されどロックな日々 - ANNEX

「されどロックな日々」、別館 (ANNEX) でございます (^^)

ウクレレ

平成27年正月。

ウクレレを買った。
初めて買った。
入門用ってことでとにかく安いのを……とは思った。
でも「Made in Japan」には一応こだわってみた。

しかし、ウクレレである。
思ったよりもかなり難儀な相手である。

何しろ、一番手前にある弦、ギターなら最も低音が出るはずの4弦がかなり細い。
チューニングでは、1弦の次に高い音が出るように合わせる。
知らんかった。

それにしてもややこしい。
ブルースっぽい曲で、低音弦を生かしたリズミカルな曲ができない。
いや、少なくともやりにくい。
好みの分数コードができない。
いや、かなりやりにくい。
ギターならDのコードが出るフォーメーションで、Gのコードが鳴る。
やめてほしい。

要するに。
ギターとは違うのである。
ウクレレウクレレである。
ギターではない。
アタマではわかっているのだが、それを改めて身体に叩き込む必要がある。

しかしやはり……。
ギターならこうするのに。
ギターならもっとラクなのに。
ギターならもっと渋い音が出るのに。
つい、思ってしまう。

駄目だ。

根本的なイシュウとして、発想の転換というか、パラダイムシフトというか、とりあえずはそういうものが必要なのである。

エレキとアコギを問わず、長年ギターを弾いて来たんだから、ウクレレなんて一瞬で弾けるようになる。
そうタカをくくっていた。

どうやらそれは間違っていたようだ。

ウクレレの道は長そうだ。