されどロックな日々 - ANNEX

「されどロックな日々」、別館 (ANNEX) でございます (^^)

BABYMETAL 6.21 幕張の思ひ出と感想文、その1 〜 ステージを真横から鑑賞するの所作。及びその粋(いき)のようなもの

【BABYMETAL 6.21 幕張の思ひ出と感想文、その1 〜 ステージを真横から鑑賞するの所作。及びその粋(いき)のようなもの】

◇ あれから2週間が経過し。
ようやく気分も落ち着いて来たので。
思い出と感想文というような形で、自分なりに振り返ってみたい。

ま、ごちゃごちゃ言わず、総論一発で言えば、
「素晴らしかった」
の一言に尽きる。
ええ、未だに多幸感に包まれておりますです。

だが。
敢えて各論。
いやそれどころか、もっともっとねちっこく枝葉末節にこだわって、ああだこうだ言うのもまた楽しってことでw

ベビメタのライヴに関しては、毎度のことながら、終演直後あたりから、素晴らしいレビューや分析が怒涛のごとく発表されているわけで、その点からすると、2週間が経過した現在、ここで改めて感想文をしたためることには、まったくもって今さら感が否めないのだが、まあ、そのあたりについてはファジーにしたままw、ぽつらぽつら、てれっちてれっちと作文してみたい。

平成27年6月21日日曜日。
東京の天候、曇り時々雨。

何とか仕事を片付けて西新宿の事務所を出たときには、「グッヅ買うのとか絶対無理だし……」とか、少々クサり気味だった。
あまりに遅すぎたということで。

だが、東京駅の京葉線プラットホームに溢れ返る、我がベビメタの黒T軍団を目の当たりにした途端、一気にテンション上がりまくりな僕なのであった。
メイトの皆さん、カッコイイっすな〜。
心強いっす。

メイトさんといえば。
日本とはほぼ地球の正反対、ウルグアイモンテビデオにいるマイク・ジアニーノ(Maik Gianino, Mr.)にも、あの日はずいぶんと助けられた。
“マイク”とは他でもない、このブログでインタヴューしたこともある、BABYMETAL Newswire のオーナー兼編集長である。

仕事中、また海浜幕張に向かって電車に乗っている最中も、僕はFBとツイッター、その他掲示板等で、現地・幕張メッセの状況を時々刻々チェックしていた。

それと併せて、僕はマイクともFBの Messenger でやり取りを続けていたのだが、東京にいる僕が iPhone 経由で取得する幕張現地情報よりも、地球の裏側にいるマイクが送ってくれるそれの方が、より新鮮でより具体的、より役に立つものだった。

マイクは情報サイトのオーナーだし、その情報収集能力は折り紙付きとはいえ、地理的な場所の違いなどをいとも簡単に乗り越えてしまうインターネットのパワフルさには、今更ながらも改めて驚かされた。
まさにインターネット時代のダイナミクスという気もするのだが、僕などはその恩恵を受けている代表的な例といえよう。

コンサートの現場、幕張メッセに到着したのは15時過ぎ。
すでに開場まで30分もない状況。

去年9月の幕張では“Aブロック”で、ステージ真ん前、ドセンだった。
今回は1500 番台ではあったものの、同じく“Aブロック”だったので、「キタ〜」とばかり浮かれていた。


小雨パラつく中、待つことの程もなく、ゲートオープンで会場内へ入る。
メタルな楽曲がガンガン流れる中、目の前で怪しく光る大きな赤いピラミッドに大満足。
何かこう、いよいよ始まるという気分を高揚させてくれるに十分な演出。

しかし。
一点、気になることがあった。
つまり、自分が立っているところからステージに身体を向けたとき、背中に階段があったことである。

何故、背後の階段に気付いたのかというと、超モッシュシュピットのプレミアムなチケットをお持ちであろう方々が、隊列を組んでどど〜っと階段を降りて来て、会場全体が「うぉ〜!」とか一気に盛り上がったからで。
ちなみに、その階段は国際展示場1〜8を横断している中央モールにつながっている。

個人的なことになるけれども、幕張メッセの国際展示場にはクルマ関係のイベントで来る機会が多く、ホールの構造や位置関係には、それなりになじみがある。
もちろんサマソニでもお馴染みの場所だ。

今回のライヴ、巨大天下一メタル武道会はホール1〜3をブチ抜きで使うというから、とすると、僕が観客エリアでステージに向かって立ったときには、僕の左側、ないしは右側に階段が見えなければ不自然ということになる。

しかし、階段は僕の背中側にあった。
ぬ〜。
ど〜なってんだ?
ステージと観客エリアとの位置関係が今一つ把握できず。
その件については、ウルグアイのマイクとも Messenger であれこれとやり取りをしていた。

とはいえ。
その……何だ。
僕のいたところは、何たって天下の“Aブロック”であることには間違いないのだから、去年の幕張同様、ステージの真ん前であることは間違いないだろう。
きっとステージの作りが凝っているだけなのだ。
そ〜だ、そ〜だ、そうに決まってる。
僕は楽観論で落ち着くことにした。

開演を待ちながら、メガデス、ジューダス、オジーパンテラなど、懐かしのメタルが混ざった BGM を聴いていたら、超懐かしいギターサウンドが。
ポール・ギルバートのあのプレイには大いに耳馴染み有り。
アルバム持ってるし。
ギターパートはコピーしたし。
他ならぬ『Addicted to That Rush』である。
もう20年以上前っすよね、あれ。

でも、ベビメタと MR. BIG って、あんまり親和性が高いようには思えないんだけど……(小声)。
なんて考えていたら、いきなり客電が落ちた。

ステージを見ると、神バンドの面々の横顔がライトで照らし出されていた。

え゙っ!?
何で横顔なの?

んで。
次の瞬間。
僕の左わき、上方が一気に明るくなった。
何かと思って見上げてみたら、何とそれは巨大なスクリーンであった。

あらま。

要するにだ。
僕は、ステージの真横も真横、下手側にいたのである。

ベビメタの3人が、堂々ステージに登場。
はい。
やっぱり真横からのお姿でした。
横顔でしか3人が見られないので、オーロラビジョンな巨大スクリーンを見上げる。

何だかなあ〜。
思わず苦笑を禁じ得ず。

「ここって、体感席みてえじゃん!」
という声が聞こえた。

思わず吹き出す。
言い得て妙。

いや。
アーティストの姿は見えているんだから、“体感席”じゃなくて“参加席”ぐらいにはなるか。

ちなみに体感席やら参加席というのは、ドームクラスのライヴにおいて当日券のような形で販売される、アレである。
最近の例でいうと、今年のポール・マッカートニー公演のときに売り出されていたような気がする。

体感席は基本的に直接アーティストを見ることができないケースが多く、スクリーンと音のみで楽しむスタンド席である。雰囲気を楽しむ場所というか。

参加席は何とかアーティストの姿は見えるものの、かなりシビアでほとんどまともには見えないことが多いようだ。

共に唯一のメリットはコストだろうか。
通常の席が万単位なのに対して、これらの席は1万円未満で買えることが多いようなので、まあお得ではあるのだが。

話を戻す。

体感席のようだと嘆く声に少しく賛同しつつ、ギミチョコを耳にしながら「これでAブロックなの〜?」とか密かに嘆いていた僕。

もう……。
こうなったらグレたろか。
髪の毛、金髪に染め上げて。
シャコタンのクルマに乗って、甲州街道を爆音で走り抜ける。
ついでに家出でもしたろか。

なんてボーっと考えていたら、いきなり身体に大きな衝撃が加わった。
気づいてみれば、僕の身体はサークルモッシュの中に放り込まれていた。

自分としては、ステージとスクリーンとを交互に見ながら、大人しくライヴを鑑賞しようと思っていたのだけれども、周囲にいた4〜5人が一斉に飛び出したとき、勢いで巻き込まれてしまったようだ。

こういうときは流れに逆らわないのが得策。
とりあえずはメイトの皆さまとグルグル。
とはいえ外周を回るのはしんどいので、さりげなくサークル中央部分をめざして移動する。
外周は周囲の人たちとぶつかる可能性が高いし、走るスピードが速いため転倒のリスクもあり、内側へ行くに限るということで。

ギミチョコが終わったところで、自分の立ち位置を確認すると、ステージに向かって真横な位置ではなく、少しだけ中央寄りになっていた。
ありがたい。
とはいえ、まだまだ横からの鑑賞という位置づけには変わりない。

しかし。
住めば都とは良く言ったもので。
面白いことに気付いた。

つまり、ステージの横からベビメタを見ることの愉しみに気付いたのである。

ステージ上の3人の位置関係を見るとき、僕は主に左・真ん中・右の違いで見て来たのだけれども、前後という観点から気にしたことはなかった。
僕の場合、もともと深視力とかほとんどない方だしw、ステージをフロントから見ていると、3人の前後の位置関係はあまり明確にはわからなかったし、もとよりあまり気にすることもなかった。

しかし、横から見ていると、当たり前のことではあるが、3人の前後関係が手に取るようにわかるのである。
これがちょっと面白かった。

『メギツネ』で、すうの投げたお面がちゃんと前に飛んで行ったところとか(今回はちょっとした飛距離があったような気がする)。
『Catch Me If You Can』の「とっておきの場所を発見」のところでのすうもあの動きとか。
『いいね!』でのゆいもあの動きとか。

ベビメタのライヴをステージの横から見るという所作はまったくもって初めての体験だったのだけれども、3人の前後の位置関係が実にはっきりと見えて、「あ〜、こんなに離れるんだ〜」とか“発見”した次第。

会場のどこにいようが、どんなアングルで見ようが、それがベビメタのステージである限り、つまらないわけがない。
しかし、それを織り込みつつも、ステージ横から3人や神バンドを見るという所作が、これまた何気に新鮮で面白かったのである。

人間万事塞翁が馬
なるほど、良く言ったものである。

                  • -

◇ 少し前の話になるけれども、かな〜りシヴいロック系の某イベントにスタッフとして参加して来た。
僕が馴染みにしているライブハウスがそのイベントに協賛していた関係で、お手伝いのような形である。

ロックファンが集う場所。
であれば、ベビメタメイトとしては“正装”で行くしかあるまい。
ってことで、僕は戦国 WoD のTシャツを着て行った。

ホール内では、しっかりとお客さんの動線上にいたので、何か反応はあるかな〜、どうかな〜とは思っていたのだけれども、意に反してほとんどリアクションはなし。
明らかに視線を投げかけて来る方々は散見されるも、特別なリアクションはなかった。

しかし。
ライヴがハケた直後。
出現してくれましたよ、キツネサイン。
30代前半ぐらいと思しきカップルがニコニコ顔で。
もちろん、ガッツリ頂き、しっかり返しました。

実にささいなことではある。
それでも、やはり、ベビメタ関連“以外”のイベントで、メイトさんに遭遇するのは、なかなかに味わい深く楽しいものなのである。

そういえば、去年のフジロックでも、何回かベビメタの黒Tを目にすることがあった。
苗場には今年も3日間参戦の予定。
あれから1年経った今、メイトさんの数は明らかに増えているだろうし、すごく楽しみなのである。

祝! 菊地最愛氏、生誕16周年記念 〜 その創造性(クリエイティヴィティ)の高さに期待したい


【祝! 菊地最愛氏、生誕16周年記念 〜 その創造性(クリエイティヴィティ)の高さに期待したい】

6月21日の幕張、BABYMETAL WORLD TOUR 2015 巨大天下一メタル武道会から、そろそろ2週間が経とうとしている。
このごろ、僕のアタマもようやっとクールダウンしてきたようで、ブログのために作文する余裕みたいなものも芽生えてきた。

あれほどかように濃密度なライヴを見てしまうと、慢性的な興奮状態が長く続き、作文するどころではなくなってしまうワタシ。

まったくもって情けないことこの上ないのだが、ベビメタによるライヴステージが放出する、あの強大なるエネルギーの前においては、僕はあまりに無力なのであった。

あのマッシヴなパワーを喰らったら、なかなか消化、咀嚼するには時間がかかろうというもの。

んでもって、ようやっと落ち着き、作文の儀再開という次第。

ふと気づいてみれば、今年も早や下半期に突入、しかも本日7月4日は菊地最愛氏の生誕16周年記念日なのである(現在、7月4日午前0時半すぎ)。

今年のワールドツアーにおける菊地さんは、他2メンバーに違わず、様々に新たな面を見せてくれているように思う。

もともと美形の誉れ高き菊地さんではあったが、今期はそれにますます磨きをかけまくっており、何枚かの写真では、まさに神がかった美しさを見せている。

その整ったご尊顔のみならず、バディにおいても新局面を見せているようで、わけても某部分の変化については、男どもの心にさざ波ならぬ大いなる荒波をもたらしており、その“変化率”に関しては激論を誘発しているもよう。
地域によっては、乱闘騒ぎすら起こっているというから(推定伝聞想像妄想)、聞き捨てならない。
菊地さんのフィジカルな女子力大幅アップの影響力はかように絶大、巨大、膨大であり、男たちの心をひっかき回すのであった。

罪なひと。

ところで。
ベビメタの曲に「四の歌」という珠玉の名作がある。

この曲のすごさ、中でも歌詞の素晴らしさ、奥の深さについては、すでに国内外で語り尽くされている感もあり、ここで詳細は略す。
かいつまんでいえば、数字の『四』に対する日本古来の価値観に一石を投じたということで。
パラダイムの変換とでも形容すべきか。

んで。
実は僕も大変に救われた部分があった。

僕の車のナンバープレートには数字の『4』が含まれており、ナンバーを取得したころには何ともいえず mix な気分になったものである。
基本的に、僕は特に縁起をかつぐようなことはしないのだけれども、自分の車にこの数字が割り当てられたことには若干のひっかかりがあったことは事実。

大のオトナが密かに抱え込んでいたわだかまりのようなものを、『四の歌』はいとも簡単に吹き飛ばしてくれた。
しかも楽しく可愛く美しく。

雑誌『ヘドバン』(Vol. 3, P. 43)のインタヴューを読むと、どうやら SU-METAL に触発された MOAMETAL と YUIMETAL とで作詞作曲したということのようだ。
げに素晴らしきは、その発想力であろう。

んでもって、菊地さんである。

「四の歌」にとどまらず「揚げパン〜冷凍ミカン」の歌とダンス、その他、菊地さんは色々な場面でさりげなくも確実に創造性(creativity)の高さを見せつけているような気がする。

今後の活動において、本日16才の誕生日を迎えた菊地さんの可愛さや美しさに期待するのは当然として。
その上でなお、その地アタマの良さ、そして創造性の高さを大いに発揮してもらい、様々にクリエイティヴに活躍してもらいたいと思う次第。

そして、『四の歌』に匹敵、あるいはそれを凌駕するくらいの、つまりは人々をしてパラダイムシフトさせるぐらいの強力な作品を期待してみたい。

とまれ。

Happy birthday to you, MOAMETAL !
All the best !

(※グローバルに活躍するお方なので、あえて英文にしてみた)

          • -

◇ 雑誌『AERA』(アエラ)における、ベビメタ3人の表紙写真は実に見事であった。
決してニコニコしている写真ではなかったものの、3人の魅力を十分引き出して余りある写真であったことは間違いない。
鑑賞用と保存用ということで2冊を購入。

個人的に少々残念だったのは、インタヴューが「表紙の人」という形で、かなりのミニチュア版だったこと。
過去の例からすると、アエラの表紙になった人には「現代の肖像」と題された、まさにアエラならではの超硬派インタヴュー記事が組まれたものだ。

ベビメタがアエラの表紙になったという話を目にしたとき、僕が大いに期待したのは表紙はもちろんだが、ある意味それ以上に期待したのが「現代の肖像」だった。
ベビメタがあの硬派なインタヴュー記事になる!
一体、どんな質問がなされ、それに対して3人はどう応えるのか!?
と勝手に期待していたのだけれども、残念ながら、それは泡と消えた。

とはいえ。
さすがはアエラ
対象が誰であれ、インタヴューのクオリティは決してはずさない。
ベビメタ表紙号における「現代の肖像」インタヴューは、女優・尾野真千子氏であったのだけれども、映画『クライマーズハイ』での新聞記者好演を見て以降、僕は結構尾野さんも気になっており、決して悪い気はしなかった。

ま、ベビメタの「現代の肖像」登場もさほど遠い将来ではあるまい。

                • -

◇ ベビメタ Zepp 公演のチケットを申し込む。
僕としては全国縦断をも辞さずの気合いで、とりあえずは全公演を申し込もうと鼻息もたいそう荒かったのであるが、何とひとり一(いち)公演のみ申し込み可とのこと。

「え? 何で?」

個人的な疑問も空しく、大いに意気消沈したのであった。
かくなる上は、少しティルトさせて、東京公演ではなく、どこか地方公演を狙おうかとも思ったのだけれども、結局 Zepp Tokyo 公演という、何らの創意工夫もない、ど真ん中のチョイスで落ち着いた。

競争率を考えれば、まったくもって賢くない選択なのだが、ま、キツネ様にすべてを委ねる心意気で行こうかとw
運を買ったら、時を待て。
いや運を「申し込んだら」、時を待てなのであった。

訂正とお詫び  〜  A社株主総会  〜  H27年下期の私的目標


【訂正とお詫び 〜 A社株主総会 〜 H27年下期の私的目標】

◇ まずは、去る6月15日のエントリーに関し、ベビメタ関連の動きについて述べた箇所で、一か所、極めて重大な誤りがあったので、訂正させていただきたい。

<引用>
「昨今、ベビメタ界隈の動きはすさまじい。
1日か2日でもちょっと目を離したすきに、とてつもなく物凄いことが起こっていたりする。
情弱の僕などは、すぐに浦島太郎状態に陥ってしまう。」
<引用終わり>

上記引用部分のうち、以下を訂正する。

【訂正前】
「1日か2日でもちょっと目を離したすきに、とてつもなく物凄いことが起こっていたりする」

【訂正後】
「2〜3時間でもちょっと目を離したすきに、とてつもなく物凄いことが起こっていたりする」

はなはだ重篤な誤りであり、BABYMETAL に関する事実関係の認識不足としか言いようがない。

「あ〜、やっちゃったあ〜」(テヘペロ)では、到底済まされないのである。

ここで全世界から寄せられた声の一部をご紹介しよう。

“1日か2日とは何事か、それでもメイトか、なめてんのか”
“何考えてんだ、東京湾で潜水の練習でもするか”
“THE ONE メンバーとして失格だ。運営に対し、破門を提案しておいた”
“お前にはベビメタグッヅを持つ資格はない。全部オレによこせ”

これらの叱咤激励は心でしっかりと受け止めつつ、謹んで訂正申し上げます。

それにしても。

Dr. Brian May との写真。
アエラの表紙。
→ おったまげましたわ、ホント。

ベビメタを取り巻く環境は光よりも速く、日進月歩はおろか、分進秒歩で進んでいるかのようだ……。


◇ 明日、6月28日はアミューズ Inc. の株主総会だそうで。
ステージにおいては、我がさくら学院が華を添えるとのこと、げに麗しきこと哉。
総会では、ベビメタやさくら学院が、アミューズのトップマネジメントからどのような形で言及を受けるかも興味深いところ。


◇ 元来、僕がライヴに出るときには黒Tを着る傾向があった。

しかし、最近のステージ写真をざっとながめていて、とんでもないことに気付いた。

すなわち。

Fender
Ziggy
Rolling Stones

などのTがあっても「BABYMETAL のがね〜よ」なのである。


やはり。

心のどこかにテレ(のよ〜なもの)があるのであろうか。

メイトとして、これは大変にまずいだろう。

あと、そうだ、いつかはぜひともベビメタの曲をカヴァーしてみたいと思う。

共に、来たる水曜から始まる、2015年下期の私的目標、課題としておきたい。


拝啓 BABYMETAL 様


拝啓 BABYMETAL 様

御三方様におかれましては、日々ご清祥の段、心よりお喜び申し上げます。

巨大天下一メタル武道会@幕張メッセ
素晴らしかったです。

あれから3日が経ちました。

ステージ上の皆様、すなわち SU-METAL 様, YUIMETAL 様, MOAMETAL 様から放射されていた BABYMETAL エネルギー。
太陽よりもはるかにパワフルで熱いエネルギー。
ガッツリ受け止めさせて頂きました。
そしてそれは、僕の中に未だしっかりと蓄積されてをり、まるでマグマのようにぐるんぐるんと燃えたぎってゐるのであります。

切符代金は7千5百円と少々。
僕が皆様から受け取ったエネルギーのヴァリウは、7千5百円どころか7千5百億円をもはるかに凌駕、いや、もはやプライスレスなので御座います。
ヴァリウ・ヂャッヂメントなど、よもや野暮の極みというものでありましょう。

そういうわけで。

僕は今日も元気です。

だうもありがたう御座いました。

敬具

最新の BABYMETAL が、最高で最強の BABYMETAL なのである

【最新の BABYMETAL が、最高で最強の BABYMETAL なのである】

昨日のコーフン@幕張メッセ、未だ冷めやらず。

毎回のように思うのだけれども。

生で見るベビメタ。
僕の目の前に、すうやゆいもあが存在しているという状況。

まったくもって信じられないことなのであるが。
本当に実在しているのである。
目の前に。

あの3人の。
キラキラ輝く目。
激しく動き回る身体。
ゆらゆら動くポニーテールとツインテール

あの3人が。
実際に息をしているのである。
汗をほとばしらせ。
歌を歌い、ダンスをしているのである。

まさに僕の目の前で。

すべてが本当に起こっていることなのである。

ステージから伝わって来る熱量はあまりに高く、丸1日経過している今でも、未だ僕の体内に大量に蓄積されている。


あれは今年1月中旬、連休明けのことだった。
仕事仲間の北欧人がニヤニヤしながら日本語で訊いて来た。

北欧人「で、どうだったの、“アイドル”のコンサート」
僕「あ〜、もう最高でしたよ」
北欧「埼玉のおっきなアリーナでしょ、スーパーアリーナ? 全部入ったの?」
僕「入ったも何も、大入りの大盛況でしたから」
北欧「ダイセイキョウ?」
僕「盛り上がったってこと」
北欧「ああ、そゆこと」
僕「とにかくサイコー、もう仕事なんか手に付かないっす」
北欧「サイコー…… w」


本日、6月22日月曜日。
幕張メッセの宴の翌日。
ランチタイム。

北欧「また行ったんでしょ?」(ニヤニヤ)
僕「もちろん!」
北欧「どうだった?」
僕「あ〜、もう最高でしたよ」
北欧「ww こないだのときもサイコー言ってたよ」
僕「うん、最高だったから」
北欧「最高が2つ? w」
僕「うん」
北欧「おかしいよ〜 w」
僕「おかしくないでしょ、だって本当に最高だったんだから」
北欧「ヘンだよ、だって今回のが最高なら、前回のは最高にならないし」
僕「今回のも前回のも最高だったの。実際そうだったんだから」
北欧「……? w」
僕「わかんない?」
北欧「わっかんな〜い。おかしいよ〜」

ちなみにこの北欧氏はエンジニア出身の典型的理系である。
その後、しばしひたすら無駄に“ロジカル”で不毛の会話が続いたわけで詳細を略す。


今からちょうど1年前の今頃、2014年6月23日。
渋谷は O-EAST にて。
僕は初めてベビメタを見た。
最高だと思った。

7月の O-EAST
やっぱり最高だと思った。

8月のサマソニ
やっぱり最高だと思った。

9月の幕張メッセイベントホール 2 days。
やっぱり最高だと思った。

今年1月の埼玉SA。
やっぱり最高だと思った。

昨日の幕張メッセ国際展示場。
やっぱり最高だと思った。


これ、去年の9月だったか、FBに英文でちょっと書いたことがあるのだけれども。
要するに。
僕にとっては、最新のベビメタが、常に最高で最強のベビメタなのである。

しかしながら。
それは、例えば1月のベビメタが、6月のベビメタに劣るということを意味しない。
それはあり得ない。
なぜなら、1月のベビメタは確かに、間違いなく最高かつ最強であったわけだし、6月のも最高かつ最強であったことは、間違いのない事実だからである。
もちろん、2014年のベビメタが、2015年のベビメタに劣るということでも全くない。
それぞれ、互いに独立して最高かつ最強なのである。

このあたり、エンジニア君にはわかってもらえなかった。
“日本 vs 北欧”の異文化交流ではなく。
“典型的文系・感覚重視的・右脳人間 vs 典型的理系・ロジック重視的・左脳人間”の異文化交流はなかなかにチャレンジングであったということで。

とはいえ。
僕の中では、最新のベビメタが、常に最高で最強のベビメタであるということにブレはない。

                • -


昨日1日で1か月分ぐらいのブログネタを仕込んだような気がする。

細かい部分、各論的には色々考えさせられたこともあったのだけれども、総論というか、細かいことをゴチャゴチャ考えずに一言で言えば、とにかくひたすら、
「最高で最強で、素晴らしいライヴでした!」
ということになる。

すうゆいもあ、3人の魅力が間断なく炸裂していた感じ。

圧巻。
圧倒的。
お見それいたしました。

→ BABYMETAL さん。
→ 神バンドさん、すなわち青山さん、棒手さん、藤岡さん、大村さん(ソロに織り込まれていた HBD2U のフレーズ 4YUI、カッコ良かったです!)。


そういえば、ちょっと懐かしい丸顔に邂逅。
1月以来、久々に会ったFさんとその一派の方々。
前回、埼玉では希望のグッヅを全部買えなかったってことで、今回はしこたま買い込み、ワンボックスカーを含むクルマ3台の中を山積みにしてしまったとのこと。
本当(マジ)っすか?
Tシャツや小物ばかりで“山積み”になるかな〜。
という感じではあるが、まあ、ロジカルになりすぎても野暮なので、余計なツッコミは省いておいたw。
それにしても。
夜来たメールによれば、コンサート後に皆で幕張メッセの裏へ回って、機材の搬出を「見守っていた」とのこと、どこまでマニアックなお方たちなんでしょw
いえ、尊敬の念を抱いておりますよ、その熱〜い心には。


初めてお会いする方も。
コメントのやり取りでヴァーチャルにコミュニケーションのあったMさん。
ライヴ後に初めてリアルでご対面。
コメントの文面から察するに、落ち着いた雰囲気のオトナ〜な感じの女性を想像していたのだけれども、元気一杯、ライヴには大満足だったとのこと、目を輝かせて少女のようにお話をされるお姿には僕も改めて元気を分けて頂いた感。
同行の、元ドラマーだったというお方も満足げなご様子、Mさんの布教大成功!?ってことでメデタシ、めでたしなのでありました。
再会を約して東京駅にて解散。


そうそう、もう一人いらっしゃった。
15時過ぎ。
物販エリア(ホール11)に続く陸橋の上で、係員の人に「これから物販行って、開場時間までに買えますかね〜?」などと呑気なことを尋ねていた僕に、ちょっと離れたところから、鋭いというか、ちょっとキツ目の視線を送ってきた人あり。
ま、こっちはロンゲにサングラスの怪しげなヤツですからねえ、当然かw
そのお方、黒Tではなく、チェックのポロシャツを着た40すぎぐらいの男性。
僕が物販はもはや無理と判断し、歩き始めようとしたとき、そのポロシャツ氏からお声がけを頂いた。

ロックの日記やってる人でしょ?」
一瞬戸惑ったが、どうやらこのブログのタイトル“ロックな日々”のことらしい。

僕「あ、はい」
ポ氏「読んだことあるよ、がんばってね」
僕「ありがとうございます」
ポ氏「写真で見るより背低いね」
僕「え? あ、そうすか?」

ポ氏は、コンサート会場のある国際展示場のほうに向かうようだったので、僕も一緒に雑談でもしながら行こうと思ったのだが、氏は僕を置いてきぼりにしたまま、さっさか歩いて行ってしまった。
せっかく優しくしてくれたのにw、何だかな〜と思ったが、まあ、そういうさばけたキャラのお方なのであろうと納得し、雨のそぼ降る中、僕はだらだらと国際展示場に向かったのであった。

それにしても、写真を載せたことはあるにしても、全身写真というか、背丈のわかる写真は載せたことがない。
あ、ちなみに176cmなんすけどね。
ポ氏が、僕をして、何ゆえ背が低いと思ったのかは謎である。

                        • -

ベビメタライヴでは、怒涛のジャパンツアー日程が発表された。
チケットの抽選にはなるべく多くチャレンジしてみたい。

そして、最新のベビメタ、最高で最強のベビメタになるべく多く遭遇してみたい。

BABYMETAL 巨大天下一メタル武道会  〜  "Are you ready to mosh ?" "Yes, I am :-)" 


【BABYMETAL 巨大天下一メタル武道会  〜  "Are you ready to mosh ?" "Yes, I am :-)" 】


◇ 6月20日、YUIMETAL こと水野由結氏、生誕16周年記念日。
朝7時過ぎには起きて、とりあえず自宅にて HBD2U を一人密かに歌うw

のち、朝9時、都内某所に集合して、とある音楽イベントに参加。
機材のセッティングやタイムキープなどのスタッフをやると同時に、出演者としても20分のステージを演る。

のち、18時過ぎ、イベントの出演者数名と都内某ライブハウスへ。
オープンマイク的な企画に参加する。
顔見知りの出演者さんの一人は、かつてベビメタの曲をギターの弾き語りでやってのけた猛者であった。

ちょっと驚いたのは、別の出演者さんから「けんさん、1月のSSAにいたでしょ?」とお声がけされたこと。
大変にびっくりしたのだけれども、聞けば何でもそのお方もSSA参戦だったとのこと。
1月以前に別の企画でご一緒したことがあったようで、その絡みで僕の顔を知っていたようだ。

そのお二方とも明日、21日の幕張には参戦しないとのことではあったが、僕の周囲にもじわじわと確実にベビメタ関係者が増えていることは、誠に喜ばしいことではある。


◇ 23時過ぎ、帰宅。
明日、21日、幕張、巨大天下一メタル武道会のチケットを確認する。

「身分証明書の確認をお願いする場合がございます。予めご了承ください」とあり、一瞬びっくりする。具体的にどのようなIDなのかは指定されていない。
とりあえずはいつも持ち歩いている運転免許証でOKとは思ったが、念のため健康保険証も持って行くことにする。まずもって不要ではあろうが、自らの気休めってことでw

チケットをさらに良く見てみれば、何やらQRコードが……。
もしかしたら、謎の文字列でも出て来るのではないかと、少しくワクワクしながらスキャンしてみたのだが、チケットの表面に印刷されている番号に何ケタか付け足されたような、実に味気ない数字の列。ちょっと当てが外れた。

「未就学児童入場不可」?
これまでの、コスプレイヤーさんたちの何人かは何となく未就学の子たちという印象もあるが、大丈夫なのであろうか等、余計な心配等。


◇ どういう“正装”にするか迷ったが、結局“戦国WOD”のTシャツにする。
理由は特にない。
単に僕が非常に気に入っているからw


◇ 仕事の都合上、物販には到底間に合いそうもなく、本当は今、思い切りグレたい気分なのだがw、まあ、そこは大人の対応で。
15時ごろには現着の見込みなので、何とか開場には間に合う。
メイトさんたちのコスプレも少しは鑑賞できそうだ。
グレるのはやめ、とりあえずそれで良しとする。


◇ 何かサプライズのアナウンスメントはあるか?
あると見た。

何が出るかな?
何が出るかな?

個人的に一番可能性があると思うのは、すばり:

アジア・ツアーの日程発表、もしくは
アジア・オセアニア・ツアーの日程発表

である。
さて……?

                • -

とにもかくにも、5か月ぶりのベビメタとの遭遇はあまりに楽しみすぎる。

"Are you ready to mosh ?"

Yes, I surely am !
Seeee yoooou girls tomorrow at Makuhari Messe !

祝! 水野由結氏、生誕16周年、Sweet Sixteen !  だけどちょっと気がかりも。 胸キュン〜コロリの心理学


【祝! 水野由結氏、生誕16周年、Sweet Sixteen ! だけどちょっと気がかりも。 胸キュン〜コロリの心理学】

誕生日、おめでとうございます!

早いもので、あの水野さんも16才ですか。
僕が知ったときはまだ14才でしたが、今や世界的メタルバンドのメンバーとして大活躍の水野さん、嬉しい限りでございます。

それにしてもである。
欧米ロック界の大御所やら重鎮やらが、まさに競い合うようにしてベビメタの3人と写真に写りたがっているようで。
これまでにも、すごい面々と共に写真に納まってきた来たベビメタさんだが。

ブライアン・メイ物理学博士が、ベビメタフラッグを掲げた前で、キツネサインをする3人の写真に遭遇したときには、文字通り椅子から転げ落ちた。

お次は、ミック・ジャガーさんとか。
ポール・マッカートニーさんあたりはいかがでしょう?
→ベビメタさん。

ところで。

音楽界の大物たちがベビメタを好きになってくれるのは、大変に喜ばしいことではあるが、同時に一抹の不安が僕の頭をよぎるのも、また事実なのである。

一般的に言って、西洋の異人さんたち、わけても男子の皆さんは女子に対して大変に“フレンドリィ”かつ“オープン”である。

目の前に存在する女子は、とにかく口説くこと。
それこそがエチケットであるかの如く考えている御仁もいるやに聞いている。

それはそれ、いかにも西洋式で悪くないのであるが、ベビメタの3人、わけても水野由結氏の可愛さ、kawaiiness、cuteness は、西洋の男子の皆さんを本当の本気にさせてしまうに十二分以上のパワーを持っている。

もし僕が水野さんを目の前にしたら、卒倒〜失神するのがオチであろうが、異人さんたちはオモテにウラに、本気で口説く可能性が決して否定できないのである。

これは特にアーティストの男子に限らず、例えばスタッフさんとかメイトさんとか、とにかく異人さんたちは良くも悪くもフレンドリィかつオープンなのである。

「んなこたぁ、心配する必要ねえべ。んだって、ベビメタサイドのマネジャーとかコバとか、その他諸々いるだろうし」

そう願いたい。
そう信じたい。
そう念じたい。

しかし。

例えばである。

バックステージかどこかで。
水野さんがどこかの男子と2人きりになった瞬間。
その男子、すなわち青い目と金髪も麗しき異人さんと、水野さんが、瞬間的にせよ、2人きりになったとき。
カタコトの日本語で。
「ユイ、愛してマス」なんて甘い声でささやかれたら。

水野さんとて、究極的には生身の人間である。
生身の女子である。

そして、もはやお年頃。
スウィート・シックスティーン(sweet sixteen)なのである。

心が揺れることだって十分にあろう。

先述のとおり、水野由結氏の kawaiiness は異人さんをして本気も本気、超本気モードに入らせるに十分な力を持っている。

異人さんたちを絡め取り情熱的にしてしまうに、十分余りある cuteness なのである。

たとえ写真だけで見たとしても、水野さんの可愛さの破壊力は那由多レベルを軽く凌駕している。
ある意味、水野さんのキュウトネスは大変に危険でもあるのだ。

その破壊力にドライヴされた異人さんたちの情熱を持って、さらにはニッポン男児にはないマイルドな雰囲気で水野さんが口説かれたりしたら……。
さすがの水野さんでも、イチコロなんてことだってあるやもしれぬ。

ぬ〜。

そういえば思い出した。
「日本では町なかで声をかけられることはほとんどないんですけど、海外だとしょっちゅう声をかけられるんですぅ〜」

ベビメタの姐さんたちが、確か、こんなことを言っていたような記憶がある。
水野さんもまんざらでもなかったような気がする。
てか、ニコニコと何だか嬉しそうだったような気もする。

ヤバす。

オンステージ、オフステージの別を問わず、可愛さと美しさとが今やほとんど常に暴発状態の上、イノセントでピュアな水野さんのキャラクターである。

異人さんから情熱的に甘い言葉をささやかれたりしたら、よろっとなってしまい兼ねない危うさを、僕は大いに認識する。
胸キュン〜コロリのリスクには、おっさん、かなりナーヴァスにならざるを得ないのである。

ひとつのビジネス・プロポジションとして、以下を提案したい。
「僕を、海外における水野さん専属のセキュリティガードに雇うこと」
→問題のソリューションとしては、これよりベターなものがありましょうか? (ね〜べ?)
→運営様。


もちろん、カネくれなんてゆ〜ヤボ、江戸っ子言ワナイネ!
世界中どっこでも手弁当、OKヨ!

嗚呼、何て太っ腹なの。
ス・テ・キ。

水野さんにおいては、青い目の異人さんにポッとなるのではなく、男気溢れる、まさに男の中の男である僕にこそポッとなってほしいものである。

とまれ。
改めて。

拝啓 水野 由結 様

誕生日おめでとうございます。
Sweet sixteen おめでとうございます。
心よりお喜び申し上げます!
今後ますますのご活躍を祈念しております。

旅瀬 健 拝

平成27年6月20日

(※ブログの日付が変わるのは午前5時設定のため、このポストの日付は19日になっております。しかしながら、暦の上では、今現在、すでに6月20日、午前1時ちょっと前となっております。FYI)

追伸。のような、単なる独り言。もしくはその逆。
水野さんにおかれましては、くれぐれも異人さんに胸キュン〜コロリなどございませんよう、忠心より、切に切に願っております。