されどロックな日々 - ANNEX

「されどロックな日々」、別館 (ANNEX) でございます (^^)

拝啓 BABYMETAL 様


拝啓 BABYMETAL 様

御三方様におかれましては、日々ご清祥の段、心よりお喜び申し上げます。

巨大天下一メタル武道会@幕張メッセ
素晴らしかったです。

あれから3日が経ちました。

ステージ上の皆様、すなわち SU-METAL 様, YUIMETAL 様, MOAMETAL 様から放射されていた BABYMETAL エネルギー。
太陽よりもはるかにパワフルで熱いエネルギー。
ガッツリ受け止めさせて頂きました。
そしてそれは、僕の中に未だしっかりと蓄積されてをり、まるでマグマのようにぐるんぐるんと燃えたぎってゐるのであります。

切符代金は7千5百円と少々。
僕が皆様から受け取ったエネルギーのヴァリウは、7千5百円どころか7千5百億円をもはるかに凌駕、いや、もはやプライスレスなので御座います。
ヴァリウ・ヂャッヂメントなど、よもや野暮の極みというものでありましょう。

そういうわけで。

僕は今日も元気です。

だうもありがたう御座いました。

敬具

最新の BABYMETAL が、最高で最強の BABYMETAL なのである

【最新の BABYMETAL が、最高で最強の BABYMETAL なのである】

昨日のコーフン@幕張メッセ、未だ冷めやらず。

毎回のように思うのだけれども。

生で見るベビメタ。
僕の目の前に、すうやゆいもあが存在しているという状況。

まったくもって信じられないことなのであるが。
本当に実在しているのである。
目の前に。

あの3人の。
キラキラ輝く目。
激しく動き回る身体。
ゆらゆら動くポニーテールとツインテール

あの3人が。
実際に息をしているのである。
汗をほとばしらせ。
歌を歌い、ダンスをしているのである。

まさに僕の目の前で。

すべてが本当に起こっていることなのである。

ステージから伝わって来る熱量はあまりに高く、丸1日経過している今でも、未だ僕の体内に大量に蓄積されている。


あれは今年1月中旬、連休明けのことだった。
仕事仲間の北欧人がニヤニヤしながら日本語で訊いて来た。

北欧人「で、どうだったの、“アイドル”のコンサート」
僕「あ〜、もう最高でしたよ」
北欧「埼玉のおっきなアリーナでしょ、スーパーアリーナ? 全部入ったの?」
僕「入ったも何も、大入りの大盛況でしたから」
北欧「ダイセイキョウ?」
僕「盛り上がったってこと」
北欧「ああ、そゆこと」
僕「とにかくサイコー、もう仕事なんか手に付かないっす」
北欧「サイコー…… w」


本日、6月22日月曜日。
幕張メッセの宴の翌日。
ランチタイム。

北欧「また行ったんでしょ?」(ニヤニヤ)
僕「もちろん!」
北欧「どうだった?」
僕「あ〜、もう最高でしたよ」
北欧「ww こないだのときもサイコー言ってたよ」
僕「うん、最高だったから」
北欧「最高が2つ? w」
僕「うん」
北欧「おかしいよ〜 w」
僕「おかしくないでしょ、だって本当に最高だったんだから」
北欧「ヘンだよ、だって今回のが最高なら、前回のは最高にならないし」
僕「今回のも前回のも最高だったの。実際そうだったんだから」
北欧「……? w」
僕「わかんない?」
北欧「わっかんな〜い。おかしいよ〜」

ちなみにこの北欧氏はエンジニア出身の典型的理系である。
その後、しばしひたすら無駄に“ロジカル”で不毛の会話が続いたわけで詳細を略す。


今からちょうど1年前の今頃、2014年6月23日。
渋谷は O-EAST にて。
僕は初めてベビメタを見た。
最高だと思った。

7月の O-EAST
やっぱり最高だと思った。

8月のサマソニ
やっぱり最高だと思った。

9月の幕張メッセイベントホール 2 days。
やっぱり最高だと思った。

今年1月の埼玉SA。
やっぱり最高だと思った。

昨日の幕張メッセ国際展示場。
やっぱり最高だと思った。


これ、去年の9月だったか、FBに英文でちょっと書いたことがあるのだけれども。
要するに。
僕にとっては、最新のベビメタが、常に最高で最強のベビメタなのである。

しかしながら。
それは、例えば1月のベビメタが、6月のベビメタに劣るということを意味しない。
それはあり得ない。
なぜなら、1月のベビメタは確かに、間違いなく最高かつ最強であったわけだし、6月のも最高かつ最強であったことは、間違いのない事実だからである。
もちろん、2014年のベビメタが、2015年のベビメタに劣るということでも全くない。
それぞれ、互いに独立して最高かつ最強なのである。

このあたり、エンジニア君にはわかってもらえなかった。
“日本 vs 北欧”の異文化交流ではなく。
“典型的文系・感覚重視的・右脳人間 vs 典型的理系・ロジック重視的・左脳人間”の異文化交流はなかなかにチャレンジングであったということで。

とはいえ。
僕の中では、最新のベビメタが、常に最高で最強のベビメタであるということにブレはない。

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昨日1日で1か月分ぐらいのブログネタを仕込んだような気がする。

細かい部分、各論的には色々考えさせられたこともあったのだけれども、総論というか、細かいことをゴチャゴチャ考えずに一言で言えば、とにかくひたすら、
「最高で最強で、素晴らしいライヴでした!」
ということになる。

すうゆいもあ、3人の魅力が間断なく炸裂していた感じ。

圧巻。
圧倒的。
お見それいたしました。

→ BABYMETAL さん。
→ 神バンドさん、すなわち青山さん、棒手さん、藤岡さん、大村さん(ソロに織り込まれていた HBD2U のフレーズ 4YUI、カッコ良かったです!)。


そういえば、ちょっと懐かしい丸顔に邂逅。
1月以来、久々に会ったFさんとその一派の方々。
前回、埼玉では希望のグッヅを全部買えなかったってことで、今回はしこたま買い込み、ワンボックスカーを含むクルマ3台の中を山積みにしてしまったとのこと。
本当(マジ)っすか?
Tシャツや小物ばかりで“山積み”になるかな〜。
という感じではあるが、まあ、ロジカルになりすぎても野暮なので、余計なツッコミは省いておいたw。
それにしても。
夜来たメールによれば、コンサート後に皆で幕張メッセの裏へ回って、機材の搬出を「見守っていた」とのこと、どこまでマニアックなお方たちなんでしょw
いえ、尊敬の念を抱いておりますよ、その熱〜い心には。


初めてお会いする方も。
コメントのやり取りでヴァーチャルにコミュニケーションのあったMさん。
ライヴ後に初めてリアルでご対面。
コメントの文面から察するに、落ち着いた雰囲気のオトナ〜な感じの女性を想像していたのだけれども、元気一杯、ライヴには大満足だったとのこと、目を輝かせて少女のようにお話をされるお姿には僕も改めて元気を分けて頂いた感。
同行の、元ドラマーだったというお方も満足げなご様子、Mさんの布教大成功!?ってことでメデタシ、めでたしなのでありました。
再会を約して東京駅にて解散。


そうそう、もう一人いらっしゃった。
15時過ぎ。
物販エリア(ホール11)に続く陸橋の上で、係員の人に「これから物販行って、開場時間までに買えますかね〜?」などと呑気なことを尋ねていた僕に、ちょっと離れたところから、鋭いというか、ちょっとキツ目の視線を送ってきた人あり。
ま、こっちはロンゲにサングラスの怪しげなヤツですからねえ、当然かw
そのお方、黒Tではなく、チェックのポロシャツを着た40すぎぐらいの男性。
僕が物販はもはや無理と判断し、歩き始めようとしたとき、そのポロシャツ氏からお声がけを頂いた。

ロックの日記やってる人でしょ?」
一瞬戸惑ったが、どうやらこのブログのタイトル“ロックな日々”のことらしい。

僕「あ、はい」
ポ氏「読んだことあるよ、がんばってね」
僕「ありがとうございます」
ポ氏「写真で見るより背低いね」
僕「え? あ、そうすか?」

ポ氏は、コンサート会場のある国際展示場のほうに向かうようだったので、僕も一緒に雑談でもしながら行こうと思ったのだが、氏は僕を置いてきぼりにしたまま、さっさか歩いて行ってしまった。
せっかく優しくしてくれたのにw、何だかな〜と思ったが、まあ、そういうさばけたキャラのお方なのであろうと納得し、雨のそぼ降る中、僕はだらだらと国際展示場に向かったのであった。

それにしても、写真を載せたことはあるにしても、全身写真というか、背丈のわかる写真は載せたことがない。
あ、ちなみに176cmなんすけどね。
ポ氏が、僕をして、何ゆえ背が低いと思ったのかは謎である。

                        • -

ベビメタライヴでは、怒涛のジャパンツアー日程が発表された。
チケットの抽選にはなるべく多くチャレンジしてみたい。

そして、最新のベビメタ、最高で最強のベビメタになるべく多く遭遇してみたい。

BABYMETAL 巨大天下一メタル武道会  〜  "Are you ready to mosh ?" "Yes, I am :-)" 


【BABYMETAL 巨大天下一メタル武道会  〜  "Are you ready to mosh ?" "Yes, I am :-)" 】


◇ 6月20日、YUIMETAL こと水野由結氏、生誕16周年記念日。
朝7時過ぎには起きて、とりあえず自宅にて HBD2U を一人密かに歌うw

のち、朝9時、都内某所に集合して、とある音楽イベントに参加。
機材のセッティングやタイムキープなどのスタッフをやると同時に、出演者としても20分のステージを演る。

のち、18時過ぎ、イベントの出演者数名と都内某ライブハウスへ。
オープンマイク的な企画に参加する。
顔見知りの出演者さんの一人は、かつてベビメタの曲をギターの弾き語りでやってのけた猛者であった。

ちょっと驚いたのは、別の出演者さんから「けんさん、1月のSSAにいたでしょ?」とお声がけされたこと。
大変にびっくりしたのだけれども、聞けば何でもそのお方もSSA参戦だったとのこと。
1月以前に別の企画でご一緒したことがあったようで、その絡みで僕の顔を知っていたようだ。

そのお二方とも明日、21日の幕張には参戦しないとのことではあったが、僕の周囲にもじわじわと確実にベビメタ関係者が増えていることは、誠に喜ばしいことではある。


◇ 23時過ぎ、帰宅。
明日、21日、幕張、巨大天下一メタル武道会のチケットを確認する。

「身分証明書の確認をお願いする場合がございます。予めご了承ください」とあり、一瞬びっくりする。具体的にどのようなIDなのかは指定されていない。
とりあえずはいつも持ち歩いている運転免許証でOKとは思ったが、念のため健康保険証も持って行くことにする。まずもって不要ではあろうが、自らの気休めってことでw

チケットをさらに良く見てみれば、何やらQRコードが……。
もしかしたら、謎の文字列でも出て来るのではないかと、少しくワクワクしながらスキャンしてみたのだが、チケットの表面に印刷されている番号に何ケタか付け足されたような、実に味気ない数字の列。ちょっと当てが外れた。

「未就学児童入場不可」?
これまでの、コスプレイヤーさんたちの何人かは何となく未就学の子たちという印象もあるが、大丈夫なのであろうか等、余計な心配等。


◇ どういう“正装”にするか迷ったが、結局“戦国WOD”のTシャツにする。
理由は特にない。
単に僕が非常に気に入っているからw


◇ 仕事の都合上、物販には到底間に合いそうもなく、本当は今、思い切りグレたい気分なのだがw、まあ、そこは大人の対応で。
15時ごろには現着の見込みなので、何とか開場には間に合う。
メイトさんたちのコスプレも少しは鑑賞できそうだ。
グレるのはやめ、とりあえずそれで良しとする。


◇ 何かサプライズのアナウンスメントはあるか?
あると見た。

何が出るかな?
何が出るかな?

個人的に一番可能性があると思うのは、すばり:

アジア・ツアーの日程発表、もしくは
アジア・オセアニア・ツアーの日程発表

である。
さて……?

                • -

とにもかくにも、5か月ぶりのベビメタとの遭遇はあまりに楽しみすぎる。

"Are you ready to mosh ?"

Yes, I surely am !
Seeee yoooou girls tomorrow at Makuhari Messe !

祝! 水野由結氏、生誕16周年、Sweet Sixteen !  だけどちょっと気がかりも。 胸キュン〜コロリの心理学


【祝! 水野由結氏、生誕16周年、Sweet Sixteen ! だけどちょっと気がかりも。 胸キュン〜コロリの心理学】

誕生日、おめでとうございます!

早いもので、あの水野さんも16才ですか。
僕が知ったときはまだ14才でしたが、今や世界的メタルバンドのメンバーとして大活躍の水野さん、嬉しい限りでございます。

それにしてもである。
欧米ロック界の大御所やら重鎮やらが、まさに競い合うようにしてベビメタの3人と写真に写りたがっているようで。
これまでにも、すごい面々と共に写真に納まってきた来たベビメタさんだが。

ブライアン・メイ物理学博士が、ベビメタフラッグを掲げた前で、キツネサインをする3人の写真に遭遇したときには、文字通り椅子から転げ落ちた。

お次は、ミック・ジャガーさんとか。
ポール・マッカートニーさんあたりはいかがでしょう?
→ベビメタさん。

ところで。

音楽界の大物たちがベビメタを好きになってくれるのは、大変に喜ばしいことではあるが、同時に一抹の不安が僕の頭をよぎるのも、また事実なのである。

一般的に言って、西洋の異人さんたち、わけても男子の皆さんは女子に対して大変に“フレンドリィ”かつ“オープン”である。

目の前に存在する女子は、とにかく口説くこと。
それこそがエチケットであるかの如く考えている御仁もいるやに聞いている。

それはそれ、いかにも西洋式で悪くないのであるが、ベビメタの3人、わけても水野由結氏の可愛さ、kawaiiness、cuteness は、西洋の男子の皆さんを本当の本気にさせてしまうに十二分以上のパワーを持っている。

もし僕が水野さんを目の前にしたら、卒倒〜失神するのがオチであろうが、異人さんたちはオモテにウラに、本気で口説く可能性が決して否定できないのである。

これは特にアーティストの男子に限らず、例えばスタッフさんとかメイトさんとか、とにかく異人さんたちは良くも悪くもフレンドリィかつオープンなのである。

「んなこたぁ、心配する必要ねえべ。んだって、ベビメタサイドのマネジャーとかコバとか、その他諸々いるだろうし」

そう願いたい。
そう信じたい。
そう念じたい。

しかし。

例えばである。

バックステージかどこかで。
水野さんがどこかの男子と2人きりになった瞬間。
その男子、すなわち青い目と金髪も麗しき異人さんと、水野さんが、瞬間的にせよ、2人きりになったとき。
カタコトの日本語で。
「ユイ、愛してマス」なんて甘い声でささやかれたら。

水野さんとて、究極的には生身の人間である。
生身の女子である。

そして、もはやお年頃。
スウィート・シックスティーン(sweet sixteen)なのである。

心が揺れることだって十分にあろう。

先述のとおり、水野由結氏の kawaiiness は異人さんをして本気も本気、超本気モードに入らせるに十分な力を持っている。

異人さんたちを絡め取り情熱的にしてしまうに、十分余りある cuteness なのである。

たとえ写真だけで見たとしても、水野さんの可愛さの破壊力は那由多レベルを軽く凌駕している。
ある意味、水野さんのキュウトネスは大変に危険でもあるのだ。

その破壊力にドライヴされた異人さんたちの情熱を持って、さらにはニッポン男児にはないマイルドな雰囲気で水野さんが口説かれたりしたら……。
さすがの水野さんでも、イチコロなんてことだってあるやもしれぬ。

ぬ〜。

そういえば思い出した。
「日本では町なかで声をかけられることはほとんどないんですけど、海外だとしょっちゅう声をかけられるんですぅ〜」

ベビメタの姐さんたちが、確か、こんなことを言っていたような記憶がある。
水野さんもまんざらでもなかったような気がする。
てか、ニコニコと何だか嬉しそうだったような気もする。

ヤバす。

オンステージ、オフステージの別を問わず、可愛さと美しさとが今やほとんど常に暴発状態の上、イノセントでピュアな水野さんのキャラクターである。

異人さんから情熱的に甘い言葉をささやかれたりしたら、よろっとなってしまい兼ねない危うさを、僕は大いに認識する。
胸キュン〜コロリのリスクには、おっさん、かなりナーヴァスにならざるを得ないのである。

ひとつのビジネス・プロポジションとして、以下を提案したい。
「僕を、海外における水野さん専属のセキュリティガードに雇うこと」
→問題のソリューションとしては、これよりベターなものがありましょうか? (ね〜べ?)
→運営様。


もちろん、カネくれなんてゆ〜ヤボ、江戸っ子言ワナイネ!
世界中どっこでも手弁当、OKヨ!

嗚呼、何て太っ腹なの。
ス・テ・キ。

水野さんにおいては、青い目の異人さんにポッとなるのではなく、男気溢れる、まさに男の中の男である僕にこそポッとなってほしいものである。

とまれ。
改めて。

拝啓 水野 由結 様

誕生日おめでとうございます。
Sweet sixteen おめでとうございます。
心よりお喜び申し上げます!
今後ますますのご活躍を祈念しております。

旅瀬 健 拝

平成27年6月20日

(※ブログの日付が変わるのは午前5時設定のため、このポストの日付は19日になっております。しかしながら、暦の上では、今現在、すでに6月20日、午前1時ちょっと前となっております。FYI)

追伸。のような、単なる独り言。もしくはその逆。
水野さんにおかれましては、くれぐれも異人さんに胸キュン〜コロリなどございませんよう、忠心より、切に切に願っております。

音楽評論家様によるベビメタ記事の読後感想文


6月14日、日曜夜。

某超有名ポータルサイトのエンタメセクションで見つけた記事。
大手のポータルゆえ、もちろんどこかのブロガーさんが書いたお気軽なブログエントリーではない。
筆者は、れっきとした音楽評論家の先生である。
Wikipedia によれば、過去、有名音楽雑誌等で評論活動を展開し、また書籍も多数出しているそうだ。僕も名前だけは聞いたことのある人だ。
そのお方が書かれた、ベビメタについての評論記事である。

それを一読したところ、色々と理解できないところが山盛り、いやエヴェレスト盛りという印象だったため、とりあえずは、“個人的な感想”という感じで、理解できない部分を、備忘録よろしく書き留めておくのは悪くないだろうと思うに至り……。

ところで。
昨日、水曜の午後、西新宿某所にあるカジュアルなイタメシ屋でのこと。
昼間からワインなどをすすりながら、ベビメタメイトでも何でもない仕事仲間Y氏と話してたとき。
Y氏は僕よりも1歳年上で、音楽ギョーカイとは直接的な関係はないものの、音楽関係には僕より少しだけ詳しい。。
iPhone で記事を見せながら、ひととおり僕が話し終わったところで……。

Y「だけどさあ」
僕「はい」
Y「この記事ってまともに反応する必要あんの?」
僕「まともって……」
Y「だから、あんの?」
僕「ヤフーのエンタメ記事だし」
Y「……(ニヤニヤ)」
僕「音楽評論家っスよ、一応」
Y「どははははは」
僕「……」
Y「お前みたいのがいるから、こういう記事が成立すんだな〜、たぶん」

黒いヒゲと対照的な、妙に白い歯を見せて笑うY氏。
氏の言いたいことは、良くわかった。

なるほどねえ。
でも、まあ、所詮はそんなもんなのであろう。
ベビメタに興味のない連中にとっては、ディテールなどどうでも良いのだ。
お気軽な読み物として面白おかしければ、それで良いのだ。

しかしである。
笑う氏を見ながら、僕は逆に強く思ったのであった。
そっちにとってど〜でも良くても、こっちにとってはど〜でも良くね〜のよ。
やはり読後感想文は残しておこう。

形としては、そう、ベビメタメイトの末席にいる者としての、ささやかなるレジスタンスであろうかw おっさんの意地と捉えてもらっても良い。


というわけで、木曜、平日の昼間っから、僕はカタカタとPCのキーボードを叩き始めたのであった。

ちなみに、これは単に僕の心によぎった極めて主観的な感想を列記したものにすぎない。
他にも色々あったのだが、とりあえずは原文を引用しつつ箇条書きにし、7点に絞ってみた。


1)「あまりにもストイックすぎて、一分の隙もない<やらされてる感>の美学に到達しちゃったアイドルが現われた。そう、BABYMETALである」

え〜っと、いきなり来ました。
「<やらされてる感>の美学に到達しちゃったアイドル」でありますか。
う〜ん、ピンと来ないです。ごめんなさい。

重音部こと BABYMETAL が結成された当初は、もちろん企画ものだったと思いますが、その後も、今日に至るまでも「やらされてきた」ようなニュアンスですが、本当にそうなのでしょうか。
僕にはそうは思えないです。

例えば、さくら学院時代の3人の日記(ブログ)を読めば。
そして、活字や映像の別を問わず、インタヴューをちょっとでも読んでみれば。
3人がこれまでいかに真剣に、真面目に、そして一生懸命に BABYMETAL に取り組んできたか、良くわかると思います。

それなのに「<やらされてる感>の美学に到達しちゃったアイドル」だなんて有名音楽評論家の先生に一刀両断されちゃうなんて……うっ(涙。ウソ泣きじゃないし)。


2)「そんなBABYMETALがいま、<21世紀最大最強の瓢箪から駒>になりつつある」

瓢箪から駒”という言葉の使われ方が大変気になったので、一応広辞苑を引いてみました。
もしかしたら、僕の解釈は間違っているのかもしれないという危惧を抱きつつ。
ボンクラで面倒くさがりなもんですから、辞書など普段は見もしないので、とても良い機会になりました。

広辞苑岩波書店、第五版):「意外な所から意外なものの現れることのたとえ。ふざけ半分の事柄が事実として実現してしまうことなどにいう。道理の上から、あるはずのないことのたとえ」

あ〜、良かった。
僕の解釈は間違っていなかったようです。

と、するとです。
ベビメタは、どう見てもヒョータンからコマではないと思うんです。
さっきの話とも関連しますが、現在に見られるベビメタの成功は、メンバー3人はもとより、各分野で活躍するエキスパートで構成された制作チーム全員による、年月を重ねた、集合的かつ集団的な努力が実った結果だと思うんですね、僕は。
もちろんそのプロセスは現在も進行中であろうと思うし。

その点からすると、広辞苑様のいう「意外な所から意外なものの現れることのたとえ」「ふざけ半分の事柄が事実として実現してしまうこと」には、まったく該当しないと思う次第。

あ、でも。
もしかして。
この記事を書いた音楽評論家の先生が『瓢箪から駒』というフレーズを、一般的な解釈ではなく、独自の解釈で使用しているのなら、話はまた別になりますが、仮にそうだとすると、ボンクラは読者として想定されていないということにもなりますですかね、もしかして。

あと、そうだ、瓢箪から駒というフレーズの前に「21世紀最大最強の」という言葉を付けておられます。
現在は2015年ですから、2001年に始まった21世紀もまだ15年目なわけです。
それなのに、すでに「21世紀最大最強の」なのです。
ええ、ええ、もちろんわかっているつもりであります。
文字通り21世紀最大最強というよりは、つまり実質的な意味というよりは、ある程度形式的な意味というか、とにかく瓢箪から駒という表現をなるべく強く前面に打ち出したかったわけですよね、はい。
いちいち物のたとえに突っ込んでんぢゃね〜よ。
そんな声が聞こえてまいりました。
はい、もうやめときます(素直)。


3)「BABYMETAL最大の魅力は、「アイドルがヘヴィメタルを演る」という<茶番>を全身全霊賭して具現化している点にある。馬鹿馬鹿しければ馬鹿馬鹿しいほど、その完成度は高い」

『最大の魅力』『完成度は高い』なんていう、とってもナイスなフレーズが散りばめられているのに、「<茶番>を全身全霊賭して具現化」「馬鹿馬鹿しい」だなんて、酷いぢゃないの。あんまりだわっ。

さっきもちょっと感じたんですけど、もしかしてこの評論家の先生、ベビメタを小馬鹿にしてませんかね。
何ていうか、文章にそういう“トーン”を感じるのですよ、とっても。

んで。
実はこのトーン、このパラグラフだけではなくて、記事全体を通して存在しているように思えるんですね、僕には。

言うなれば、この評論家様が「高みから見物しながらせせら笑っているイメージ」。
そんなふうに思えたんですよ。
ステージで一生懸命歌い踊っているベビメタの3人を横目で見ながら、薄笑いを浮かべ小馬鹿にしているイメージというか。

名のある音楽評論家の先生からベビメタがそんな扱いを受けたとしたら。
それはそれは、何と悲しいことなのでしょう(涙。だからウソ泣きじゃないって)。


4)「最終的には、2万人も集まってるのになぜ、おっさん客ばかりが大量に群れ集っているのか思い知らされた次第だ。「ヘヴィメタルっておじさんが好きな音楽なんですよねー」教え子の女子大生(20歳)が爽やかに教えてくれた」
「付け加えるなら30代後半以上のメタルおじさんは、<アイドルに免疫のない元洋楽少年>なのだ。2010年代以降のアイドルが一糸乱れず高速かつ複雑なダンスを踊ることを、これまで知る由もなかったのだ。そんなうぶなロック中年が初めて遭遇したアイドルが、自分が若かりし頃熱狂したヘヴィメタをハイスパートに唄い踊る可憐なベビメタだったら、そりゃもう虜でしょう。メタルとダンスでWトランス状態だもの」

おおっ!(どよめき)
来ましたね、ハタチの“女子大生”さん。
しかも「爽やか」な……。
うわ〜っ、とっても羨ましいっ!
羨ましすぎる! (ボー読みじゃないので、念のため)

そして『おっさん』の話。
わくわくしますよ〜。
わくわく……。
あれ?

「おっさん客ばかりが大量に群れ集っている」?
女子大生さんを引き合いに出しつつ、ライヴ会場に集まって来ていたおっさんファンたちを dis るようなトーン?
悲しす。

でもね、自分の言葉ではなく、どうして女子大生さんの言葉をわざわざ引き合いに出しているのか、それがわかんないっす。
さしずめおっさんたちに対比するものとしての、二十歳の女子大生さんってところか?

天の声「バカか、おめえは? いいか、良く聞け」
僕「は……、はい」
天の声「何たって相手は女子大生様なんだ。そのお言葉は地球よりも重く、絶対的かつ普遍的な価値を持つ。わかったか、こら」
僕「は……、はいっ! 良くわかりますた」


んでもって、話は続く。
まだまだ行くよ。
「30代後半以上のメタルおじさんは、<アイドルに免疫のない元洋楽少年>なのだ。2010年代以降のアイドルが一糸乱れず高速かつ複雑なダンスを踊ることを、これまで知る由もなかったのだ」とあります。

あ〜、ちょ待って、ちょ待って。

これはガチ知らなかったです。
てか、すんまそん、ホントにそうなんすかね?

っていうのもですね、例えば僕自身、かつてはモーヲタよろしくモー娘。やその派生グループに没頭していたことがあるんですよ。
ええ、人には良く黒歴史って言われてます。別に反論しません(苦笑)。

でもね、ベビメタの両脇を固める2人が、モー娘。プッチモニのカヴァーを歌い踊ったときには、もう周囲をかまうこともなく狂喜乱舞したもんです。

別にモー娘。に限らなくても、それ以前から気になるアイドルがいれば、CDを買ったり雑誌や書籍を買ったり、もちろんネットを漁ったりしておりました。

だから、他にもありましたよね。

「セェ〜ラァ〜服をっ! 脱がさないでっ!」とかw
秋元さんの奥さんも出身だっけ?

「私たちはバカじゃないっ!」とかw 
「みんな、大好きっ!」の絶叫とか懐かしす。そうだ、とんねるずも頑張ってたっけね。

話を元に戻す。

原文では『元洋楽少年』という言葉も使われておりますが、僕はアイドルから歌謡曲からニューミュージックからJポップからHR/HMまでをも含め、邦楽もかなり貪欲に聴いて来ましたです。
断じて洋楽だけじゃないっす。

なんてことを諸々考えると、「30代後半以上のメタルおじさんは、<アイドルに免疫のない元洋楽少年>なのだ。2010年代以降のアイドルが一糸乱れず高速かつ複雑なダンスを踊ることを、これまで知る由もなかったのだ」という文章には、ものすんごく“決めつけ”感を感じてしまうのです。牽強付会といっても良い。
大いなる違和感を感ずるっていうか。
不躾な言葉、すいません、僕のささやかなホンネってことでお許しください。
→先生、皆様、及び関係各位(腰から上を45度曲げる所作)。


5)「そして<おっさん>に<ヘヴィメタ>に<海外>と、これだけ局所的に熱烈支持されてるにもかかわらず、従来のドルヲタや肝心の一般ユーザーへの浸透がまだまだ待たれるとは、BABYMETALはつくづく特殊なアイドルなのである」

え〜っと、ここでまた疑問が生じてしまいました。
サーセン

「従来のドルヲタや肝心の一般ユーザーへの浸透がまだまだ待たれる」?
そのような“浸透”は本当に必要なんでしょうか?

私事になりますが、ちょっと前に、僕、このブログで「ベビメタには紅白に出てほしい!」って書いたんですよ。そのココロは年代を問わず一般大衆の方々にも好きになってほしいというものでして。

そしたら「紅白なんか要らねえ! 何言ってんだ、このタコ」とまでは行きませんでしたが、ほぼそのようなコンテクストのもとに多数の方から強力なバックファイア的コメントを喰らいまして、ああそうか、メイトさんたちは、ベビメタが必ずしもマスマーケット(大衆マーケット)に進出、展開されることを望んではいないんだなあと痛感したものです。

しかし、よくよく考えてみれば、そのあたりはベビメタのプロデュースの仕方を鑑みてもちらほら垣間見えるわけで、自分自身、とても勉強になったのを覚えております。

んでもって。
この音楽評論家様が『一般ユーザー』という言葉でどのような人たちを指していらっしゃるのか、正確にはわからなかったんですね。
ただ、大衆マーケット、一般消費者、あるいは一般的音楽消費者というようなニュアンスであれば、果たしてそこまで出て行くことが本当に「待たれ」ているのかは、とても疑問なわけです。別に待たれてね〜んぢゃね〜のっていうか。
あっ、コラ、また失礼なっ!(反省)


6)「茶番は《ベビメタ》という一大ロック・エンタテインメントへと昇華しつつある。前出の女子大生はこうも指摘した。「でもベビメタの子たち、想像してたのと全然違うアイドルになっちゃったと思ってますよきっと」」

あらら〜、やっぱりベビメタは“茶番”なんですね。
悲しいですよねえ、有名音楽評論家の方にそんな評価を下されるなんて(しくしく。ウソ泣きじゃないから)。

あ、そいでもってまた“女子大生”さんのお言葉ですか。
ええ、もうわかってますよって。
暗記しました。
そのお言葉は地球よりも重く、絶対的かつ普遍的な価値を持つ(きっぱりっ)。

それにしてもだ。
女子大生様とお付き合いがあるなんて、やっぱり羨ましいなあ……とっても(棒読みに非ず)。


7)んで、最後に、皆様、これは大変に細かいことで、大変に申し訳ないことなのですけれども、実は僕が何気に一番引っかかった点でもありまして。
それはメンバーの呼称なんです。
この評論家の先生はベビメタ3人をして、色々な呼び方をされております。

・SU-METAL
・YUIMETAL
・MOAMETAL
・ユイメタ
・モアメタ
・ユイモア
・スーメタ

前3者は良いと思います。
オフィシャルな呼称であるし、音楽評論家の先生によるプロフェッショナルな文章に相応しいと思うわけです、とっても。

文章全体にわたってこの3つで統一されていたのなら良かったのですが、申し訳ありません、後4者にはとっても違和感を覚えてしまうのです。

例えばですよ、“ユイメタ”だとか“スーメタ”なんて表記が、僕が今書いているような、客観性など微塵もない、作文を中心とした個人ブログで使われているのなら違和感ないです。
あろうはずがございません。

なぜならば、基本的なスタンスがプロの物書きではないから。
単なる作文だし、音楽評論として超メジャーなポータルサイトに載るわけでもないから。
てか、そもそも文章を書いてカネを稼いでいるわけでもないから。

実はですね、これら様々な呼称の使い分けの裏には、何か深遠なる理由。
あるいは隠されたロジック。
あるいは何らかの規則性。
等があるのではないかと自分なりに探ってみたのですが、ボンクラにはそれを見抜けませんでした。
つまり、単にランダムとしか思えずというテイタラク

ところで。
例えばですが。
何かの文章、例えば手紙とかに誤字や脱字が混ざっていたりすると、一気にその品位はガタ落ち、クオリティが下がるような気がするものです。
実質的な内容に関係なく、ただ誤字や脱字があるという形式的な理由だけで、文章全体の品質が落ちたような気分になり、読み手のテンションを一気に下げてしまう……みたいな。
文章の不条理とでも申しましょうか。
ブログでの作文書きの自分としては、まさに悩ましい点ではあります。

誤字脱字に関するこの話、メンバーの呼称に関する不統一感のトピックとは直接的に関連はしないものの、何となく一脈を通じるものを感じたりしている次第です。
世の中には「神は細部に宿る」なんて言葉もあるらしいけれども、改めてそんな言葉を持ち出すまでもなく、メンバー3人の名称の“不統一性”については、何となく、どよ〜んと違和感を感じたのでした。

ああっ、もしかしてまた不躾でクソ生意気なことをっ……!
すいません、単なる素直な感想ってことで勘弁してやってください、申し訳ございません(深くこうべを垂れる)。

                      • -

さて。
そんなわけで。
某大手ポータルサイトで見つけたベビメタに関する音楽評論の読後感想文をしたためてみました。
何かを読んだ後の“読後感”は千差万別、色々他の感じ方、考え方もあろうかとは思います。

最初にも書きましたが、これはあくまでも僕個人の主観に基づいた意見ないしは感想(のようなもの)であり、そのゆるゆるとした内容に客観性などは 0.001 ミクロンもございません。
よって、誤字や脱字はもちろん、幼稚な部分、的外れな部分、阿呆な部分などがあったとしても、笑って許してやっていただければ、大変幸甚に存じます。

では日直の人。

起立。
気を付け。
礼。
「ありがとうございました!」
着席。


【引用元】 
「BABYMETALが“元洋楽少年”を熱狂させる理由【国内篇】」
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6163495

BABYMETAL 原点回帰 〜 3人はいつからすごかったのか 〜 原始的ななまめかしさの周辺等


【BABYMETAL 原点回帰 〜 3人はいつからすごかったのか 〜 原始的ななまめかしさの周辺等】

昨今、ベビメタ界隈の動きはすさまじい。
1日か2日でもちょっと目を離したすきに、とてつもなく物凄いことが起こっていたりする。
情弱の僕などは、すぐに浦島太郎状態に陥ってしまう。

世の中には、環境が人間を作るという言葉があるらしい。
まさにそのとおり。
世界各地の大舞台が、毎日のように3人を磨き上げている。
もはやあの3人の女子たちは堂々のスーパースターなのである。

だから。
お茶目なサングラス(らしきもの)をかけた姿ですら、もうカンロクなのである。
迫力なのである。
渋いのである。
3人をして“姐さん”と呼ばねばならない、義務が生ずる所以である。

んでもって。
このところ、輝きまくっている御三方である。

振り返ってみて。

「BABYMETAL は、一体いつからすごくなったのか?」

というシンプルな疑問。

僕がベビメタにのめり込み始めたのは、つい最近、昨年のことなので、自らの経験を通し全歴史を俯瞰した上で何かを言うことはできないが、特にそのようなプロセスを経なくても、既存の様々な情報のピースをかき集めることによって、比較的容易に見えて来る景色がある。

んで。

結論を先に言えば。

「最初っからすごかった」w

ということになろうか。

……。

まず“素材”からして並みではなかった。
3人のスーパースターな女子たちをして“素材”などと形容するのは失敬とは十分認識しつつも、やはりエンタメ業界たるもの人間がすべてなわけで、事業法人にいう原材料に相当する。

んで。
その“素材”が、実は十二分なクオリティを持った“人材”であったということ。
つまり、すうゆいもあが、生来、とてつもない才能、才覚に恵まれた存在であったということ。

これら名馬が、くしくも2010年当時、アミューズというプロダクションに在籍し、小林氏という伯楽の一顧を得たことによって重音部が形成され、一気にすべてが動き始め。

3人それぞれの存在自体が奇跡なら。
そのコンビネーションが作られたということも、さらにそれを上回る奇跡といえよう。

以降、3人をサポートするために。
エンタメ業界の各方面でトップクラスのエキスパートを取りそろえた強力なチームが結成され。
もともと天才的な素養を持っていた3人であり、またすでにそれなりのキャリアを持っていた3人ではあったが、まずは重音部、“チーム”の原石として強力に磨き上げられ始めたわけで。

この3人、才能に恵まれていながら、さらになお貪欲に学び続け、さらなお努力を一切惜しまないという、げに恐ろしき特性を持った存在なのであって、ベビメタが2015年の今、とんでもなくすごいことになっているのは、別に最近いきなり始まったことではなくて、結成された2010年の時点ですでにずば抜けて突出した存在であり、またそれ以降も確実かつ着実に経験を積み、たゆまなく成長し続けて来たがゆえなのである。

しかもその上である。
今でもなお安住することなく、進化し続けているという驚愕的事実。

北米や欧州など、今年のワールドツアーの映像を見ると、歌、踊りとも、3人のパフォーマンスはますます凄みを増しており、もはや僕にとっては YouTube 動画などを見ているだけで、背中がぞくぞくするほど魅惑的な存在となっている。

来たる日曜日、6月21日のライヴ@幕張メッセがかなり心配だ。
YouTube で見ているだけでもヤバいのに。
生で目の前であの3人を見たら。
卒倒するやもしれぬ。

かように、昨今のパフォーマンスがソフィスティケートされ、シャープになっている一方において。
少し昔の映像が、これまたとてつもなく素晴らしいのである。

例えば、今から3年前、2012年に録られた「いいね!」のライヴ映像。
ツインテールのすうと、ロングなポニーテールのゆいもあによるパフォーマンス。
今に比べるとまだまだかなり荒削りというか、明らかに今ほどのシャープさはないし、洗練されてもいない。

しかし。
一心不乱に歌い踊る3人の姿からは、何というか。

原始的ななまめかしさ。
のようなもの。

が伝わって来る。
うまく言えないが、イノセントであるがゆえの。
こちらの心に問答無用でぐさっと斬り込んで来るところの。

根源的なエネルギーというか。
怒涛のパワーというか。

すげ〜。

昨今、可愛さのみならず、美しさをも併せ持つようになり、少しく大人の表情が垣間見えるようになってきた姐さんたちではあるが、2012年当時ですでにかくも魅力的、あるいは蠱惑的ですらあったわけで。

このあたりはさらに時代をさかのぼり、2010年当時の映像を見ても同様のことがいえよう。

要するに。
そもそも、ベビメタはいつからすごくなったのかなどという僕の疑問自体が、根本的に今さら感が否めない愚問なわけで。
それでもなお、敢えてそれを考え、原点回帰を試みれば、すでに重音部の発足当初から、とてつもなくすごいポテンシャルを秘めていたということに気づかされる。

                  • -

そんなことをぼんやり考えていた週末であった。
僕の目に、音楽評論家のセンセが書いたという、ベビメタに関する記事が飛び込んで来た。
一介のファンのお方が書いたお気軽なブログエントリーではない。

超有名ポータルサイトのエンタメセクションに掲載されていた、れっきとした評論記事である。

いわく。

「あまりにもストイックすぎて、一分の隙もない<やらされてる感>の美学に到達しちゃったアイドルが現われた。そう、BABYMETALである」

「そんなBABYMETALがいま、<21世紀最大最強の瓢箪から駒>になりつつある」

「BABYMETAL最大の魅力は、「アイドルがヘヴィメタルを演る」という<茶番>を全身全霊賭して具現化している点にある。馬鹿馬鹿しければ馬鹿馬鹿しいほど、その完成度は高い」

ほう……。

姐さんたちのパフォーマンスが“茶番”であり、“馬鹿馬鹿しい”と。

なかなか元気の良い記事のようである。
センセの鼻息は荒そうだw

話を。
聞こうか。


(この項続く)

定期 UPDATE: 直近のチケット当落結果一覧


【定期 UPDATE: 直近のチケット当落結果一覧】

直近のチケット当落状況〜戦歴の定期更新である。
今回、新たに加えたのは、以下5物件:

結果は、上記すべて落選。

開催日時が将来の物件から順番に、詳細など。


8/21/2015 (Fri)

  • THE ONE - 限定 APOCRYPHA - THE BLACK MASS - II (黒ミサ2)

STUDIO COAST
TIME OPEN : 18:00/ START : 19:00
×落選


7/29/2015 (Wed)

  • THE ONE - 限定 APOCRYPHA - Only The FOX GOD Knows -

TSUTAYA O-EAST
TIME OPEN : 18:00/ START : 19:00
×落選


7/28/2015 (Tue)

  • THE ONE - 限定 APOCRYPHA - Only The FOX GOD Knows -

TSUTAYA O-EAST
TIME OPEN : 18:00/ START : 19:00
×落選


6/21/2015 (Sun)
BABYMETAL WORLD TOUR 2015 〜巨大天下一メタル武道会〜

  • THE ONE - 限定特別チケット先行

○当選(Aブロック、整理番号は1000番と2000番の中間。MOSH'SH PIT〜オールスタンディング、7,560円 消費税込)

豊洲落選の苦い経験を受け、“超”のチケットにはチャレンジせず。第一希望のみの“一点張り”。第二希望は無し。
※応募したのは2月27日20時すぎ、“注文番号”は 16000 番台の後半だった。決済はクレジットカードにしたが、当落発表当日午前0時過ぎ以降の引き落としなどはなく、事前確認はできず。


6/7/2015 (Sun)
さくら学院☆2015 〜転入生オリエンテーション〜』
【会場】Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
公演2 開場17:30 / 開演18:00
出演:白井沙樹山出愛子、岡田愛、岡崎百々子、日郄麻鈴、藤平華乃
【料金】前売 指定席 ¥3,900-(税込)
×落選

※応援団先行予約
※一般発売には応募せず、テレ朝動画ライヴ配信を視聴


6/7/2015 (Sun)
さくら学院☆2015 〜転入生オリエンテーション〜』
【会場】Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
公演1 開場13:30 / 開演14:00  
出演:磯野莉音大賀咲希倉島颯良黒澤美澪奈麻生真彩、吉田爽葉香
【料金】前売 指定席 ¥3,900-(税込)
×落選

※応援団先行予約
※一般発売には応募せず、テレ朝動画ライヴ配信を視聴


5/15/2015 (Fri)
BABYMETAL 世界最速プレミアム上映会
Blu-ray / DVD発売記念 「BABYMETAL BACK TO THE USA/UK TOUR 2014」から

  • 2014/11/8 at O2 Academy Brixton

○当選
※チケットぴあ先行抽選


5/6/2015 (Wed., Nat'l holiday)
さくら学院 2015年度 〜転入式〜』@恵比寿ザ・ガーデンホール
さくら学院応援団先行チケット 〜 チケットぴあ、先行抽選プレリザーブ
○当選
※3/29 の卒業式LVに続き、2回目のさくら学院イベントとなる。


4/23/2015 (Thu)
APOCRYPHA - THE BLACK MASS -」 - METALHEAD ONLY - (@ O-EAST
×落選

※いわゆる黒ミサ。競争率は10倍以上? ハコ自体が 1,300 人と小さく、最初からあきらめムードではあったが、とりあえず奇跡に賭けるも、あえなく落選。


4/3/2015 (Fri)
ギミチョコTシャツ緊急追加発売 via Asmart
×不戦敗
※メールは 12:00 着信ながら、気づいたのが 15:30 で、時すでに遅し。ギミチョコTシャツは、2014年の幕張で買い損ねた物件。公演から1週間後に数量限定で再販となったものの、アスマの早い者勝ちで競り負け、敗退。今回で三連敗となる。


3/29/2015 (Sun)
The Road to Graduation 2014 Final 〜さくら学院 2014年度 卒業〜
ライブビューイング @ バルト9(映画館)
○当選
※まあ、これはさほど『当選』というほどのものではなかったがw、応募した時点でかなりタイトだったようで、取れた席も前から2列目、B列であり、また当日は満席だったので、一応入れておいた。


1/10/2015 (Sat)
新春キツネ祭り @ 埼玉スーパーアリーナ
○当選(スタンド席)

※ギミチョコTシャツの早い者勝ちゲットに失敗したこと、またApocrypha-S @豊洲 PIT の落選などから運気が下がっていることを認識、スタンド席を第一希望にし、プレミアムチケットはもちろん、アリーナにも挑まずというスタンスを取った。


12/20/2014 (Mon)
Apocrypha S @ Toyosu Pit
×落選


9/20 (Sat)
WORLD TOUR 2014 Tシャツ等、数量限定販売@アスマート
ギミチョコTシャツ、早い者勝ちにトライ
×敗退


9/14 (Sun)
World Tour, Japan @ Makuhari Messe
○当選(スタンド3階席、Hブロック)


9/13 (Sat)
World Tour, Japan @ Makuhari Messe
○当選(アリーナ、Aブロック)


7/21 (Mon, Nat’l Holiday)
Apocrypha M @ O-EAST
○当選


7/21 (Mon, Nat’l Holiday)
Apocrypha Y @ O-EAST
×落選


7/8 (Tue)
Live Viewing (delayed) from London @ Shinjuku Piccaddilly
○当選


7/7 (Mon)
Live Viewing from The Forum in London @ Zepp Tokyo
○当選


6/23/2014 (Mon)
Apocrypha I @ O-EAST
○当選