されどロックな日々 - ANNEX

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浅香唯『C-Girl』 ~ Bメロが聴かせる曲は間違いなく名曲なのだ

どんな楽曲でも、共通だと思うのであるが。

曲の展開において、最も重きを置かれるのはサビ(chorus)なわけで。


その次に重要なのが、出だしからのAメロ(verse)か。
ツカミはOKって感じで。

 

んでもって、Bメロ(bridge)というのは、サビでの盛り上がりを効果的にキメるための前哨、前フリみたいな……?
どちらかというと、Bメロというのは裏方さんというか、縁の下の力持ち的な立ち位置にいるような気がする。
A-B-C のラインにおいて、何とな~く地味なポジションにあるというか。

 

しかしである。
やはり名曲といわれる作品には、Bメロが素晴らしいものが少なくない。
てか、多い。
Bメロがイイ曲は名曲である!と言い切ってしまっても良いw

 

で。
浅香唯の『C-Girl』である。
実に見事な展開なのである。
Bメロがさりげなく転調していて、歌詞も何気なく視点をずらしてあったりする。
で、サビに入ると元のキーに戻り、一気にテーマになだれ込み、ブリ盛り上がるという趣向。

 

上手いな~。

 

とはいえ。

楽曲が良いだけではヒットしない。

この曲がヒットしたのは、最終的にはやはり浅香唯という類稀なる才能を持ったアイドルによって歌われたところも大きいと思う。

コワモテ風間三姉妹スケバン刑事の末妹はダテじゃないっす。

 

しかし。

それでもなお。

この曲がヒットした要因の一つとして、楽曲の凄さも大きく寄与していたと考える。

まさに匠による名作なのである。

 

ところで、そうだ。

転調が絶妙と言えば、やはりTK氏などもしかりで、かつてのヒット曲にはかなり取り入れられていたような記憶。
あくまでもさりげなく。
何気なく。
淀みなく。

 

僕自身も作詞とか作曲の真似事をしている関係上、時には転調なんかも取り入れたりするのだけれども、ブリッジで使うのがせいぜいで、曲中にさりげな~く埋め込む匠の技にまではまだまだ至っていないという状況。
近々挑んでみようかと……。
思ったりもしている。
ような気がする。
時期未詳w
2B decided ...

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