されどロックな日々 - ANNEX

「されどロックな日々」、別館 (ANNEX) でございます (^^)

自分的、その後の BABYMETAL


自分がここまでハマるとは思ってもみなかった。
他でもない、BABYMETAL のことである。

去年ちょっと噂を聞いて YouTube を見たときには特に興味もわかず平和なもんだった。
それが今年の2月、ギミチョコの動画を見てから気になり始めた。

2月下旬から3月上旬にかけて、ちょうどストーンズの来日で盛り上がっていたころ、Twitterのタイムライン上で目立っていたのが、ベビメタ武道館公演関連のツイートだった。

それでも、まだあの頃は冷静だったと思う。

ベビーメタルってそんなにすごいんだ……。
こっちがストーンズで大盛り上がり大会やってんのに、ベビメタもずいぶん派手なんだな〜、みたいな。

そんな程度。
しかしである。

確定申告でクソ忙しかった3月中旬あたりから状況が急変する。
とにかく YouTube の中で動き回るベビメタが魅力的すぎた。

それからはあっという間だった。
一気に加速度的にのめり込んで行ったわけで。

もう確定申告なんかブン投げて動画見まくってたから。
同時に、CDやDVDはもちろん、雑誌の「ヘドバン」とかバックナンバーを含めて色々と買い込み。
ネットにあふれる画像、映像、文章は片っ端からチェックして行った。
事実上ファンクラブと同じ機能を持つアポカリプス・ウェブにはもちろん加入、6月になってからやっと念願のライブ観戦 @ O-EAST を実現させた。

目の前、ほんの10メートルぐらいのところで息をし、動き回り、歌を歌い、踊り倒しながら汗をまき散らしているベビメタの3人は YouTube の1億倍以上は魅力的だった。
ライブを見れば、自分のベビメタ熱も少しは冷めて落ち着くと思っていた。
甘かった。

7月の第1週はほとんど毎日が祭り状態。
パリ、ケルン、ネブワース、ロンドンと、次々にヨーロッパから最新の動画、画像、レヴューが届き、それらでPCがあふれ返り、毎晩、狂喜乱舞。

Yui & Moa による、Legend Y & M でのスペシャルなヘドバンはコレクターズアイテム決定。
Su による紅月にはほとんど神懸かりな力が随伴していた。

日本のサイトだけでは飽きたらず、Facebook で海外のメイトさんたちの中に紛れ込み、なるべく最新の情報を得られるように努めた。
毎日が超寝不足状態。
でも、気分は高揚したまま。

祭りの仕上げは、7日深夜〜8日早朝のライブ・ビューイングZepp Tokyo from The Forum in London .

静まりかえる深夜の東京テレポート駅に、黒いTシャツの軍団が続々と集結するシーンは圧巻だったし、快感でもあったw

Zepp Tokyo に到着すると同時にグッズ購入の列に加わる。
地元のコンビニで買い込んだ菓子パンを頬ばり、缶コーヒーをすすりながら、待つこと約1時間。
目当てのTシャツ、ハンドタオル、リストバンドを無事ゲットし、ほどなくしてゲートオープン@午前2時。

BABYMETAL、レジェンドZのビデオが大スクリーンに映し出される中、Babybones のパフォーマンスもあったりして、嫌が応にも気分が盛り上がる。

ほぼ定刻どおりに始まったロンドンのライヴは、今さら僕が何を言うまでもなく、圧倒的な破壊力で最初から最後まで突き進んで行った。

終わってからは、まぶしく意地悪な朝日に照らされながら帰宅。
家で軽〜く仮眠してから仕事に出かけようと思っていたのだけれども、コーフンまったく冷めやらずで全然眠れず、そのままお仕事。

夜は夜で新宿ピカデリーへ。
開場 19:20、開演 19:30 という、恐ろしく短いインターバルのせいか、ロビーが黒Tシャツの軍団で溢れ返るという快挙w

Zepp にもいたけど、何人かカタカナのロゴが入ったTシャツを着ていた人が見られた。
あれすごくカッコ良い。
飾り文字のアルファベットロゴも良いけれど、今後はもっとカタカナのTシャツも出してほしい。

Zepp Tokyo と The Forum でしか買えなかったTシャツを着ている人もかなりいた。
早朝〜夜とダブルヘッダーでベビメタを楽しもうという人たちである。
何気に感動。
そして一方的に親近感を抱いていた僕w

早朝バージョンのライブ映像と、夜バージョンのディレイ映像とでは、編集の有無でちょっとした変更はあったかもしれないけれど、基本的に同じ映像だったはず。
同じとはいえ、夜見た映像には、早朝とは異なるテイストがあって、いちいち感動していた。

YouTube でもそうだけれども、要するにベビメタは同じマテリアルを何回見ても飽きないのである。
ええ、何回見ても、です。

祭りのあとの寂しさは格別というけれど、1週間の祭りのあとの喪失感の中、今は21日の O-EAST を指折り数えている毎日。

救いはヨーロッパで撮影された動画や画像の数々。

いわゆるファンカムによるものがほとんどだから、そのクオリティは決して高くない。
てか、荒っぽい仕上がりのものが大多数ではある。

でも、ステージ上の3人が惜しげもなく放出するエネルギーは、かえって荒々しい映像や画像からのほうがより多く伝わってくるような気がする。
元気、たくさんもらいました。
ありがとうございます。

それにしてもである。
7月21日まで、まだあと10日もある。
拷問だよ、ったく。