されどロックな日々 - ANNEX

「されどロックな日々」、別館 (ANNEX) でございます (^^)

レッドツェッペリン『祭典の日』 Led Zeppelin "Celebration Day" @バルト9 Wald 9

ふだん、CDやAFNやFM番組などで聴きなれているツェッペリンの音楽を、そのツェッペリン自身がプレイしている音で聴くのは、そして、映像とはいえ動くメンバー(笑)を見るのは感動ものであった。

それにしてもジミー・ペイジさん、ギター下手すぎ、勘弁して(苦笑)。 
とはいえ、レスポールがあれほど似合う人はいない。
それに一時代を築いたハードロックバンドのギタリストだけあって、堂々たる貫録とオーラは十二分すぎるほど。ロック史上、確実に5本の指に入るギタリストである。
敬礼。

ロバート・プラントは、かなりおっさん化してはいたが、張りのある声は昔のまま。
かなり長い時間であったろうライブで、全曲歌いきったその体力はすごい。
さすがである。
敬礼。

JPとRPの2人がロックスター的存在なら、ジョン・ポール・ジョーンズは実に実直、生粋の音楽職人って感じ。黙々とベースを弾いてバンドのボトムを支え、キーボードでもカギとなるリフやフレーズをきっちり弾きこなす。ちょっと見せた笑顔がとても良かった。
あまり目立つメンバーではないが、サウンドメイキングにおいては極めて重要な役割を果たしていることが良くわかった。
敬礼。

ジェイソン・ボーナムは思ったよりも大人というか、実に男臭い男というイメージ。
ドラマーたるもの、やはり男の中の男でないと……(笑)。
当然ながらそのドラミングはパワフルだし、歌もしっかり歌える存在で、RPとのハーモニーなど、しっかりキメていたのが印象的。
敬礼。

映画とはいえ、実に素晴らしいギグであった。

ちょっと心残りなのは「移民の歌」をやってくれなかったことかなあ。

それにしても、ああいう作品を、映画館の大画面で大音量のもとに鑑賞できたのは良かった。
DVDやブルーレイでも11月下旬にはマーケットに出るとのこと、ワタシとしてはもちろんBRで買うつもり。
楽しみである。