されどロックな日々 - ANNEX

「されどロックな日々」、別館 (ANNEX) でございます (^^)

ベビメタが今後10年間以上は活躍し続ける10の理由、その2 (後編)


ベビメタが今後10年間以上は活躍し続ける10の理由、その2(後編)

※(注)これは僕の想像、空想、妄想、連想、夢想などが全開になっている作文である。したがって、自分にとってすこぶる都合の良い解釈、曲解、仮説、思い込み、ロジックの飛躍、あるいは破綻などに満ちており、正確性や客観性、フェアなものの見方や考え方などはもとより望むべくもなく、微塵も存在しない。

類まれなき天才的な職人集団。
各方面において、ずば抜けた才能を持った、スーパーエキスパートの面々ってことで考えると、Mikiko 先生などは、まさにその代表格といえよう。
もちろん、神バンドのメンバーだってそうだ。
とにかくベビメタに関わっている方々は、おのおのの専門分野において、現在進行形で第一線を突っ走っているエキスパートばかりである。

作詞。
作曲。
編曲。
演奏。
衣装制作。
メイク。
コレオグラフィ。
ステージング。
ストーリー展開。
諸般のプロダクトデザイン。
そして、全般的なプロデュース。

まあ、とにかく何を取っても超一流の方々が関わっていることは間違いなく、それはベビメタにかかる、ありとあらゆるアウトプットのクオリティの高さを見れば一目瞭然であろう。

んでだ。

ファーストからセカンドに見られる、ベビメタの進化と発展を玩味租借するに。
かように優秀なる制作チームをもってすれば、向こう10年、あるいはそれ以上、外的要因(e.g. マーケット等)、内的要因(e.g. 年令等)、様々な変化を制作プロセスに巧みに織り込みつつ、ベビメタは確実に進化、発展を遂げて行くものと思われる。

そういえば。

1990年代後半から2000年代前半にかけて。
僕はモーニング娘。にハマっていた時期がある。
別に黒歴史ではないw

モー娘に関しては、当時、某雑誌が実に熱心で、毎号、読者を巻き込みつつ、様々に熱く論じていたものだ。
毎月発売日の夜には、某大型掲示板が盛り上がっていたのを思い出すw

で、その雑誌に連載を持っていたのが、某O氏であった。
その連載は、見開き2ページだったように記憶するが、写真を含め、毎回実に面白かった。

石川某嬢がダウンタウン司会のTV番組に出たとき、石川本人の前で「ハッピ〜」をやるという荒業が実に素晴らしかったのを覚えている。

Oさんといえば、ひたすら“ヘンなヒト”キャラを前面に打ち出しているようなところがあるけれども、実はかなり博識で、話が何気に奥深く、非常に面白い。

Oさんの2人組ユニットのライヴには何回か通ったことがあるけれども、とにかく最初から最後まで飽きることがなかった。
去年の10月末、ヘドバン誌のイベントで氏のライヴを見たのは記憶に新しい。
んでもって、実はこの僕、Oさんの密かなファンだったりするわけでw

そのO氏が、徐々に猛プッシュするようになって行ったのが Perfume である。
Perfume さん、2000年代半ばには颯爽とメジャーデビュー、その時点でかなりの芸歴があり、一般的なアイドルに比べた場合、すでに実力の片りんを大いに見せ付けていたものだ。
O氏プッシュのグループということもあり、自然の流れで僕も Perfume に注目するようになって行った。

Perfume の作品は、とにかくマスタリングが素晴らしく、家のステレオやポータブルプレイヤーで聴いているだけでは、その魅力が十分に引き出せないと感じていた。
そこで僕は、クルマのバッテリーを大容量のものに買い替え、土管式のドでかいウーファー(低音用スピーカー)を2本据え付け、Perfume を超爆音で聴いていたりしていた。

その頃の Perfume というと、実力派ピカイチながら、まだまだ一般的なレベルで認知されているというわけではなかった。
実力があるがゆえ、逆に伸びしろに限界が見えたりしないだろうか。
今は10代だけれども、あと数年してハタチすぎたらもう厳しいかも。
などと、余計なことが時折りアタマをよぎったりしたものだ。

それでもファンであることは続け、アルバム「JPN」が出たときのツアーでは、チケットが取れなかった腹いせを兼ねて、わざわざ音漏れを聴きに行き、警備員に疎ましがられたりしたw

で。
2016年の今。

彼女たちは20代も後半に入り、すでに30路が見えるお年頃となっている。
しかし。
僕が今さら言うまでもなく、Perfume はメジャーデビュー以降快進撃を続け、現在はメジャーシーンのフロントで大活躍中である。

ドキュメンタリー「WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT」のDVDが、今年の夏に出るらしいけど、あの映画は2回、劇場で見たんだった。
ワールドツアーの訪問先において、次々とライヴが成功を収めて行く中で、Perfume の3人はもちろん、Mikiko 先生やアミューズの会長の感動っぷりがすごくて、見ているこちらも思わずウルウルしてしまったものだ。

現在の Perfume の姿は、10年前の僕には到底想像し得なかった。

Perfume というグループは、色々な外的また内的な変化をうまく味方に付け、自らも巧みに変化を遂げつつ、グループとして進化、発展して来たような気がする。
年齢を重ねることや、それに伴う自身の諸般の変化をもうまく取り込んで来たという感じ。

そしてベビメタである。
特に Perfume の制作チームには、ベビメタのチームと共通する人たちが少なくないからというわけではないw
まして、Perfume がそうだったから、ベビメタもそうなるなんて安直かつお気楽なことを言うつもりはない。

だが、今現在、あらゆる方面で力を持ち、優秀なブレーンを持っているアミューズなら、様々な要因を織り込みつつ、Perfume とはまた違ったアプローチを持って、ベビメタの新たな面を向こう10年、あるいはそれ以上のスパンで、長期的にプロデュースして行くことが可能であろうと思われる。

その過程において、中心的な役割を果たすであろう面々は、今さら言うまでもなく、スーパーエキスパートが名を連ねた、強力なる制作チームの方々であろう。

ところで、2年前のフジロックで、齢(よわい)80代の日本人ロックヴォーカリスト、オノヨーコが絶唱しているのを見て、その姿にベビメタを重ねて作文してみたりしたこの僕ではあるが(昨年2月28日のエントリー)、10代の話をするのに80代のレファレンスを取ったことの是非はさておきw、ベビメタがかなりの長期にわたって活躍して行くであろうことは、大いなる期待を含めつつも、あの頃から予想していた。
もちろん、それは今でも変わってはいない。

それにしても、日刊スポーツの記事でレポートされていた、リオデジャネイロでの“フラッグ・ハンドオーバー”セレモニーが楽しみである。