……」
もあ「何、ゆい?」
ゆい「私はメンバー全員が同じように好きって言われるの、嫌いじゃないけど」
もあ「ゆい?」(ゆいをにらむ)
ゆい「もあ?」(もあをにらむ)
もあ「やだ、ゆい」(にっこり)
ゆい「もあったら」(にっこり)
けん「は〜っ、何なの君たちは」(タメイキ)



すう「けんさん、ホントはあるんでしょ、好みとか?」
けん「ない……。皆好きだし」
もあ「ないわけない」
けん「ないっ!」
もあ「ある。あるって顔に墨で書いてある!」
ゆい「え、どこ?」(けんの顔を覗き込む)
けん「水野君、近すぎ」(照れる)
すう「けんさん、喜んでる」


もあ「わかった、ゆいが一番好きなのね」
けん「違うって」
ゆい「違うの?」
けん「うん」
ゆい「え゙〜っ、違うんですか? 私のこと好きじゃないんですか?」
けん「あ、いや、違わないんだけど、だから……」
ゆい「ひっど〜い!」
けん「ゆいちゃん、じゃなくて水野君、好きですよ、もちろん、だけどあの……」
もあ「そっかぁ〜、けんさんはゆいが一番好き。で、二番目は誰なの?」
けん「だから違うって」
ゆい「何が違うんですか?」
けん「みんな、3人とも好きなんだってば」
すう「まだ言ってるし」
もあ「男らしくね〜」
けん「何とでも言ってくれ。とにかくだ」
すう「はい、聞いてますよ」
けん「俺はみんな好きなの、箱推しなの」
もあ「さっき、ゆいのことが一番好きって言ってたでしょ?」
けん「言ってない」
ゆい「言った。私、聞いたもん」
すう「あたしも」
けん「……」
(沈黙)


けん「まあ、その、何だ」
もあ「何?」
けん「だから……ほんの一瞬……みたいな?」
もあ「えっ? ほんの一瞬?」
けん「うん」
もあ「ゆいの顔が近くなったから?」
けん「……かも……」
もあ「一番好きになったの?」
けん「……」
もあ「あ〜、や〜っと白状した(笑)」
けん「(我に返り)あ、やっぱ違う。撤回、撤回」
すう「うふふふ」
もあ「私、けんさんに対する態度が今日から変わりそ〜」
すう「あたしも〜」
けん「あのねえ、君たち。それはいけないでしょ、ダメ、ゼッタイ!」
もあ「変わりそ〜な自分がコワイ〜(笑)」
すう「もあちゃん、こわすぎ〜」


けん「ん〜、だからやっぱり撤回なの」
もあ「往生際、悪いよ、けんさん」
すう「うん、悪すぎるかも(笑)」
もあ「で、二番目に好きなメンバーは?」
けん「だから違うの」
ゆい「何が違うの?」
けん「だから僕はやっぱり3人皆がイイってことだよ」
(再度沈黙)


すう「意味フメ〜。何かヤダ……」
けん「ヤダじゃないって」
もあ「やだ〜」
けん「ほら、思い出してみて。 皆、そういう経験あっただろ? 好きなグループがいて、メンバー全員が好きだったっていう経験」
すう、もあ「ないです!」
けん「ウソつけ」
すう「ほんとだもん」
もあ「うん、私も。 絶対推しメンとかいたし」
けん「水野君は? グループの皆が好きとか、そういう経験あるんじゃない?」
ゆい「ないです」
けん「ないの?」
ゆい「あります」
けん「あるの?」
ゆい「はい」
けん「あ、あるんかい」
ゆい「あ、ちゃう、ちゃう、ないです、ないです!」
けん「どっちなの(苦笑)」


もあ「さっきけんさん、3人均等に好きって言ってたよね?」
けん「うん」
もあ「てことはさ、やっぱ、けんさん、優柔不断で意志薄弱なんだよ」
けん「違います」
もあ「今日はゆいが好き。だけど明日はもあが好き」
けん「何だよ、それ」
すう「だけど、昨日はすうが好きだったし、あさってもすうが好きになるとか」
ゆい「日替わりのランチみたい(笑)」
もあ「あ〜、それそれ」
すう「図星なんだ?」
けん「別に……」


すう「こないだの幕張では、すうがメッチャ可愛かったって言ってた」
けん「そうだっけ……?」
すう「そうでしょ、忘れたの? ブログに書いてたじゃない」
けん「あ、はいはい」
もあ「もあは?」
けん「もちろん……イイと思うよ」
もあ「どんなとこが?」
けん「メキシコのライヴのとき、旗広げらんなくて、文字通り地団駄踏んでたじゃん? あれとか」
もあ「よし」
ゆい「ゆいは?」
けん「水野君は……」
ゆい「ゆいは好きじゃないの?」
けん「いやいや、好きですよ、ヨーロッパとかのラウダー、ラウダーは激萌えだったよ」
ゆい「そ?」


もあ「わかった!」
けん「何が?」
もあ「わかんないの?」
けん「うん」
もあ「わかるでしょ?」
けん「意味不明なんですけど」
もあ「結局、けんさんが浮気性ってこと」
けん「だから、ちげ〜よ、さっきから言ってんじゃん」
もあ「ううん、ちがくない」
けん「ちげ〜っての」
もあ「ちがくない。浮気性だから3人で誰が好きかって決めらんなくて、だからハコ推しとか言って煙幕張ってんの」
すう「あはは、そんな気がする〜」
もあ「八方美人のけんちゃん」
けん「けんちゃん?」
もあ「けんちゃん(笑)」
けん「あぬな〜、キミタチ、少し口をつつしみなさい」
すう「けんちゃん!(笑)」
けん「ったく、もう、森先生に言いつけて、おしり叩いてもらわないとな」
ゆい「でも日替わりランチがイイんでしょ?」
けん「それは……」
ゆい「やっぱり!」
けん「でも、その、何だ。つまりたとえ推しメンが時々刻々日替わりランチみたく変わってもだよ」
ゆい「うん」
けん「平均を取ると3人均等みたくなってて、だから3人とも好きだってことんなる。だから……、そうだ、それこそが箱推しなんだよ!」

そのときだ。
僕のケータイが鳴った。
通話ボタンを押す。
「もしもし?」
応答はなかった。
何なんだよ。
もう一度ケータイを見る。
デジタル時計が、ちょうど朝7時を示していた。

僕は跳ね起きた。

BABYMETAL 6.21 幕張の思ひ出と感想文、その3 〜 可愛いすぎるすうの件 (Part 2)


【BABYMETAL 6.21 幕張の思ひ出と感想文、その3 〜 可愛いすぎるすうの件(Part 2)】

※(注)これはあくまでも僕個人の私見であり、偏見は一切ないものの、圧倒的な独断であり主観である。よって客観性などは微塵もない。

(Part 1 からの続き)

SU-METAL こと中元すず香の“担当分野”は美しさや綺麗さ、ステージ上でのカリスマ性、歌唱力だとばかり思っていた僕。
“可愛さ担当”は、ベビメタの両サイドを固める cuties、すなわちゆいもあの両巨頭であるという認識。
しかしながら。
6.21の幕張において、それが正しくないことを悟ったわけで。

すうが。
わけてもその“笑顔”が。
実はとんでもなくチャーミングで可愛いということを、今さらながらに再認識したという次第。


で、可愛すぎる笑顔の理由である。

思うに。

ワールドツアーでは、初めて行く国でのソロライヴやフェス、果てはアワード受賞のセレモニー出席など、様々に緊張を強いられる場面が多かったのではないか。

ヨーロッパでのスケジュールは強行軍そのもの。
特に後半は「さすがにこれはね〜んじゃね?」と思わせるに十分な、超ド級のタイトスケジュール。
お嬢様方はもちろん、神バンドやスタッフさんたちにも、かなりのストレスを強いたのではないかと推測される。

去年から世界的なレベルで快進撃を続けまくっているベビメタではある。
しかし、新たなファンが増え、すそ野が広がり、注目度が高まって行けば、自然の流れとして、「試される」ような場面、「勝負すべき」場面も増えて来たはず。

グループの、文字通りセンターに立ち、リードシンガーという重責を担いつつ、ときには外国語でのコミュニケーションを要求されることもあったわけで。

そんなすうにかかるプレッシャーには、僕のような素人にはとても想像できないぐらいのヘヴィさがあったと考えられる。


しかるに。
6月21日の幕張はまごうかたなきホームであった。
今年上半期の海外公演をすべて無事にこなし、ある意味堂々の凱旋のような形となった今回の巨大天下一メタル武道会。
ホッとするところも大いにあっただろうし、2万5千人のオーディエンスによる大歓迎はかな〜り嬉しかったのではないかと思われる。
もちろん、ライヴそのものを、すう本人が心から楽しんでいたことは間違いない。

あの、あまりにピュアというかイノセントというか、嬉しさや楽しさを一切隠そうともしないような、ストレートに可愛いすぎる笑顔を見ていると、僕にはそうとしか思えなかった。


それにしても、ベビメタというのは誠に応援のし甲斐があるアーティストだと思う。
こちらの気持ちに対して、かくも素晴らしい笑顔で応えてくれるとは、実にメイト冥利に尽きるのである。


ところで。
すうこと中元すず香の性格の良さ。
より具体的には「相手を思いやる心」を持っている件については、いくつかの事例を挙げながら、このブログでも何回か触れて来た。

例えば……。

すうの話し言葉に見られる日本語の美しさ。

今年3月の卒業式で撮影された、舞台裏の集合写真におけるポジション。
→ あえて後列の端っこに立ち、磯野莉音の肩に手を添える等。

ネット上では、オンステージにおける SU-METAL に比べると、オフステージの中元すず香は地味すぎるとか、ステルスだとか、色々荒っぽいことを言う向きもあったw
確かに世界的なレベルで活躍するバンドのリードシンガーなら、例え自分がその日の主役ではなくても、もっと前で、またもっと真ん中で、ド派手に自分の存在をアピールしてもおかしくはないと思う。
けれども、すうはそうしなかった。
あくまでも後輩たちを立て、慎ましやかにしていた。

僕からすれば、あの写真におけるすうの立ち位置にこそ、すうの育ちの良さや人を思いやることのできる優しい性格がシンボリックに反映されていたと思っている。


まだある。
このブログに書いたことはないが、2011年度抜き打ち学年末テストでのこと。
そう、例の“力うどん”について、実に創造力に満ち溢れた、誠にアーティスティックな定義を披瀝してくれた、あの回でのことだ。

テスト前に、森先生から「(今年卒業する武藤、松井、三吉の3人は)さくら学院の卒業生として、恥ずかしくない成績を取ってほしい」というような旨のお言葉があった。

それに対して「あっ!」「うっ!」という、言葉にならない言葉を発して動揺する武藤彩未
言わずと知れた、前年度最下位の武藤、also known as 生徒会長の武藤サンである。

その武藤に対して、さりげなく「大丈夫っ!」と声をかけ、激励する女子がいた。

他ならぬ中元さんである。

動揺する武藤に対して、さっと後ろを振り向き、さくっと励ましたのである。

すうは別にカメラを意識して言ったわけではないようで、当然顔のアップもなく、本当にさらりさらっとさりげない一瞬であり、ともすれば見逃してしまうかもしれないシーンであった。

僕はあれを見たとき「すうはホンマにエエ子やな〜」とほのぼのしてしまった(なぜか関西弁w)。

ときには“ポンコツ説”など、歯に衣着せぬ論調が散見されるすうではあるが、それとてすうに対する愛情の裏返しであり、彼女の飾らない、つまらないことにはこだわらない、まっすぐで純粋な、そしてまたある意味天才肌の性格を表しているものと捉えている。


もうひとつ。
幕張で、日本の有名な YouTuber、ヒカキンと対談したときのことだ。
クロージング近くになってから、じゃんけんタイムでキツネサインを見せる場面があった。
あそこのラスト。
3人でポーズをキメたところで、すうが小さく「クスッ」と笑う。
これまた殺人的な「クスッ」なのである。
何かこう、すうのチャーミングな性格を、如実に表しているような気がしたものだ。
あれにやられた諸氏諸兄は決して少なくなかったものと推測する。


というわけで。


6.21の幕張公演で見られた、嬉しさとか楽しさとか喜びを包み隠さずまっすぐに表しながら、「みんな大好き!」とでも言っているかのようなすうの満面の笑みが、実に可愛すぎたのは、あまりに当然といえば当然なのであった。

さっきも書いたのだが。
かようにストレートで素敵な笑顔を見せられると、ホント、メイト冥利に尽きるのである。
ベビメタメイトで良かった〜と思える一瞬。
ありがと〜。


女王。
女神。
カリスマ。
美しい。
綺麗。
抜群の歌唱力。

ベビメタにおいては、主にそのあたりを担当している中元すず香ではある。

しかしだ。

幕張における中元すず香は、なかなかどうして圧倒的に可愛すぎる存在であり、僕にとっては、それがいわば『新たなる再発見』となったのであった。

ところで。

すうが可愛すぎて、おっさんがキュン死したらどうしてくれんだ?
あ?

そう質問する僕に、PCディスプレイの中のすうは、ニコニコしながら両手を振り上げ「Let's sing together !」と叫ぶのみなのであった。

いけずなすうさん。

BABYMETAL 6.21 幕張の思ひ出と感想文、その2 〜 可愛いすぎるすうの件 (Part 1)


【BABYMETAL 6.21 幕張の思ひ出と感想文、その2 〜 可愛いすぎるすうの件(Part 1)】

※(注1)これはあくまでも僕個人の私見であり、偏見は一切ないものの、圧倒的な独断であり主観である。よって客観性などは微塵もない。
※(注2)写真は BABYMETAL Newswire より。


『ギミチョコ』@巨大天下一武道会において、図らずもサークルモッシュに巻き込まれた僕。

立っていたのが、ステージの真横、完全なる下手(しもて)ということもあり、ステージのみに集中というよりは、とりあえずステージとスクリーンとを交互に見ながら、ゆっくり鑑賞しようかと思っていたのだけれども、その目論見は早くも崩れた。

まあ、いい。

何たって、ベビメタのライヴだ。
ましていわんや武道会。

巻き込まれ上等。
参加しましょう、モッシュッシュ。


とはいえ、なるべくサークルの内周に寄って、走る距離やスピードを抑えておこうなんて考えるところは実に姑息というか、オッサン丸出しなのであった。

元気いっぱいのメイトさんたちと走りながらも、時折り僕はステージの3人のパフォーマンスを見ていた。

んで。

それは、ふと目線を移したときだった。
目の前にある、オーロラビジョンな巨大スクリーンに、すうの満面の笑みが映し出されたのである。

ゔっ。
可愛い。
可愛いすぎるっ!

反射的に思った。

満面の笑み……。

いや、巷間言われる単なる“満面の笑み”とは異なる。
そんなものは遥かに凌駕しているところの。

17歳の女子が、仲良しの友達とテーマパークか何かで純粋に楽しんでいるときのような。
ん〜。
近いような気もするが、やっぱりちょっと違うような。

とにかく。

何というか……。

楽しくてしょうがない。
嬉しくてしょうがない。
大好きな仲間、すなわちゆいもあ、神バンド、そして会場を埋め尽くしたメイトさんたちと一緒にこの場に居られることが、この上なく幸せ。

そんな感情を一切包み隠さず、さらけ出しているかのような。

あまりにストレートで可愛すぎる笑顔なのであった。

サークルモッシュで小走りしながらも、僕のアタマの中は瞬時にすうの笑顔で一杯になってしまった。

BTW

ベビメタにおいて「可愛い」といえば、両巨頭が存在する。
言うまでもなく、ゆいもあの二人である。

よって、ベビメタを語る際に“可愛さ”がトピックとなった場合には、99%の確率でメイン=ゆいもあとなることが、政府統計局によって実証されている(たぶん)。

二人との対比というわけでもないだろうが、すうが語られるときには、可愛さよりもその美しさ。
ステージにおけるカリスマ性。
抜群な歌唱力。
などがメイントピックとなることが多いように思う。

だが。

ここ数か月。
特にゆいもあがさくら学院を卒業する前後、つまりは今年3月あたりからであろうか。
一つの変化というか、これまでとは異なった潮目がオブザーヴされることもまた事実。


例えばゆいである。
昨今においては、“可愛い ONLY ルール”(弊社謹製)を逸脱すること甚だしく、特に卒業式においては、実に優雅で美しい表情。
愁いを帯びた表情。
麗しい表情。
を見せるなど、透き通った肌を惜しげもなく披露しつつ、少しく大人っぽさを伴った美しさや綺麗さなどといったエリアに歩を進めているのであった。

さらに、直近のワールドツアーにおいては悪女風味の佇まいを見せるなど、可愛い ONLY ルールは今いずこ、嗚呼、何を考えているの、水野さん……。
なのであった。

一方。
もあも大変に困ったものである。

卒業記念の写真集においては、海の水に浸かりながら、濡れないようスカートのスソを持ち、テヘペロな笑顔を見せる所作。

ワールドツアーにおいては、バディの一部、某パーツの発達によって女子力を大幅アップさせ、男たちをして大騒ぎさせ、挙句は大乱闘を誘発するという始末(推定)。

何気にセクスィな片鱗を垣間見せている菊地さんは、今やまるっと罪子(つみこ)なのである。


要するに。
ゆいもあ共に、美しさ、麗しさ、綺麗さへの進出が煩雑に観測されるようになっているわけで。
このあたりについては、過去、このブログでも様々に取り上げた記憶がある。

本件については、しのごの言わず、いわば“歴史の自由と必然”と捉えるべきなのであろうが、それを受け容れるまでには今少しの時間を要しそうなのもまたおっさんならではの特徴であったりする。

ま、“That’s life”“セ・ラ・ヴィ”とか呟きながら、緩やかに馴染んで行くことになるのであろう。


と……。
そうだった。
幕張の会場でサークルモッシュに参加していた僕の話であった。

すうのあまりに可愛すぎる破顔一笑の一撃にブチ殺された僕は、その後、スクリーンにすうの笑顔が映し出されるたび、
「うわ〜、すうってすんげえ可愛かったんだな〜!」
と、心底実感、痛感させられ、すうのメインの担当分野が美しさや綺麗さであると思い込んでいた自分をささやかに、しかし激烈に責め立てるのであった。

すうさん、ホント、可愛いです。
可愛すぎます。

んでもって。

少し考えてみた。
一体、あの素敵な笑顔の理由は何だったのだろう。

断じて作り顔ではなかった。
タレントとして、エンタテイナーとして、お仕事で作為的に盛った笑顔ではなかった。

心から楽しみ、喜び、嬉しがっている笑顔。
だからこそ、僕のような枯れたおっさんの心にもずんずんと伝わって来、突き刺さって来たわけである。

長年、HR/HMを聴きあさってきた僕の中には、若い女子が笑顔を作ってさえいれば、それだけで嬉しいなんて素直な心は全く存在しない。

たとえティーンの女子であっても、下手な作り笑いをしている顔には反射的にケリぶち込み兼ねない危険分子でもあったりする。

7〜8年前、神戸のキャバクラで、愛想笑いしながらオシボリ手渡して来た女の子に向かって「くっせ〜ツラしてんぢゃね〜よ、ダヴォ。 あっちけ、カス!」などととんでもない悪態を付いたのは、はい、僕です。
サーセン、反省してます。あのときは悪酔いしていた上、機嫌が悪かったもんスから、許してやっておくんなまし(深く反省の儀。ぺこり)。

そんなささくれた男の心を瞬時に溶かしてしまったのであるから、すうさんの笑顔の可愛さ、そして破壊力は本物だったのである。

ビバ、すうさん。

もちろん、僕は知っている。
すうの外面が可愛いのは。
すうの内面、ココロが可愛いからなのである。

明日は、そのあたりをさらに掘り下げてみたい。

すうさん、カワユス。

(この項、Part 2 へ続く)

BABYMETAL 6.21 幕張の思ひ出と感想文、その1 〜 ステージを真横から鑑賞するの所作。及びその粋(いき)のようなもの

【BABYMETAL 6.21 幕張の思ひ出と感想文、その1 〜 ステージを真横から鑑賞するの所作。及びその粋(いき)のようなもの】

◇ あれから2週間が経過し。
ようやく気分も落ち着いて来たので。
思い出と感想文というような形で、自分なりに振り返ってみたい。

ま、ごちゃごちゃ言わず、総論一発で言えば、
「素晴らしかった」
の一言に尽きる。
ええ、未だに多幸感に包まれておりますです。

だが。
敢えて各論。
いやそれどころか、もっともっとねちっこく枝葉末節にこだわって、ああだこうだ言うのもまた楽しってことでw

ベビメタのライヴに関しては、毎度のことながら、終演直後あたりから、素晴らしいレビューや分析が怒涛のごとく発表されているわけで、その点からすると、2週間が経過した現在、ここで改めて感想文をしたためることには、まったくもって今さら感が否めないのだが、まあ、そのあたりについてはファジーにしたままw、ぽつらぽつら、てれっちてれっちと作文してみたい。

平成27年6月21日日曜日。
東京の天候、曇り時々雨。

何とか仕事を片付けて西新宿の事務所を出たときには、「グッヅ買うのとか絶対無理だし……」とか、少々クサり気味だった。
あまりに遅すぎたということで。

だが、東京駅の京葉線プラットホームに溢れ返る、我がベビメタの黒T軍団を目の当たりにした途端、一気にテンション上がりまくりな僕なのであった。
メイトの皆さん、カッコイイっすな〜。
心強いっす。

メイトさんといえば。
日本とはほぼ地球の正反対、ウルグアイモンテビデオにいるマイク・ジアニーノ(Maik Gianino, Mr.)にも、あの日はずいぶんと助けられた。
“マイク”とは他でもない、このブログでインタヴューしたこともある、BABYMETAL Newswire のオーナー兼編集長である。

仕事中、また海浜幕張に向かって電車に乗っている最中も、僕はFBとツイッター、その他掲示板等で、現地・幕張メッセの状況を時々刻々チェックしていた。

それと併せて、僕はマイクともFBの Messenger でやり取りを続けていたのだが、東京にいる僕が iPhone 経由で取得する幕張現地情報よりも、地球の裏側にいるマイクが送ってくれるそれの方が、より新鮮でより具体的、より役に立つものだった。

マイクは情報サイトのオーナーだし、その情報収集能力は折り紙付きとはいえ、地理的な場所の違いなどをいとも簡単に乗り越えてしまうインターネットのパワフルさには、今更ながらも改めて驚かされた。
まさにインターネット時代のダイナミクスという気もするのだが、僕などはその恩恵を受けている代表的な例といえよう。

コンサートの現場、幕張メッセに到着したのは15時過ぎ。
すでに開場まで30分もない状況。

去年9月の幕張では“Aブロック”で、ステージ真ん前、ドセンだった。
今回は1500 番台ではあったものの、同じく“Aブロック”だったので、「キタ〜」とばかり浮かれていた。


小雨パラつく中、待つことの程もなく、ゲートオープンで会場内へ入る。
メタルな楽曲がガンガン流れる中、目の前で怪しく光る大きな赤いピラミッドに大満足。
何かこう、いよいよ始まるという気分を高揚させてくれるに十分な演出。

しかし。
一点、気になることがあった。
つまり、自分が立っているところからステージに身体を向けたとき、背中に階段があったことである。

何故、背後の階段に気付いたのかというと、超モッシュシュピットのプレミアムなチケットをお持ちであろう方々が、隊列を組んでどど〜っと階段を降りて来て、会場全体が「うぉ〜!」とか一気に盛り上がったからで。
ちなみに、その階段は国際展示場1〜8を横断している中央モールにつながっている。

個人的なことになるけれども、幕張メッセの国際展示場にはクルマ関係のイベントで来る機会が多く、ホールの構造や位置関係には、それなりになじみがある。
もちろんサマソニでもお馴染みの場所だ。

今回のライヴ、巨大天下一メタル武道会はホール1〜3をブチ抜きで使うというから、とすると、僕が観客エリアでステージに向かって立ったときには、僕の左側、ないしは右側に階段が見えなければ不自然ということになる。

しかし、階段は僕の背中側にあった。
ぬ〜。
ど〜なってんだ?
ステージと観客エリアとの位置関係が今一つ把握できず。
その件については、ウルグアイのマイクとも Messenger であれこれとやり取りをしていた。

とはいえ。
その……何だ。
僕のいたところは、何たって天下の“Aブロック”であることには間違いないのだから、去年の幕張同様、ステージの真ん前であることは間違いないだろう。
きっとステージの作りが凝っているだけなのだ。
そ〜だ、そ〜だ、そうに決まってる。
僕は楽観論で落ち着くことにした。

開演を待ちながら、メガデス、ジューダス、オジーパンテラなど、懐かしのメタルが混ざった BGM を聴いていたら、超懐かしいギターサウンドが。
ポール・ギルバートのあのプレイには大いに耳馴染み有り。
アルバム持ってるし。
ギターパートはコピーしたし。
他ならぬ『Addicted to That Rush』である。
もう20年以上前っすよね、あれ。

でも、ベビメタと MR. BIG って、あんまり親和性が高いようには思えないんだけど……(小声)。
なんて考えていたら、いきなり客電が落ちた。

ステージを見ると、神バンドの面々の横顔がライトで照らし出されていた。

え゙っ!?
何で横顔なの?

んで。
次の瞬間。
僕の左わき、上方が一気に明るくなった。
何かと思って見上げてみたら、何とそれは巨大なスクリーンであった。

あらま。

要するにだ。
僕は、ステージの真横も真横、下手側にいたのである。

ベビメタの3人が、堂々ステージに登場。
はい。
やっぱり真横からのお姿でした。
横顔でしか3人が見られないので、オーロラビジョンな巨大スクリーンを見上げる。

何だかなあ〜。
思わず苦笑を禁じ得ず。

「ここって、体感席みてえじゃん!」
という声が聞こえた。

思わず吹き出す。
言い得て妙。

いや。
アーティストの姿は見えているんだから、“体感席”じゃなくて“参加席”ぐらいにはなるか。

ちなみに体感席やら参加席というのは、ドームクラスのライヴにおいて当日券のような形で販売される、アレである。
最近の例でいうと、今年のポール・マッカートニー公演のときに売り出されていたような気がする。

体感席は基本的に直接アーティストを見ることができないケースが多く、スクリーンと音のみで楽しむスタンド席である。雰囲気を楽しむ場所というか。

参加席は何とかアーティストの姿は見えるものの、かなりシビアでほとんどまともには見えないことが多いようだ。

共に唯一のメリットはコストだろうか。
通常の席が万単位なのに対して、これらの席は1万円未満で買えることが多いようなので、まあお得ではあるのだが。

話を戻す。

体感席のようだと嘆く声に少しく賛同しつつ、ギミチョコを耳にしながら「これでAブロックなの〜?」とか密かに嘆いていた僕。

もう……。
こうなったらグレたろか。
髪の毛、金髪に染め上げて。
シャコタンのクルマに乗って、甲州街道を爆音で走り抜ける。
ついでに家出でもしたろか。

なんてボーっと考えていたら、いきなり身体に大きな衝撃が加わった。
気づいてみれば、僕の身体はサークルモッシュの中に放り込まれていた。

自分としては、ステージとスクリーンとを交互に見ながら、大人しくライヴを鑑賞しようと思っていたのだけれども、周囲にいた4〜5人が一斉に飛び出したとき、勢いで巻き込まれてしまったようだ。

こういうときは流れに逆らわないのが得策。
とりあえずはメイトの皆さまとグルグル。
とはいえ外周を回るのはしんどいので、さりげなくサークル中央部分をめざして移動する。
外周は周囲の人たちとぶつかる可能性が高いし、走るスピードが速いため転倒のリスクもあり、内側へ行くに限るということで。

ギミチョコが終わったところで、自分の立ち位置を確認すると、ステージに向かって真横な位置ではなく、少しだけ中央寄りになっていた。
ありがたい。
とはいえ、まだまだ横からの鑑賞という位置づけには変わりない。

しかし。
住めば都とは良く言ったもので。
面白いことに気付いた。

つまり、ステージの横からベビメタを見ることの愉しみに気付いたのである。

ステージ上の3人の位置関係を見るとき、僕は主に左・真ん中・右の違いで見て来たのだけれども、前後という観点から気にしたことはなかった。
僕の場合、もともと深視力とかほとんどない方だしw、ステージをフロントから見ていると、3人の前後の位置関係はあまり明確にはわからなかったし、もとよりあまり気にすることもなかった。

しかし、横から見ていると、当たり前のことではあるが、3人の前後関係が手に取るようにわかるのである。
これがちょっと面白かった。

『メギツネ』で、すうの投げたお面がちゃんと前に飛んで行ったところとか(今回はちょっとした飛距離があったような気がする)。
『Catch Me If You Can』の「とっておきの場所を発見」のところでのすうもあの動きとか。
『いいね!』でのゆいもあの動きとか。

ベビメタのライヴをステージの横から見るという所作はまったくもって初めての体験だったのだけれども、3人の前後の位置関係が実にはっきりと見えて、「あ〜、こんなに離れるんだ〜」とか“発見”した次第。

会場のどこにいようが、どんなアングルで見ようが、それがベビメタのステージである限り、つまらないわけがない。
しかし、それを織り込みつつも、ステージ横から3人や神バンドを見るという所作が、これまた何気に新鮮で面白かったのである。

人間万事塞翁が馬
なるほど、良く言ったものである。

                  • -

◇ 少し前の話になるけれども、かな〜りシヴいロック系の某イベントにスタッフとして参加して来た。
僕が馴染みにしているライブハウスがそのイベントに協賛していた関係で、お手伝いのような形である。

ロックファンが集う場所。
であれば、ベビメタメイトとしては“正装”で行くしかあるまい。
ってことで、僕は戦国 WoD のTシャツを着て行った。

ホール内では、しっかりとお客さんの動線上にいたので、何か反応はあるかな〜、どうかな〜とは思っていたのだけれども、意に反してほとんどリアクションはなし。
明らかに視線を投げかけて来る方々は散見されるも、特別なリアクションはなかった。

しかし。
ライヴがハケた直後。
出現してくれましたよ、キツネサイン。
30代前半ぐらいと思しきカップルがニコニコ顔で。
もちろん、ガッツリ頂き、しっかり返しました。

実にささいなことではある。
それでも、やはり、ベビメタ関連“以外”のイベントで、メイトさんに遭遇するのは、なかなかに味わい深く楽しいものなのである。

そういえば、去年のフジロックでも、何回かベビメタの黒Tを目にすることがあった。
苗場には今年も3日間参戦の予定。
あれから1年経った今、メイトさんの数は明らかに増えているだろうし、すごく楽しみなのである。