されどロックな日々 - ANNEX

「されどロックな日々」、別館 (ANNEX) でございます (^^)

BABYMETAL 〜 その殺人的魅力wを考える。その1

掲題について、主として 9/13-14 幕張2daysを回顧しつつ、考えてみたりした。

公演直後の興奮冷めやらぬとき、フェイスブック投稿用に英文でレヴューを書いたりもしたのだけれど、あれはあれでとっておくとして……。

今回は単なるレヴューではなく、BABYMETAL の、もはや殺人的ともいえる魅力を包括的に考えた、私的感想文というか(?)w

やはり日本語で書くと色々加筆し長くなりそうなので、今回はとりあえず“その1”ということで、目次wの中の「1.BABYMETAL が止まらない」を……。

(Note: 写真は公式から)







【もくじ】(みたいなもの)

1. BABYMETAL が止まらない
2. 開演前
3. BABYMETAL たち
(1) Su
(2) Moa
(3) Yui
4.神バンド
5.MOSH’SH
6.グッズ
7.来賓の皆様
8.諸々のこと
9.BABYMETAL の向かう先
10.BABYMETAL がやめられない



*************


1.BABYMETAL が止まらない 〜 WHO CAN STOP BABYMETAL ?

やだ、ドキドキ止まらない。
じゃなかった。
BABYMETAL が止まらない。

向かうところ敵なしという言葉がある。
ベビメタがそれだ。
とにかく今やノリにノッている。
波に乗った奴らは怖い。
限界なんて関係ないから怖い。
怖いものなしだから怖い。

何でもできてしまうのだから当然だ。
誰もあの女子3人、Su、Yui、Moaの勢いを止められない。
ヘヴィメタルにキュートネスをブレンドするという絶妙さには、誰もがあらがえないのである。


BABYMETAL の魅力とは何か?

楽曲がイイ。
歌詞が良い。
歌が上手い。
演奏が神がかっている。
3人が完璧にシンクロしたダンスが凄すぎる。
キュートなのにワイルドな動きがたまらない。
コスチュームが抜群に可愛い。
メイクが素敵。
赤いリボンがチャーミング。
肌がするするのスベスベ。
仔馬の尻尾のように、はらはらと動く髪の毛にじゃれたくなる。
ほっぺたを突っつきたくなる。
クリクリと良く動く目が、いつも輝度120%で輝いている。
脚が綺麗。

いろいろある。
ありすぎる。
あれもこれもそれもだ。
全部だ。
無限すぎる。

でも。

究極的には Su、Yui、Moa、この3人が女子として、とてつもなく魅力的すぎるということに尽きる。

それはすでに殺人的ですらある。

Kawaiiness explodes.

伝説の黒髪を華麗に乱し、自らの持つ可愛さをヘヴィメタルで華麗に包み込み武装した3人の前では、男女の別を問わず人々はあまりに無力なのであった。

さらに。

可愛いというのは外見だけを指すものではない。
内面的な可愛さがあってこそ、外面的な可愛さが増幅され生きてくるのであって、ベビメタの3人が、いわゆる“アイドル”たちと一線を画するのはまさにそこなのである。
とすると、単に女子としてのみならず、人間としても十二分に魅力的ということになる。

では、彼女たちの内面的魅力とは何か?
長くなりそうなので、詳細後日w

ワールドツアーファイナルである日本公演、幕張メッセのステージ上は、その3人の内面からほとばしり出る可愛さで満ち溢れ、会場全体、1日当たり8千5百人、2日間で総勢1万7千人を魅了していた。

いや。

「魅了していた」などという生易しいものではない。

「可愛さでブチ殺し、隷従させていた」

こう言ったほうがより正確かもしれない。
BABYMETAL のメタルレジスタンスは本物だった。


この女子3人組、日本はもちろん、世界各地を次々と陥落させている。

何せイギリスはネブワースのソニスフィアである。
カナダのヘヴィモントリオールである。
海外のドルヲタはもちろん、正真正銘のメタルヘッズまでが集うフェスで、数万人の聴衆を前に堂々のパフォーマンスを展開し、ファンを一気に増やした女子たちは自信に満ち溢れ、その笑みは神々しくさえあった。

仏。
独。
英。
米。
加。

幕張公演は、海外公演を超ド級の大成功のうちに終わらせ、無事帰国した3人を迎える、儀式のようなものであった。

さながら女王が姫2人と共に凱旋門をくぐる儀式である。
群衆は熱狂と敬意とを持って3人を出迎えた。

女王と姫たちは至高の笑みでそれに応えた。
決して大げさではなく、文字通り、3人は光り輝いていた。

僕は感動した。
初日、Aブロックのフロントエリア。
極度の圧縮と薄い酸素の中、周囲の連中の汗と吐息と体温と雄叫びにもみくちゃにされながら、不覚にも僕は泣きそうになった。

そういえば、その初日の公演後。
幕張の居酒屋でビールを飲んだ。
一緒にいた連中と話でもしながら、自分を落ち着かせようとしたが、無理だった。
とにかく気分が高揚して治まらない。
いや、話せば話すほどライブ中の感動が蘇ってきた。
自分を鎮める予定が、逆にハイになるばかりというテイタラク

それは家に帰ってからも変わらず。
シャワーを浴びてビール飲んでゆっくり眠ろうと思った。
甘かった。
朝7時過ぎまで起きていた。
2日目はグッズ購入のため、昼前までには幕張メッセに行かなくてはならないというのに。

(以下、続く)