汁粉に塩 〜 写真における並び 〜 YUNIKA VISION
◇ ライヴ、名称のこと
「コルセット祭り」
「キツネ祭り」
「天下一メタル武道会」
「新春キツネ祭り」
「巨大天下一メタル武道会」
あえて BABYMETAL という名前とは完全に切り離した上で。
これら名称を改めてながめてみる。
とりあえず“メタル”という言葉はさておき。
コルセット祭り。
キツネ祭り。
武道会。
僕の頭に思い浮かぶのは年配の人たち。
わけても男性、つまりはおっさんたちである。
地元の老人会とか。
何と言っても“コルセット”だし。
キツネ祭りだし。
武道会なわけだし。
とてもじゃないが、ティーンエージャーの女子グループのライヴの名称とは思えないのであるw
典型的な女子グループなら、例えば:
「愛」
「LOVE」
「友情」
「希望」
「光」
「幸せ」
「HAPPY」
「sugar」
とか、まあ、こんな感じの言葉が並ぶのが常であろう。
しかるに。
「コルセット」
「祭り」
「キツネ」
「武道」
なのである。
渋いのである。
渋すぎるのである。
だが。
これらの言葉を、ひとたび BABYMETAL というグループと組み合わせると、しっくり来るようになる。
いや、しっくり来るどころではない。
不思議なことに。
逆に女子たちの可愛さが強調される気配すらある。
可愛い言葉、ファンシーな言葉で可愛さを演出するのではなく。
あえておっさん臭い言葉を使うことによって、逆に可愛さが際立つ、みたいな。
汁粉に塩
= キュウトな女子たちにおっさん言葉。
スウィートさが際立つのである。
そういえば。
『ヘドバンギャ』の「バンバン、ババン」は。
昭和時代のスター的コメディアングループ、ドリフターズの「ババンバ、バンバンバン」へのオマージュという話をメイトさんから聞いたことがある。
ベビメタさんは何を取っても、どこを取っても、とにかく本当にユニークなグループであらせられる。
ベビメタの3人(S、Y、M)と誰かとが写真に写る場合なのだが。
例えば、それが [X] さんという人だとする。
並びとしては、[X] さんが後ろに立ち、3人が前に立つということもあるようだが。
ほとんどの場合:
M/[X]/S/Y
もしくは
Y/S/[X]/M
みたいに並んでいるような気がする。
そういうケースが非常に多いというか。
つまり、Yサンは必ずSサンの隣に位置し、[X] さんの隣になることは無い。
もしくは無きに等しい。
記憶にある限り、あるいは少なくとも僕が目にした写真ではそうなっているケースばかりである。
もしかして。
Yサンは人見知りなのであろうか。
それとも慣習的にたまたまそうなっているだけなのであろうか。
◇ YUNIKA VISION
今週水曜、5月20日にユニカビジョンを見た。
19時には間に合わず、ちょっと遅れてしまったのだけれども、メギツネからはずっと見ることができた。
結構、人多かった。
メイトさんと思しき人たちもいたりして、静かながらもしっかり盛り上がっていたのであった。
そのあと、小滝橋通り沿いのカラ館に行った。
アカツキを歌ってみた。
上手く歌えなかった。
すうに申し訳なかった。
練習しよう。
そうしよう。